王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

琴光喜 相撲賭博を認める

2010-06-15 13:11:35 | スポーツ
賭博65人、処罰対象者大量の可能性も(日刊スポーツ) - goo ニュース

先週末から日本相撲協会の周辺が慌しくなっています。
-力士が大勢野球賭博をやっていた事を上申(自ら幹部に申し出)した。
-木瀬親方は3年前までヤクザと付き合いがあった。
-琴光喜が野球賭博に関与を認めた。
等など。

特に先月末にも触れた琴光喜の扱いが大きい様に思えます。
老妻曰く:サッカー日本チームの活躍でTVニュースの扱いが小さいわ!
そうだよね。本田選手の活躍が無ければ大スキャンダルが映像や活字で流れたろう。

さて話は日本相撲協会の中では収まらず文科省川端大臣まで出てくる騒ぎだ。
この大臣も政治資金報告書の件できな臭い話もあり日本相撲協会の「野球賭博」や「ヤクザ」との関係を捌けるのであろうか?
これまで爺は遠慮がちに「日本の伝統文化を守る組織として文科省が関わる財団法人」にしておくより「日本相撲興行協会」としてプロレスやボクシング等と同じ扱いで良いのでないかと語ってきました。
いよいよそんな体たらくの日本相撲協会に見えます。
「ヤクザ」と「協会」の癒着はどんなものか何か見えてきますかね。
昔、美空ひばりさんが「そんなにヤクザ=弟と付き合いがいけないならNHKの紅白に出ない」と言って出なかった時期が有ったと思います。
武蔵川理事長も「そんなにヤクザと付き合いがいけないならTVの放映しないで結構です」位言ってみたらどうでしょう?
相撲解説者などは「古い体質がーー」なんて気の抜けたコメントに終始しています。
この際、日本相撲興行に衣替えして野生に戻りましょうよ。


日刊スポーツ:
日本相撲協会は14日、力士、親方ら65人が賭博にかかわっていたと発表した。「上申書」と称した実態調査を行い、29人が野球賭博、36人が花札など他の賭博を経験したことが判明。野球賭博にかかわったと5月20日発売の週刊新潮に報じられ、否認していた大関琴光喜(34=佐渡ケ嶽)も、一転して自己申告した。協会は賭博行為に関与した計65人の資料を警視庁に提供。15日に緊急理事会を開くが、処分は捜査結果が出た後に科すことを決めた。

 違法と判断されかねない賭博行為に、65人もの相撲関係者がかかわっていた。陸奥広報部長(元大関霧島)は、29人が野球賭博、36人が花札などの賭博行為に過去5年以内に関与していたとの調査結果を公表した。上申書は、11日にファクスなどで全51部屋に配布され、14日が提出期限とされた。しかし、海外出張中などの関係者からは回収しきれていないため、数字はさらに増える可能性がある。

 人数以外は公表されず、協会員の力士、親方、行司や床山などの内訳も明かされなかった。ただその中に琴光喜が含まれていたことは判明した。上申書には、賭博の時期、1回の賭け金などの質問事項もあったが、それも非公表とされた。八角広報副部長(元横綱北勝海)は「警視庁に通報して、それ以上は公表できないと、強く言われました」と説明。警視庁に、賭博関与者の名前などを記した資料を提供し、賭博へのかかわり度合いなど詳細の取り調べは、警察にゆだねることに決めた。

 当初、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は、14日までに自己申告した件は、協会内で厳重注意にとどめる方針を示していた。しかし、この「大甘処分」に批判が集まり、警察にげたを預ける形に発展した。陸奥部長は「警察の処分が出ないと分からない。こっちでは判断できない」とし、15日の理事会でも処分は検討せず、琴光喜ら当事者を呼ばない予定だ。

 今後の警察の捜査次第だが、処罰の対象者が大量になる可能性がある。賭博罪の場合、賭け金が多額で、常習性があると3年以下の懲役を科される。これを受けて、協会側が処分を科すが、琴光喜の場合は、吉野外部監事が「理事長が前回の理事会で念を押した。それが加味されるのではないか」と指摘するなど、処分は重くなると予想される。

 名古屋場所(7月11日、愛知県体育館)まで、あと1カ月弱。陸奥部長は「大変なことですよね。ウミを全部出して、これから一切かかわらないように、もう1回やっていきたい」と話した。不祥事発覚の連鎖は止まらず、相撲界はかつてない事態に追い詰められた。(引用終り)

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