王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

13日 米国務長官「使える資金全て使う」 ウクライナ支援、政権交代までに

2024-11-15 07:12:58 | 米国(バイデン)関連
13日(現地時間)ブリンケン国務長官がブリュッセルで行われたNATO理事会に出席した後の記者j会見で:
「ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援について、来年1月の米政権交代までに「バイデン政権は使える資金の全てを使う」と語ったと報じられました。
同日米本国ではここをクリック⇒「バイデン大統領とトランプ次期大統領が「スムースな政権移行」の握手が流れました。
この場面とブリンケン国務長官の発言を合わせ考えと:
「トランプ次期政権はウクライナを積極支援しないから、バイデン政権の内に使える資金を全て使う」との意思表明に見えました。
ゼレンスキー大統領としては「クルクス州に北朝鮮の兵士1万人余を入れた5万のロシア軍をできれば壊滅的損害を与えたい」剣が峰でしょうから微妙なタイミングですね!!
英国では元首相のジョンソン氏が「米国が支援しないなら英国が軍を送っても」とのニュースをチラッと見ました。実際そんな力が英国にあるのか? と思うような発言を指定ます。もう政権は労働党に交代しているのですがね??
何とも微妙な発言です。


写真:北大西洋条約機構(NATO)本部で記者団の取材に応じるブリンケン米国務長官=ブリュッセルで2024年11月13日、ロイター 

毎日新聞:
ブリンケン米国務長官は13日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で記者団の取材に応じ、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援について、来年1月の米政権交代までに「バイデン政権は使える資金の全てを使う」と語った。北朝鮮による対露支援の派兵に関しては「戦況に応じ、ウクライナに必要なものを支援する」と述べた。
 ブリンケン氏はNATOの意思決定機関である北大西洋理事会に出席するため現地を訪問した。
 NATO加盟国の間では、ウクライナ支援や欧州との防衛協力に消極的なトランプ前米大統領が再選されたことへの懸念がある。特にウクライナに関して、戦況悪化や、トランプ氏主導でロシアに有利な条件での和平交渉が開始されることが憂慮されている。
こうした点を踏まえて、ブリンケン氏は「私たち(NATO加盟国)が協力しているのは、来年に向けて、ウクライナの立場を可能な限り強めることだ」と述べ、対空兵器の供与など米国として最大限の支援を約束した。同時に、欧州のNATO加盟国や日本など「約50カ国のウクライナ支援国が支援を拡大することが重要になる」と訴えた。
 北朝鮮の派兵問題については、見返りとして懸念されるロシアから北朝鮮へのミサイル技術の供与が、欧州だけでなくアジア太平洋地域の脅威になるとの見方に言及。韓国や日本などパートナー国との協力強化を訴えた。ウクライナに対しては、戦況に応じて最大限の支援をすると述べた。
 NATO加盟国の間では、トランプ次期政権の発足で核兵器大国である米国の関与が低下し、NATOの核抑止力が大きく低下する懸念も出ている。
 ブリンケン氏は「戦争を防ぐ最良の方法は抑止力だ。私たちはこの並外れた同盟に投資し続けなければならない」と述べ、一部加盟国への攻撃をNATO全体への攻撃とみなして集団で防衛することを定めた北大西洋条約第5条の重要性を強調した。【ブリュッセル宮川裕章】
(引用終わり)
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