王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

29日 観光船の画像公開 船体に青い文字で「KAZU1」水深約120mの海底

2022-04-30 09:22:41 | 社会
昨日29日昼過ぎ、スマホのニュース速報で知床の観光船 kazu1の船体が発見された事を知りました。
KAZU1の映像〈ネットより)

水深100メートル程との事で何とか「船体を回収して事故原因が判るのでないか?」と素人は思ったのですが、報道では「難しいのでないか」との意見が出ていました。そうかなーと思ったのですが、「難しい」の意味に2通りがある様で:その1;海流が激しく技術的に難しい その2;船体の引き上げは一義的に船主にあり、国や地方自治体が直ちに取り掛かる仕事で無い事がネック、もしそれを肩代わりするとして、この船の場合、船主が自己破産して引き上げ費用の出し手が居なくなり、加えで沈没の原因などを船体を浮上させて究明する必要が有ると判断される様な場合にあてはまらないといけない」のです。
まあ、ここをクリック⇒船主の桂田精一社長(58) が複数のホテルや店舗を持っているにしても、今回の事故に掛かる民事上の損害賠償金を考えるとそれさえも払えるかどうか危いだろうと感じています。その上船体の回収はとても無理ではないかと思います。一方今日もTVニュースショーが週間ニュースレビューの第一に船体発見と安全運航につき元海上保安庁の偉いさんや海事関連の方の意見が出ていました。救命いかだを載せたり、救命具の良いのが有る話まで出ていましたが、水温2度前後の海に出て遭難した場合、救命具で何とかなる話なのか?
「水温が低い場合は遊覧観光船は出せない」位の規制をしないと乗客の安全は守れない気がしますが、営業の自由と命を優先とどちらを大事にするか大議論をしないと決まらないでしょね。加藤登紀子さんや森繁久彌さんの「知床岬」の歌を機に自然発生的に始まった遊覧船観光業でしょうが、26人の尊い犠牲が出たのを機にみんなで考える時が来たようです。

写真:kazu1の映像(海上保安庁提供) 

NHK:
北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が遭難した事故で、通報があった「カシュニの滝」近くの海域で、海底に船体が沈んでいるのが見つかり、船体に記された文字などから、遭難した観光船と確認されました。
海上保安本部は水中カメラで撮影された船体の画像を公開しました。 
北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が遭難した事故で、通報があった「カシュニの滝」近くの海域で、海底に船体が沈んでいるのが見つかり、船体に記された文字などから、遭難した観光船と確認されました。
海上保安本部は水中カメラで撮影された船体の画像を公開しました。 
(以下省略)
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