今朝TVのニュースショーを見ていたら、道志村付近で発見された遺骨の「ミトコンドリアDNA型鑑定の結果、2019年に行方不明になった小倉美咲さんの母とも子さん(39)の親族のものとみて矛盾しない」と山梨県警が発表した事を中心に現場レポートしていました。
「ミトコンドリアDNA型は母親由来の物で、母方の祖母を同じくする女性の関係者は複数になりうるので、個人を特定する事は出来ないが、親族の可能性大です。母親が特定されていますから、子供であることと、あの日道志村周辺に居た可能性を潰してゆけば、関係者は絞り込むことが出来そうです。
ここ数日、現場付近に詳しい猟師さんや捜索に加わった地元の古老の話によれば「何で山2つも越えなければいけない場所で遺品が見つかったのか?」「何度も探した場所なのに?」との声が映像付きで流れました。
今日も50人体制で更に上の方に捜索範囲を広げるそうですから、何か見つかる事に期待して結論を保留しておきます。
写真:遺品発見現場
読売新聞オンライン:
山梨県道志村の山中で発見された子供の後頭部とみられる骨について、ミトコンドリアDNA型鑑定の結果、2019年に行方不明になった小倉美咲さんの母とも子さん(39)の親族のものとみて矛盾しないと同県警が発表した。この鑑定結果を受け、とも子さんは12日夜、美咲さんの情報提供を求めるホームページで心境を明かした。「5月13日は美咲の10歳の誕生日であり、母親としては1年で一番一緒に過ごしてあげたい日です。その前日に今回のような鑑定の結果が出て、言葉にならない想おもいです」と吐露しつつ、「美咲と断定された訳ではないので、無事に戻ってくると信じている気持ちに変わりはありません」としている。
美咲さんは3年前の9月21日、家族や友人とキャンプ場を訪れ、友達を追いかけてテントから出た午後3時40分頃に目撃されたのを最後に、行方が分からなくなった。山梨県警や消防、自衛隊など延べ約1700人が約2週間にわたって捜したが、発見されなかった。
県警幹部らによると、骨などが見つかったかれ沢は、キャンプ場から直線距離で約600メートル離れた山中に位置する。周辺はザイルなしで立ち入るのは難しいほどの急斜面だが、当時、大規模捜索が行われた範囲内にあり、捜索に携わった幹部は「捜せるところはすべて捜した。そんな場所で人骨が見つかるとは思わなかった」と打ち明ける。
ただ、大雨などの後には水や土砂がこの沢に流れ込むことがあるといい、肩や腕とみられる骨、運動靴や衣類は、いずれも十数センチほど堆積たいせきした落ち葉や腐葉土の中から見つかった。
県警は現場の状況から、人為的に埋められた可能性は低いとみているが、現時点では事故と事件の両面から、捜索を続けるとともに慎重に調べを進めている。
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