今朝早朝閉まったNY市場のダウ平均が683ドル高・ナスダック総合は464ポイントと共に揃って値を上げました。「8日に発表された米国の失業保険の新規申請件数が市場予想を下回り、米国の雇用環境が急速に悪化しているとの懸念が和らいだ」とコメントされています。
読売新聞オンライン:
8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比683・04ドル高の3万9446・49ドルだった。米国景気への懸念が和らぎ、一時700ドル超上昇した。
8日に発表された米国の失業保険の新規申請件数が市場予想を下回り、米国の雇用環境が急速に悪化しているとの懸念が和らいだ。半導体大手インテルやIT大手セールスフォースなどの銘柄が値上がりした。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は464・21ポイント高の1万6660・02だった。半導体大手エヌビディアやSNS大手メタ(旧フェイスブック)などの銘柄が買われた。
米国の株式市場は、2日に発表された米国の雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことをきっかけに急落し、日本を含む世界的な株安につながった。今回の失業保険の発表が、市場が安定を取り戻す契機になるとの見方も出ている。(ニューヨーク支局 小林泰裕)
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