富山県警は26日、ウクライナやロシア国籍の22~55歳の男4人を、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑などで逮捕したと発表したそうです。
一部のマスコミは富山県警本部の建物を映像にしていますが、この記事は地元紙で「覚醒剤が隠されていた金属製の箱(右)と鉄製の箱」が表示されています。
その密輸の量ですが醒剤約113キロ(末端価格約70億3600万円)をメキシコから航空貨物に隠して行いましたが、成田国際空港に到着。東京税関の検査で覚醒剤が隠されている疑いが浮上した。東京税関が第1のお手柄ですね!
18年に大阪市内で押収された100キロが最多を更新する事件だそうです。
国際密輸組織や国内の犯罪組織が関与している可能性も視野に入れて警察の出番の様です。
ロシアのウクライナ侵攻とは関係なく、ロシア国籍とウクライナ国籍の人間が関係している様で、犯罪の世界では「呉越同舟」ですかね?
末端に流れなくて何よりでした!!
写真:覚醒剤が隠されていた金属製の箱(右)と鉄製の箱=富山中央署© 北國・富山新聞
北國・富山新聞 :
●押収最多 末端70億円
覚醒剤約113キロ(末端価格約70億3600万円)をメキシコから密輸入したとして、富山県警組織犯罪対策課と富山中央署は26日、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、ウクライナとロシア国籍の男3人を逮捕したと発表した。県警が一度に押収した覚醒剤の量としては過去最多とみられる。国際密輸組織や国内の犯罪組織が関与している可能性も視野に、全容解明を進めている。
大阪税関によると、富山、石川など管内8府県で2015年以降に摘発された覚醒剤密輸入事件のうち、今回の押収量が最も多い。18年に大阪市内で押収された100キロが最多だった。
逮捕されたのはウクライナ国籍、住所不詳、無職スミルノブ・バレリー(55)、いずれもロシア国籍、富山市住吉町、機械部品輸入業ルディコ・アンドレイ(55)、自称同市海岸通、自称無職ジニン・アレクサンドル(55)の3容疑者。逮捕はいずれも8日付。
3人の逮捕容疑は8月28日、覚醒剤約113キロを航空貨物に隠して、メキシコから成田空港に営利目的で密輸入した疑い。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
県警組織犯罪対策課によると、覚醒剤は結晶の形で、118個のビニール袋に小分けされ、金属製の箱の中に隠されており、金属製の研磨盤と偽って運ばれていた。届け先は富山市内のルディコ容疑者が社長を務める会社で、宛名はスミルノブ容疑者になっていた。
覚醒剤の入った箱は8月25日にメキシコの空港に預けられ、同28日に成田国際空港に到着。東京税関の検査で覚醒剤が隠されている疑いが浮上した。
●別のロシア人男所持疑い
その後、9月16日に会社に届き、大阪税関から情報提供を受けていた富山県警が会社にいた3人と別のロシア国籍の男(22)=住所、職業不詳=を麻薬特例法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕した。10月8日に3人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の容疑で再逮捕した。
富山地検は麻薬特例法違反容疑について、4人とも処分保留で釈放している。
同課によると、4人は知人同士。全員が正規の手続きで日本に入国していた。メキシコへの渡航歴はなかったとみられる。県警はスミルノブ容疑者が覚醒剤の密輸入を持ち掛けたとみており、覚醒剤の入手ルートや国内の犯罪組織とのつながりなどを調べる。
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