【米ニュースサイト、アクシオスは29日、イスラエルのネタニヤフ首相がバイデン米大統領との28日の電話会談で、国際刑事裁判所(ICC)が自身に逮捕状を出そうとしていると懸念し、阻止するよう懇願した】と報じました。
日本ではほとんど報道されませんが、最近でも2023年7月にはイスラエル
国内でナタニヤフ政権が「司法制度改革法案」を退出したことに市民が反対してデモが起きました。鎮圧のため。騎馬警官が出動する騒ぎが起きています。一説にはナタニヤフ首相の「収賄容疑をもみ消す」ための改正案と言われています。
イスラエルも米国も、国際刑事裁判所(ICC)非加盟国ですから、仮にICCが年10月からパレスチナ自治区ガザで続く戦闘を巡り、ネタニヤフ氏、ガラント国防相、ハレビ軍参謀総長に逮捕状を出してもナタニヤフ首相が米国訪問しても「逮捕」とはなりませんが、「プーチン大統領がICC加盟国に出かけられない」程度の差しさわりは起きそうです。
10月以降のガザ地区のハマス攻撃で民間人が2万数千人も殺されれば「その行為はやり過ぎで人道問題で訴追される」恐れはあります。
あれやこれやが重なって「ハマスとの間に停戦が合意」されると良いですね!
写真:バイデン米大統領、イスラエルのネタニヤフ首相
共同通信:
【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは29日、イスラエルのネタニヤフ首相がバイデン米大統領との28日の電話会談で、国際刑事裁判所(ICC)が自身に逮捕状を出そうとしていると懸念し、阻止するよう懇願したと報じた。複数のイスラエル政府当局者の話としている。
イスラエルはICC非加盟国で、身柄が引き渡されることはないが、ICCが昨年10月からパレスチナ自治区ガザで続く戦闘を巡り、ネタニヤフ氏、ガラント国防相、ハレビ軍参謀総長に逮捕状を出せば国際的な孤立が深まると警戒している。
米国もICCに加盟しておらず、イスラエルの働きかけが奏功するかどうかは不透明だ。ICCは2014年のガザ大規模戦闘以降、イスラエルとイスラム組織ハマス双方に戦争犯罪の疑いがあるとして捜査している。
米政府当局者はICCが逮捕状を出す明らかな兆候はないが、捜査担当者が非政府組織(NGO)や加盟国から逮捕状発付に向けた圧力を受けているとの見方を示した。
(引用終わり)
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