中國 全国人民代表会議を 延期 ！！

昨日２４日中国政府が３月５日から始まる予定の「第３１期第３回全国人民代表者会議の延期」を正式に発表しました。

これは当然、武漢に始まった新型コロナウイルスの感染の猖獗を受けての事だと推測されます。

浜爺の尊敬する遠藤誉さんの解説を待つまでもなく、１９８９年以降は毎年３月５日から１０日程かけて行われるシャンシャンシャン大会を共産党政権が延期し、再開の日程が決まらない事を見てもその狼狽・混乱ぶりが伺われます。

浜爺の様な素人でも「武漢封城（封鎖）」の宣言を見て、ここをクリック⇒延期になるだろうと思ったくらいですからね。

全国の１級行政区である31の省・直轄市・自治区から３千人の関係者を北京に呼ばねばなりませんし、その前に地域別シャンシャン会を済ませ、地域別の経済成長率を鉛筆嘗め嘗め北京でのシャンシャンシャン会にしなければいけなかったのですが、すでに嘗めていた（例えば湖北省や武漢市）所は、とてもそんな目標は達成できないでしょうし、まさにやろうとしていた所は予想さえもつかない混乱に陥ってわけです。

それにも関わらず、外交部は“習近平主席の訪日は予定通り”とか日本も政権幹部が“粛々と準備”とは噴飯ものでした。　もっとも訪日が無理だとわかっていて“外交プロトコール（儀礼）”ならね。　致し方なく応じていたのでしょう？？

さてそうなると春に「習近平主席の国賓訪日」は難しくなりそうです。

一方安倍首相の側も今日出る「新型ウイルス対策の基本方針」とやらが、ぬるま湯で屁をひっている様な内容でマスコミはじめ、庶民は怒っています。

穏やかな日本人も我慢は２月一杯で、３月に入ってコロ対新法　とか　特別措置法　或いは与野党国会宣言　等に基づいて、検査の民間拡大とベッドの増床を決めないと自民党支持率激減で安倍首相下野の恐れさえ出てきます！！

それにしても、この方なら後継に！　と期待できる顔が浮かばない事が更に怖い事でもあります。

まあ、敵失で訪日が止めば「与党内反対派も納得」でしょうが、頭のハエ（ウイルス対策）は自分で追わなければなりません。

しっかりお願いしたいと思います。

写真：五星紅旗

毎日新聞：

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、北京で３月５日から始まる予定だった全国人民代表大会（全人代＝国会）の延期が２４日、正式に決まった。中国中央テレビ（電子版）が伝えた。全人代常務委員会が同日、延期開催に関連する議案を可決した。延期日程は後日、改めて決定する。４月上旬で調整されてきた習近平国家主席の訪日日程に影響する可能性が濃厚になった。【北京・河津啓介】

（引用終わり）