県防災ヘリ墜落、5人死亡=2人は無事、山岳救助中―空中静止時に異音、埼玉・秩父(時事通信) - goo ニュース
昨日25日午前11時頃、埼玉県の防災ヘリ「あからわ1」が救助活動中墜落して乗員7名のうち5名が死亡したそうです。
2人は救助活動のため地上降下した後で難を逃れました。
「あらわし1」は秩父市大滝で滝つぼに落ちた女性を救助のため出動中の事故でした。
女性は付近で発見され死亡が確認されました。
防災ヘリですから救助の依頼があれば出動するのが義務なのでしょうが5名はお気の毒でした。
ご冥福をお祈りします。 合掌
さて昨年9月には岐阜の防災ヘリが救助活動中墜落し3名が殉職しています。
この「若鮎2号」の場合は気流の急変で山肌に気体がぶつかっています。
秩父でも似たような原因で事故になったのかなと思ったのですが、記事では「地上に降りた隊員からはメインロターから異音が出ているのを聞いた」とあります。
追っての調査で原因が究明される事を期待します。
防災ヘリのあり方は難しいですよね。
1名の救出に大型ヘリに7人が乗り込み(定員12名)救助に向かいました。
もう少し小型でも良い様な気もしますが岐阜の例もあり大型のほうが気候の急変に耐えやすいなんて事があるのかも知れません。
或いは「事故現場の上空から遭難者を吊り上げる場面は救急ヘリの見せ場?でしょうが、いま少し手前の地点で要員を降下させ救助に向かわせる」とか救出策の見直しが必要かもしれません。
♪沖のカモメと飛行機乗りは
どこで散るやらネ
はてるやら ダンチョネ
では防災ヘリの役割は果たしたことになりません。
今回は女性一人の単独登山だったのでしょうか? 救助を求めたのが彼女でなければパーティーを組んだ人が居たのですかね?
山歩きは任意(勝手に)で行われるし防災出動は義務で「要請があればスピードが勝負」でしょう。 そこで死亡事故とは何ともやり切れません。
「そこは気流が乱れる所ですから防災ヘリは飛びません」と断ったらどうでしょう?
県の担当者には非難の嵐になるでしょうか
定員12名の防災ヘリの本来の使い方は別にあったのでないかと思うのです。
さてどうでしょう。
追記:
朝日の26日夕刊によれば「滝つぼに落ちたおばさんは事故前日の24日午後4時頃滝つぼに落ち仲間が助け上げたが蘇生しなかった」
そして仲間が110番通報したのが25日朝ですから「充分な通信をしていれば防災ヘリの出動する場合かどうか?」議論があって良かった所でした。
操縦士はじめベテランの防災航空士3名が殉職され人材の犠牲が惜しまれます。
時事通信:
25日午前11時ごろ、埼玉県秩父市大滝で、山岳事故の救助作業中に県防災ヘリコプター「あらかわ1」(ユーロコプター式AS365N3型)が墜落した。ヘリには7人が乗っており、5人が死亡した。墜落直前に救助活動のためヘリを降りた2人は無事だった。
国土交通省運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を派遣。県警も原因究明のため、秩父署に捜査本部を設置した。
県警によると、死亡したのは運航委託先の「本田航空」(埼玉県川島町)所属の機長松本章さん(54)と副機長西川真一さん(32)、県防災航空隊員の中込良昌さん(42)と戸張憲一さん(32)、秩父消防本部隊員の大沢敦さん(33)の5人。
一方、墜落直前にヘリから降下した航空隊員の太田栄さん(36)と消防隊員の木村準さん(38)の2人の無事が確認された。
国交省や県警などによると、防災ヘリは大滝の滝つぼに登山客の女性(55)が転落したとの救助要請に基づき、午前9時40分ごろに秩父市内の離着陸場を離陸。同市大滝ブドウ沢付近で、救助のため空中静止(ホバリング)しながらロープで隊員2人を降ろした直後、墜落した。女性は付近で発見されたが、死亡が確認された。
県防災航空隊によると、太田さんら2人は、ヘリが墜落直前にメーンローター(主回転翼)から異音が出ているのを聞いたという。
松本さんは防災ヘリの機長経験14年、総飛行5254時間のベテラン。現場は谷底にある沢で、回転翼などが周囲に散乱しているが、ヘリの機体はほぼ原形をとどめているという。ブドウ沢は秩父山地の山梨県境にあり、国道140号「雁坂トンネル」の南側数キロに位置する。周囲の山は険しく、ベテランの登山客や釣り客が訪れる程度で、遭難事故は年に数十回あるという。(引用終わり)
昨日25日午前11時頃、埼玉県の防災ヘリ「あからわ1」が救助活動中墜落して乗員7名のうち5名が死亡したそうです。
2人は救助活動のため地上降下した後で難を逃れました。
「あらわし1」は秩父市大滝で滝つぼに落ちた女性を救助のため出動中の事故でした。
女性は付近で発見され死亡が確認されました。
防災ヘリですから救助の依頼があれば出動するのが義務なのでしょうが5名はお気の毒でした。
ご冥福をお祈りします。 合掌
さて昨年9月には岐阜の防災ヘリが救助活動中墜落し3名が殉職しています。
この「若鮎2号」の場合は気流の急変で山肌に気体がぶつかっています。
秩父でも似たような原因で事故になったのかなと思ったのですが、記事では「地上に降りた隊員からはメインロターから異音が出ているのを聞いた」とあります。
追っての調査で原因が究明される事を期待します。
防災ヘリのあり方は難しいですよね。
1名の救出に大型ヘリに7人が乗り込み(定員12名)救助に向かいました。
もう少し小型でも良い様な気もしますが岐阜の例もあり大型のほうが気候の急変に耐えやすいなんて事があるのかも知れません。
或いは「事故現場の上空から遭難者を吊り上げる場面は救急ヘリの見せ場?でしょうが、いま少し手前の地点で要員を降下させ救助に向かわせる」とか救出策の見直しが必要かもしれません。
♪沖のカモメと飛行機乗りは
どこで散るやらネ
はてるやら ダンチョネ
では防災ヘリの役割は果たしたことになりません。
今回は女性一人の単独登山だったのでしょうか? 救助を求めたのが彼女でなければパーティーを組んだ人が居たのですかね?
山歩きは任意(勝手に)で行われるし防災出動は義務で「要請があればスピードが勝負」でしょう。 そこで死亡事故とは何ともやり切れません。
「そこは気流が乱れる所ですから防災ヘリは飛びません」と断ったらどうでしょう?
県の担当者には非難の嵐になるでしょうか
定員12名の防災ヘリの本来の使い方は別にあったのでないかと思うのです。
さてどうでしょう。
追記:
朝日の26日夕刊によれば「滝つぼに落ちたおばさんは事故前日の24日午後4時頃滝つぼに落ち仲間が助け上げたが蘇生しなかった」
そして仲間が110番通報したのが25日朝ですから「充分な通信をしていれば防災ヘリの出動する場合かどうか?」議論があって良かった所でした。
操縦士はじめベテランの防災航空士3名が殉職され人材の犠牲が惜しまれます。
時事通信:
25日午前11時ごろ、埼玉県秩父市大滝で、山岳事故の救助作業中に県防災ヘリコプター「あらかわ1」(ユーロコプター式AS365N3型)が墜落した。ヘリには7人が乗っており、5人が死亡した。墜落直前に救助活動のためヘリを降りた2人は無事だった。
国土交通省運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を派遣。県警も原因究明のため、秩父署に捜査本部を設置した。
県警によると、死亡したのは運航委託先の「本田航空」(埼玉県川島町)所属の機長松本章さん(54)と副機長西川真一さん(32)、県防災航空隊員の中込良昌さん(42)と戸張憲一さん(32)、秩父消防本部隊員の大沢敦さん(33)の5人。
一方、墜落直前にヘリから降下した航空隊員の太田栄さん(36)と消防隊員の木村準さん(38)の2人の無事が確認された。
国交省や県警などによると、防災ヘリは大滝の滝つぼに登山客の女性(55)が転落したとの救助要請に基づき、午前9時40分ごろに秩父市内の離着陸場を離陸。同市大滝ブドウ沢付近で、救助のため空中静止(ホバリング)しながらロープで隊員2人を降ろした直後、墜落した。女性は付近で発見されたが、死亡が確認された。
県防災航空隊によると、太田さんら2人は、ヘリが墜落直前にメーンローター(主回転翼)から異音が出ているのを聞いたという。
松本さんは防災ヘリの機長経験14年、総飛行5254時間のベテラン。現場は谷底にある沢で、回転翼などが周囲に散乱しているが、ヘリの機体はほぼ原形をとどめているという。ブドウ沢は秩父山地の山梨県境にあり、国道140号「雁坂トンネル」の南側数キロに位置する。周囲の山は険しく、ベテランの登山客や釣り客が訪れる程度で、遭難事故は年に数十回あるという。(引用終わり)
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