昨日24日夜、前日に予定されていた、ここをクリック⇒IOC会長バッハ氏と安倍首相による「東京五輪の延期」に関し記者会見し:
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1年程度延期したうえで「遅くても2021(令和3)年夏までに開催することで合意した」と述べました。
延期できるという東京五輪契約上の選択が無いとは言いながら、新型コロナウイルスの感染の拡大を無視できないので「昨日夜の合意はまあ、常識的に致し方ない判断」と思います。
今朝のTVのニュースショーを見ていたら、この決定にラスボスと思われるNBCが「IOC,WHOと日本政府」の決定を尊重し協力する! と言っているようですから、ここまではシナリオ通りみたいに見えます。
しかし、シナリオ通りは人間の思惑の方で、新型コロナウイルスの感染の拡大の方はウイルス次第ですから、仮に、2020年末までに世界的感染拡大(パンデミック)が収まるとして、その後の世界的経済の再建を考えるとそう容易とも思われません。
安倍首相の曰く: 安全で安心な東京五輪! はスローガン 或いは プロパガンダとしては欠かせませんが、世界のアスリートの皆さんが最高のコンディションでプレーが出来る(ように配慮した)とは、選手の選考方法などにつきいろいろ複雑な問題を残した様です。
まあ、「IOCが新型コロナウイルスの感染の拡大という現実に目を向けて、日本政府と東京五輪組織委員会と東京都もようやく本音が出せた」ところで良しとしましょう!
1年程度延期の準備をしながら、新型コロナウイルスの感染の拡大を止める手立てを強化しなければいけません。
東京都は「22日の日曜日あたりから患者数の増加を報告し、ロックダウン(都市封鎖)も有りうると小池都知事が公言」する等、もはや新型コロナウイルスの感染の拡大隠しは無用と開き直ったーーなんて与太話が出てきています。
そんな風評を吹き飛ばすべく新型コロナウイルスの感染の拡大阻止に「東京方式」と呼ばれるような画期的患者隔離体制を示して見せて下さい!
小池都知事 お久しぶりです! 貴女ですよ!!
お願いします。
写真:24日バッハ会長と電話会談後の記者会見における安倍首相
産経新聞:
安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との電話会談後、首相公邸前で記者団の取材に応じ、東京五輪・パラリンピックについて、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1年程度延期したうえで「遅くても2021(令和3)年夏までに開催することで合意した」と述べた。記者団とのやりとりは次の通り。
◇ ◇
−−東京五輪開催延期について合意は得られたか
「先ほど、森喜朗大会組織委員会会長、小池百合子東京都知事、橋本聖子五輪相の同席のもと、バッハ会長と電話会談を行った。改めて、東京五輪・パラリンピックの中止はないことをバッハ会長と確認した」
「その上で、開催国日本として、東京五輪について、現下の状況を踏まえ、世界のアスリートの皆さんが最高のコンディションでプレーができ、観客の皆さんにとって、安全で安心な大会にするため、おおむね1年程度(開催を)延期することを軸に、検討していただけないかと提案した」
「バッハ会長からは100%同意するとの答えをいただいた。そして、遅くとも2021年の夏までに東京五輪・パラリンピックを開催することで合意した。今後、人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として、完全な形で東京五輪・パラリンピックを開催するためバッハ会長と緊密に連携していくことで一致した。日本は日本として、開催国の責任をしっかりと果たしていきたい」
−−「1年程度」の理由は。競技会場(確保)の目途がたつのか
「現下の感染症の広がりの状況を見る中、年内(開催)は難しいだろうということで1年程度にした。その上で、遅くとも2021年の夏までにということで合意した。この目標の上に、しっかりと会場等の対応について調整していく」(引用終わり)
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