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トランプ大統領 国務長官を解任 !!

2018-03-14 07:39:26 | 米国(トランプ)関連
トランプ大統領、国務長官解任=後任にCIA長官―米朝会談前に外交新チーム


昨日13日朝(日本時間同日夜)トランプ大統領がティラーソン国務長官を解任し、後任にポんペオCIA長官を当てると発表、ホワイトハウスもこの報道をお認めました。またティラーソン国務長官が退任の挨拶をしましたから間違いのないところです。

これまでも不仲は伝えられていましたが大筋では「イラン核合意、サウジ対カタールの断行問題やロシアに対すつ対応」等で両者の切れるは避けがたい所、月初の北朝鮮との直接対話も特務長官抜きで決められた事等で嫌気がさしたのでしょうかね?!

日本から眺めると北朝鮮との対話の文脈で「対北強硬策(軍事行動)」を維持するべしとする国務長官の存在は心強いものでしたが米国国務長官の目配りはもっと広域なものだったようです。

さて当面の課題で4月末の韓北首脳会談と5月に予定される米北首脳会談に新国務長官がどう対応するのでしょう?
シリアの紛争もロシアとの間で米ロ焦げ臭いようです。
不動産王の判断とエクソンのCEOだった人とどちらが正しい読みになるでしょうか?
蚊帳の外、日本はじっと米国新コンビの腕前を見守るしかありません。


写真:新旧国務長官(向かって右がポンペオ氏)ロイター

時事通信:
【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、ツイッターで、ティラーソン国務長官を解任し、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に充てると発表した。CIA長官には副長官のジナ・ハスペル氏を昇格させる。いずれも就任には上院の承認が必要。トランプ氏は記者団に、イラン核合意などでの「意見の相違」を解任理由に挙げ、「ポンペオ氏とは思考プロセスが似ている」と述べた。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、トランプ氏は5月までに行う意向の北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との初の首脳会談を前に、新しい外交チームをつくることを決めた。ポンペオ氏は対北朝鮮、イラン強硬派で知られる。ただ、政権発足1年余りでの「外交の司令塔」である国務長官の交代は、対外政策に影響を与える恐れもある。

 ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、トランプ氏は9日、アフリカ歴訪中のティラーソン氏に辞任を求めた。ティラーソン氏は12日、予定を1日短縮して帰国した。一方、国務省高官は声明で、ティラーソン氏は13日、大統領と話しておらず、「(解任)理由も承知していない」と述べ、職に留まる決意だったと指摘した。

 国際協調を重視するティラーソン氏は、イラン核合意やサウジアラビアなどのカタール断交問題への対応などでトランプ氏と対立。トランプ氏を「能無し」と呼び、確執が深まったとされる。トランプ氏が8日に米朝首脳会談受け入れを決めた際にも、ティラーソン氏に事前に知らせなかったといい、関係悪化が再び顕在化していた。

 昨年11月には、米メディアがトランプ氏がティラーソン氏更迭を検討していると報じたが、トランプ氏は直後に「彼は去らないし、協力して働いている」と述べ、更迭説を否定した経緯がある。 
(引用終わり)

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