王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

5日 米最高裁、トランプ政権の主張認めず-対外援助の資金凍結巡り

2025-03-06 09:31:35 | 米国(トランプ2)関連
今朝早くにここをクリック⇒『4日(現地時間)、トランプ大統領による議会で「施政方針演説」を行った』事に言及した際、「大統領令による命令の一部が連邦裁判所への提訴が有るのでないか」と記しましたが、やはり既に起きていました。
【  トランプ米政権が対外援助への資金提供を凍結している問題を巡り、連邦最高裁は5日、完了済み支援の資金20億ドル(約3000億円)を速やかに請負業者に支払うよう求めた下級裁の命令を支持した。政権側の主張を退けた格好だ
  最高裁の判断を巡っては4人の判事が反対した。今回の判断は、米国際開発局(USAID)と国務省が支払うべき資金が関係している。最高裁の多数派判事は下級裁判事に対し、新たな支払期限を再設定するよう指示した。当初の支払期限は過ぎている】とブルームバークが報じました。
「”保守派だから”トランプ寄り、リベラル派だからアンチ・トランプ」と判断が判れないところに司法府の懐の深さを感じました。
この先も「この日の最高裁判断がどのような影響を及ぼすのかは、まだ分からない。対外支援に対するトランプ政権の抵抗は強く、その姿勢は裁判所の命令があっても変わらない」と追記されています。
何か新しい判断が出るかも知れません。




写真:President Trump Delivers First Address To Joint Session Of Congress© Photographer: Al Drago/Bloomberg 

ブルームバーク:
(ブルームバーグ): トランプ米政権が対外援助への資金提供を凍結している問題を巡り、連邦最高裁は5日、完了済み支援の資金20億ドル(約3000億円)を速やかに請負業者に支払うよう求めた下級裁の命令を支持した。政権側の主張を退けた格好だ。
  最高裁の判断を巡っては4人の判事が反対した。今回の判断は、米国際開発局(USAID)と国務省が支払うべき資金が関係している。最高裁の多数派判事は下級裁判事に対し、新たな支払期限を再設定するよう指示した。当初の支払期限は過ぎている。
  ロバーツ最高裁長官とバレット判事がリベラル派3判事に加わり、多数派を形成した。保守派のアリート、トーマス、ゴーサッチ、カバノー4氏が反対。アリート判事は反対派を代表した意見書で、最高裁の判断に「驚愕(きょうがく)を禁じ得ない」と述べた。
人道支援団体は米国際開発局(USAID)と国務省からの支援金が緊急に必要だと訴えている。支払い凍結によって数百もの支援プロジェクトが宙に浮き、提携グループでは数千人もの米職員を一時帰休か解雇する事態に追い込まれているほか、こうした支援に依存する世界の人々が病気や死亡のリスクにさらされているという。
  この日の最高裁判断がどのような影響を及ぼすのかは、まだ分からない。対外支援に対するトランプ政権の抵抗は強く、その姿勢は裁判所の命令があっても変わらない。バイデン前大統領にワシントンの米連邦地裁判事に任命されたアミル・アリ判事は、現行判断より範囲が広く、長期におよぶ命令を下す是非を6日の審問で検討する。
(引用終わり)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6日 日経平均 大引け 続... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

米国(トランプ2)関連」カテゴリの最新記事