王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

女子マラソン 尾崎好美が銀メダル

2009-08-24 06:17:06 | スポーツ
女子マラソン、尾崎好美「銀」…世界陸上(読売新聞) - goo ニュース

余り日本勢の振るわなかった世界陸上選手権ですが最終日に女子マラソンが見せてくれました。
尾崎好美選手が2時間25分25秒の記録で見事に2位に入り“銀メダル”を獲得しました。
おめでとう御座います。

出足は割りとゆっくりしたペースの展開で先頭グループは大きな一段となっていました。
20キロ付近までは日本の4選手:尾崎、加納、藤永。赤羽はみな先頭グループに入っていました。
20キロ過ぎたあたりから藤永と赤羽は下がりだし特に赤羽は先頭グループの最後尾となっています。
解説の増田さんとスペシャルコメンテーター??の高橋Qちゃんにして「これは厳しい展開になりそう」なーんて指摘をしませんからいい加減なものです。どうやら8月に入り足を故障していたとか?!

誰がペースをあげて先頭に立つかと言う展開になりました。
何回か同じコースを周回している様でロシアの選手が先頭を引いていましたが35キロ位でしたか電車道の付近で狭い右回りを過ぎたところでエチオピアの選手がスピードを上げだし気が付けばエチオピア、中国の白雪と我が日本の尾崎の3人によるトップ争いの展開になりました。
41キロ付近で尾崎がロングスパート先頭のエチオピアと中国を抜き去りました。
ここでエチオピアは脱落、中国との一騎打ちです。
あと1キロほどの所で中国の白雪がスパート正にラストスパートでした。
尾崎は負いきれませんでした。10秒遅れの2位でゴール。
最後まで見せてくれました。立派でしたよ。

加納が2時間26分57秒で7位、藤永が14位そして赤羽も完走して31位に入りました。
勝負事にIFは有りませんが渋井の故障が無くスタートから爆走を見せてくれたら別の展開もあったかと思うと一寸残念です。

世界の女子は2時間19分を切る時代ですから今回はこれで良しとしますが「Qちゃんとか野口さん」に続くスピードレースの出来る選手を発掘して欲しいものです。
話は変わりますが日本のマラソンコース管理に較べて「何ともお手軽に見えるコース管理」も一つのやり方(経費削減)でないかと興味深く見ていました。


読売新聞:
【ベルリン=近藤雄二】陸上の世界選手権最終日は23日、ベルリンで女子マラソンが行われ、尾崎好美(第一生命)が2時間25分25秒で、銀メダルを獲得した。

 今大会の日本勢のメダル獲得は初めて。

 優勝は白雪(中国)で2時間25分15秒だった。

 25キロ過ぎからナイリヤ・ユラマノワ(ロシア)が引っ張った先頭集団は、31キロで4人に絞られ、35キロ手前でユラマノワが脱落。

 尾崎、白雪(中国)、アセレフェッシュ・メルギア(エチオピア)の三つどもえの争いから、40キロで尾崎がスパートするとメルギアが後退。41キロ過ぎで白雪が加速すると、尾崎に粘る力は残っていなかった。
(引用終わり)

写真:時事通信

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