数日前に三井物産が令和3月期の連結決算で1兆円を超える最終利益と景気の良い話を見つけました。追って三菱商事伊藤忠商事なども出るだろうと思い待つていました。
この記事にある様に9日大手総合商社7社の令和5年3月期の連結決算が出揃ったそうです。
上に表示しましたが念のためここに再掲しておきます。
大手7社中、6社が過去最高の最終利益を上げ、三菱商事は1兆1千800億円、三井物産は1兆1千300億円と商社で初の1兆円超えを達成しています。円安が続き商社の利益に役立ったのに派複雑な思いが有りますが、まあ増収減益の多い企業の多い中では良しとしないといけないでしょうね。
来季(6年3月期)は各社とも資源価格の下落を見込んで、減収減益の様です。まあ頑張って下さい!
写真:大手総合商社7社の最終利益
産経新聞:
大手総合商社7社の令和5年3月期連結決算が9日、出そろった。ロシアのウクライナ侵略などによるエネルギー・資源価格の高騰、円安が収益を押し上げ、最終利益は三菱商事と三井物産が商社で初めて1兆円の大台に乗せ、伊藤忠商事を除く6社が2年連続で過去最高を更新した。6年3月期は資源価格が下落するとみて、7社そろって減益を予想している。 三菱商事が9日発表した5年3月期の最終利益は前期比25・9%増の1兆1806億円で、2日発表した三井物産の1兆1306億円(23・6%増)を約500億円上回り、2年連続で商社トップを堅持した。 伊藤忠商事は同2・4%減の8005億円となったが、石井敬太社長は「前の期に一過性収益があった反動で減益だったが、2年連続で8千億円を超えた」と好決算を強調した。 各社は好業績を受け自社株買いや増配を柱とする株主還元策も打ち出し、三菱商事の中西勝也社長は「好業績に浮かれず、企業価値の向上に努めていく」と話した。 6年3月期については、「ロシアのウクライナ侵攻の長期化、欧米の利上げなど楽観はできない」(伊藤忠の石井社長)と世界景気の動向を慎重に見ており、エネルギーや資源の市況下落により7社そろって減益を予想している。三菱商事は9200億円、三井物産が8800億円と1兆円を下回る見通しだ。 各社は「資源やエネルギー以外の分野が稼ぐ力をつけている」とし、DX(デジタルトランスフォーメーション)など新たな成長分野への投資を拡大する計画だ。
(引用終わり)
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