八百長相撲 関与で２３人処分

八百長関与で２３人処分＝幕内徳瀬川らに引退勧告―相撲協会(時事通信) - goo ニュース

先月末あたりから「八百長問題で処分」が決まる。だいぶ厳しいようで「一部親方によるクーデター」もなんて話が夕刊紙に出ていました。

昨日１日日本相撲協会が臨時理事会を開き八百長相撲に関与した２３人の処分を決めたと報じられました。
引退勧告とはどういうものでしょうかね？
民間会社で言えば「依願退職をしたらどうかね？」でしょうか。直ぐ「退職願」を出せば退職金が出る？！
谷川親方、徳瀬川ら幕内６人、将司ら十両８人そして保志光ら幕下５人で２０人
出場停止２年は３人　これは出勤停止でしょうね。給料が入らないのも辛いけれど体を使う力士が２年も土俵を踏まなければ力は出ませんよね。
まあ協会に籍だけ残るだけ幸せ？何ですかね。籍が残ると去るより軽い処分とは何なのか良く判りません。
最後に北の海、九重、陸奥の３親方は監督責任を問われ理事辞任。
取締役を下ろされたのですから部屋の発言権が低下しますよね。

思いやりだとか人情相撲だとか「八百長相撲（金の収受やか星の貸し借り）」でない例を挙げて問題をはぐらかす関係者が大勢いた雰囲気の中では相撲協会は「特別調査委員会」の提言を受け入れたものです。

東日本大震災に加え福島原発の事故で日本中が「これまでのなあなあでは駄目でないか？」とあらゆる出来事に配る目が真剣になっているように思います。
そんな側面が多少なりとも親方衆に影響したのでしょうか？
協会一家で約１０００人とか。その一部が居なくなるのを機に組織の風通しが良くなり新しい芽が育つ事を期待しています。
それと興行で行くのか？ガチンコ勝負を見せるのか？　しっかり方針を決めないと今後の
法人資格の変更問題でもう一波乱ありそうです。
目の前の問題は「５月場所」ですかね。世の中の動きも変わり複雑になりそうです。
関係者はふんどしを締めなおして取り組んでください。


時事通信：
日本相撲協会は１日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、八百長問題の特別調査委員会（座長・伊藤滋早稲田大特命教授）から受けた提言を基に、八百長に関与した力士ら２３人の処分を決めた。幕内の徳瀬川らは理事会に呼ばれた後、引退勧告を受けたことを報道陣に明らかにした。元小結海鵬の谷川親方は退職を勧告されたという。

　また、関与した力士らの師匠の監督責任も問い、このうち北の湖親方（元横綱）は理事を辞任し、降格処分を受けたことを明らかにした。

　引退を勧告されたとしている力士は光龍、将司、境沢、旭南海、安壮富士、若天狼、霧の若、山本山。八百長の仲介役をしていたことを認めている恵那司は、２年間の出場停止を言い渡され、引退する意向を示した。（引用終わり）