王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

4日 ウナギ人工種苗コスト半減、商業化に前進 水産庁、1匹1800円

2024-07-06 08:19:14 | ビジネス
うなぎの誕生は判らないことが多いようですが、南で生まれ日本近海でしらすうなぎになり、太平洋側の河川を遡上してウナギになるのに4-6年くらいかかるようです。ここ20年ほどはウナギのかば焼きも高くなったのは、ウナギの元のシラスウナギが取れなくなったのに原因の一つが会ったようです。神奈川県でも湘南から相模川にかけてしシラスウナギを季節により捕まえる人の話が出ています。念のためググると場所によるがシラス1匹2300円ほどとか!
さて【4日水産庁は4日、養殖ウナギの大量生産に向けた人工種苗の実証事業で、稚魚1匹当たりの生産コストを1800円程度まで下げることに成功した】と発表したそうです。2020年度の3700円程度から半減し、商業化に大きく前進した。ただ、現在主流の天然種苗は180~600円といい、さらなるコスト削減は必須だ。さらに技術の改良が有ればもう半値に下がると流通にも影響が有りそうですね! 来年の夏の「土用の丑の日」には国産養殖ものが手ごろに味わえるかもしれません!

写真:人工種苗のシラスウナギ

産経新聞:
水産庁は4日、養殖ウナギの大量生産に向けた人工種苗の実証事業で、稚魚1匹当たりの生産コストを1800円程度まで下げることに成功したと発表した。2020年度の3700円程度から半減し、商業化に大きく前進した。ただ、現在主流の天然種苗は180~600円といい、さらなるコスト削減は必須だ。
日本で食べるウナギのほぼ全てが、河川などで採捕した稚魚(シラスウナギ)を養殖池で育てたもの。ここ数年は供給量が不安定で、取引価格の高止まりが続く。水産庁は14年度から人工種苗の安定供給に向けた技術開発に取り組んでいる。


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