「死刑」に身じろぎせず=木嶋被告、落ち着かない様子も―さいたま地裁(時事通信) - goo ニュース
埼玉地裁で木嶋被告に「死刑が求刑」されたのは1か月前の3月13日でした。
さいたま地裁の判決は「被告人を死刑に処する」でした。
「死刑求刑」の時点でも書きましたが「物証が出ていない」事案なのに「状況証拠」の積み重ねで死刑判決が出るのですね。
このところテレビでCSIを見ているもので米国だったら起訴に持ち込めたかどうかわかりません?!
勿論裁判制度が違うのですけど。
今朝の「朝ズバッ!」で元検事の若狭さんが「(にほんではだと思いますが)状況証拠の積み重ねだけで有罪判決できる」とかたり「裁判員制度は出来るだけ一審の判決を支持するように(制度の趣旨が)なっている」と発言してました。
しかしうろ覚えですが「裁判員裁判で覚せい剤密輸容疑」で無罪になって被告人が二審で有罪になった事案がありました。
さて木嶋被告二審はどうなるでしょうか?
当然ですが木嶋被告は即日控訴しました。
難しい裁判になりそうです。
それにしても100日も裁判に自分の時間を割いた「裁判員の方々」はご苦労様でした。
自分の身に降りかかったらとても努められないでしょう。
もう少し見守りが続きます。
写真:木嶋被告(共同通信)
時事通信:
「被告人を死刑に処する」。大熊一之裁判長が判決言い渡しの最後に主文を告げた瞬間、木嶋佳苗被告(37)は証言台の前の椅子に腰掛けたまま、身じろぎもしなかった。
木嶋被告は青いシャツの上に黒っぽいカーディガンを重ね、グレーのスカート姿。午前10時の開廷後、裁判長に促されて証言台の前に座ると、両手を膝に置いて、やや前方に身を乗り出した。「まずは理由の朗読から入ります」と告げられると、じっと判決理由に聞き入った。
約1時間50分にわたった朗読で、殺人や詐欺など起訴された10事件全てが次々と有罪認定されていくと、木嶋被告は証言台の下でしきりに足を動かし、頭を揺らすなど、落ち着かない様子も見せた。
「働かずにぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するため被害者から金を受け取り、返済を免れるため犯行に及んだ」「あまりに利欲的な動機に酌量の余地など皆無」。厳しい指弾の言葉にも微動だにしない。
最後に主文を言い渡され、控訴の手続きについて説明を受けると、立ち上がり、やや硬い表情で弁護人の隣の席に戻った。
男性3人、女性3人の裁判員は読み上げの最中、一様に厳しい表情を見せ、主文言い渡しの瞬間にはじっと木嶋被告を見詰めていた。
(引用終わり)
埼玉地裁で木嶋被告に「死刑が求刑」されたのは1か月前の3月13日でした。
さいたま地裁の判決は「被告人を死刑に処する」でした。
「死刑求刑」の時点でも書きましたが「物証が出ていない」事案なのに「状況証拠」の積み重ねで死刑判決が出るのですね。
このところテレビでCSIを見ているもので米国だったら起訴に持ち込めたかどうかわかりません?!
勿論裁判制度が違うのですけど。
今朝の「朝ズバッ!」で元検事の若狭さんが「(にほんではだと思いますが)状況証拠の積み重ねだけで有罪判決できる」とかたり「裁判員制度は出来るだけ一審の判決を支持するように(制度の趣旨が)なっている」と発言してました。
しかしうろ覚えですが「裁判員裁判で覚せい剤密輸容疑」で無罪になって被告人が二審で有罪になった事案がありました。
さて木嶋被告二審はどうなるでしょうか?
当然ですが木嶋被告は即日控訴しました。
難しい裁判になりそうです。
それにしても100日も裁判に自分の時間を割いた「裁判員の方々」はご苦労様でした。
自分の身に降りかかったらとても努められないでしょう。
もう少し見守りが続きます。
写真:木嶋被告(共同通信)
時事通信:
「被告人を死刑に処する」。大熊一之裁判長が判決言い渡しの最後に主文を告げた瞬間、木嶋佳苗被告(37)は証言台の前の椅子に腰掛けたまま、身じろぎもしなかった。
木嶋被告は青いシャツの上に黒っぽいカーディガンを重ね、グレーのスカート姿。午前10時の開廷後、裁判長に促されて証言台の前に座ると、両手を膝に置いて、やや前方に身を乗り出した。「まずは理由の朗読から入ります」と告げられると、じっと判決理由に聞き入った。
約1時間50分にわたった朗読で、殺人や詐欺など起訴された10事件全てが次々と有罪認定されていくと、木嶋被告は証言台の下でしきりに足を動かし、頭を揺らすなど、落ち着かない様子も見せた。
「働かずにぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するため被害者から金を受け取り、返済を免れるため犯行に及んだ」「あまりに利欲的な動機に酌量の余地など皆無」。厳しい指弾の言葉にも微動だにしない。
最後に主文を言い渡され、控訴の手続きについて説明を受けると、立ち上がり、やや硬い表情で弁護人の隣の席に戻った。
男性3人、女性3人の裁判員は読み上げの最中、一様に厳しい表情を見せ、主文言い渡しの瞬間にはじっと木嶋被告を見詰めていた。
(引用終わり)