「12日中国の藍仏安財政相は北京での記者会見で、特別国債を活用して大手国有銀行に資本注入する方針を示した。不動産不況で銀行の財務状況が悪化するのを防ぐ」とマスコミが報じました。
【特別国債発行による大手銀行への公的資金注入は、アジア通貨危機の際の1998年以来。注入金額の規模は明らかにしなかった。藍氏は「中央政府には国債の発行余地が大きい」と強調した。
地方政府の隠れ債務の解消に向けた措置にも乗り出す意向を示した。
中国の財政出動を巡っては、ロイター通信が2兆元(約42兆円)規模の特別国債の発行計画を報じていたが12日の記者会見で言及はなかった】
記事の写真写りが悪いのでネットから藍仏安財政相を1枚
21年9月には、このブログで恒大集団の房子不況(不動産バブルの崩壊)に言及しました。次いで碧桂園の不況が明らかになり、やがて国中の不動産バブルの崩壊となりました。
どのくらいの規模か「政府が公表しない」ので、わかりませんが:
23年6月において恒大集団が2.4億元(約48兆円)碧桂園が1.4兆元約27兆円)合計3.8兆元(75兆円)の規模になります!!
ロイター通信が2兆元規模の特別国債発行(の予定)を言及していますがとてもその程度では景気のテコ入れにはなりそうもありません。
まあ「痛くない 痛くないよ」とママが幼児が転んだ時のお呪い程度にしか見えません。 ⤵ ⤵
どうなるにせよ、中国との経済的取引には関係を少なくする様にして様子見でしょうか?
写真:記者会見する中国の藍仏安財政相(中央)=12日、北京(新華社=共同)
産経新聞:
中国の藍仏安財政相は12日の北京での記者会見で、特別国債を活用して大手国有銀行に資本注入する方針を示した。不動産不況で銀行の財務状況が悪化するのを防ぐ。
特別国債発行による大手銀行への公的資金注入は、アジア通貨危機の際の1998年以来。注入金額の規模は明らかにしなかった。藍氏は「中央政府には国債の発行余地が大きい」と強調した。
地方政府の隠れ債務の解消に向けた措置にも乗り出す意向を示した。
中国の財政出動を巡っては、ロイター通信が2兆元(約42兆円)規模の特別国債の発行計画を報じていたが12日の記者会見で言及はなかった。
景気の減速により、中国政府が今年の経済成長率目標に設定している「5・0%前後」達成には危機感が強まっており、政府は相次いで景気刺激策を打ち出している。9月には中国人民銀行(中央銀行)が大規模な追加金融緩和を実施した。(共同)
(引用終わり)
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