王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

6日 全国各地で給食ストップのホーユー、事業停止状態…学校側は弁当手配や仕入れで調理

2023-09-07 08:56:46 | ビジネス
昨日6日夕刻TVニュースを見ていたら「静岡県知事さんが出て、県立校に給食が配られなくなって困った」と語る画像が出ました。それは困るよなと同感しましたが、その次はどこの会社? と思いました。「広島の会社だ」と知事さんが答えたのを聞き、「地元にだって配食の会社位あるだろうに! 何で広島かよ?」?と不思議に思いました。
その後少し時間が経つと全国で同様の会社による「給食或いは配食更には委託運営のレストランの閉鎖」等が1日から始まっていて、広島本店のホーユー による事態だと判ってきました。
「関係者の話だと”食材の相次ぐ値上げでいくらやっても赤字になるばかり”と社長が言っていた」そうです。
早速ホーユーをググってみてHPを見つけました。HPには社長を始め会社の人物像は一切出てない不思議なものです。
そのHPの会社概要は以下の様です。

社 名株式会社ホーユー
所在地本社 〒730-0843 広島市中区舟入本町17番1号
TEL 082-577-0035 FAX 082-532-6162 E-mail info@hoyu-food.com
設立年月平成6年7月
資本金10,000,000円
代表者代表取締役 山浦 芳樹
従業員数586名(正社員78名 パート従業員508名 ※2020年4月1日現在)
事業内容官公庁および学校の食堂の企画・運営、研修施設および寮への食事提供、売店の企画・運営、自動販売機の保守管理、レストランの企画・運営、寮の管理業務


追って詳細が判明するでしょうが、資本金の割に業務範囲が広く資金繰りには窮屈そうに見えます。
各地の学校関係、自衛隊・警察迄給食や配食の委託契約をしていますから、学生や隊員は被害者ですが「見積もりを取って安いところに委託をする」という安易な決定をしている部署が有りそうです。
一般論の、ここ1年余りの物価高は庶民も同様です。
その環境下で、安さ以外に遠隔地の業者を選んだごく当たり前の判断が何によるものなのか? 知りたいものです。
それと社長は出てきて顔を見せた上、倒産に至る経過と謝罪をしなければいけません

写真:給食のイメージ

読売新聞オンライン:
全国で学校給食などを提供する食堂運営会社「ホーユー」(広島市中区)が今月1日から、事業停止状態に陥っていることがわかった。同社の山浦芳樹社長が明らかにした。物価と人件費の高騰で経営が行き詰まったためで、契約する約150施設のおよそ半数で食事の提供を取りやめている。
 同社ホームページなどによると、ホーユーは1994年設立。本社を置く広島のほか、九州から東北まで22都府県で学校や官公庁などに給食を提供したり、食堂を運営したりしていた。
 読売新聞の取材では、9月1日以降、少なくとも広島、大阪、京都、静岡など各府県の高校や特別支援学校、島根、香川、徳島各県の警察学校で食事の提供が滞っている。
(引用終わり)
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