一昔前は「金融機関の不祥事というと”田舎の農協か漁協の支所で長年会計事務を掌った事務員の不正」が有りました。
最近では「金融機関でなしに学校やPTAの事務職が金品を着服する例を目にします。
表題は「長崎県立高の事務職が469万円を着服し、それがばれ逮捕された」
事件の報です。
【5日、保護者から集めた修学旅行の積立金や寄宿舎の運営資金などから計約469万円を着服したとして、県立国見高校に勤務する荒木愛子・会計年度任用職員(47)を懲戒免職処分にした。調査に「生活苦だった」と説明し全額弁済した】と長崎県教育委員会の発表です。
別紙では「会計年度末に残高を合わせるため、2000万円ほどの金を動かし帳尻を合わせていたが、着服は469万円だった」と報じています。
生活苦を解消するため着服し、(親類中から金を集め)弁済したとしたら「我慢して悪事に手を出さない方が良かった」事になりそうですが、上司の管理も甘かったようです。上司2人が管理責任を問われました。
きちんとした「金銭管理が必要です!」
写真:長崎県のイメージ地図
産経新聞:
長崎県教育委員会は15日、保護者から集めた修学旅行の積立金や寄宿舎の運営資金などから計約469万円を着服したとして、県立国見高校に勤務する荒木愛子・会計年度任用職員(47)を懲戒免職処分にした。調査に「生活苦だった」と説明し全額弁済した。
県教委によると、職員は会計を担当。平成30年5月から今年7月にかけて、保護者が振り込むなどしたお金を費目ごとに銀行口座に移動する際、着服したという。刑事告訴するかどうかは保護者と学校側で協議する。
県の会計監査を受ける準備をしていた別の職員が今年8月、出納簿に記載されていない不審な出金に気付き、本人に確認すると着服を認めたという。
(引用終わり)
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