昨日4日午前8時47分過ぎ東京証券取引所で、大発会の式典が開かれたが、石川県能登地方を震源とする地震や羽田空港での衝突事故を受け、恒例の打鐘を見送った。
例年ですと振袖を着た娘さんが式典に参列し花を添えるのですが、能登半島地震や羽田空港での衝突事故を受け、黒服姿の男性陣が揃い、黙とう捧げて開式となりました。打鐘も見送りだそうです。出席の鈴木財務相も出番が有りませんでしたね。金に関わる縁起担ぎの色彩も有るのに残念でした。
その後、東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は「(辰(たつ)年と巳(み)年は株価が上昇する)『辰巳天井』と言われているが、登り竜のごとく力強く株価が上昇する年になることを期待している」との言葉に関わらずこの日は3日続落の結果となりました。
写真:大発会の式典に先立ち、黙とうする参加者たち=東京都中央区で2024年1月4日午前8時47分、三浦研吾撮影© 毎日新聞 提供
毎日新聞:
今年最初の取引となる大発会を迎えた4日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前年末(12月29日)の終値と比べ大幅に下落し、下げ幅は一時700円を超えた。終値は175円88銭安の3万3288円29銭だった。東京証券取引所では大発会の式典が開かれたが、石川県能登地方を震源とする地震や羽田空港での衝突事故を受け、恒例の打鐘を見送った。
日経平均株価は前年末比271円12銭安の3万3193円05銭で取引を開始した後、一時下げ幅が拡大した。米国で早期利下げ期待が後退して米株価が下落したのに加え、地震や衝突事故が企業活動に与える影響への警戒感が広がった。ただ、午後に入ると買い戻す動きが見られた。
式典に先立ち、1分間の黙とうを行った。その後、東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は「今年も昨年に引き続き堅調な相場展開を期待する声が多いと感じている。(辰(たつ)年と巳(み)年は株価が上昇する)『辰巳天井』と言われているが、登り竜のごとく力強く株価が上昇する年になることを期待している」とあいさつした。【福富智】
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