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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

誤振込の4630万円返還拒否の重い代償…仕事退職、20代で氏名も晒され“指名手配”状態に

2022-05-16 10:16:40 | 社会
先月山口県阿武町が「新型コロナウイルス対策による住民税非課税世帯への給付金を、誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまった問題」は、ここをクリック⇒このブログでも触れました。問題の所帯主は「金は(口座から)動かした。返せない。罪は償う」と言っている所まででした。その後、有名人がこの件にツイートしたり、この報道の様に、「問題の世帯主は24歳の独身者で町の若者招致策で阿武町に移り住んだのですが、すでに退職し行方不明状態」だそうです」。
阿武町が「返還訴訟に及んだ」のは理解できますが、行政の手落ちを顧みず訴訟費用まで請求するのはどうでしょうかね? 学校で「プールのバルブを閉め忘れ水道代の過払いに当事者と管理者が責任を取らされその幾らかは自己負担する」様な時代です。町長以下関係部門の責任者は「管理責任を取らなければいけませんよね!」話は変わって訴状には「住所氏名が記載されたとの事ですから、追って写真入りで有名になるかもしれません?」 そうなったとき「就職先が有りますかね? 公営住宅に入るのも難しくなるかもしれません?」。そうなると住民票も移さず、健康保険にも入らないで4630万円で残る人生を暮らさなければいけません。これはこれで大変な人生ですよね。
「50万円ほどは借金の返済に使いました。残りは返しますから許して下さい」位が良かったのではと思いました。どうなりますかね? まだ続きが有りそうです。

女性自身:
先月8日、山口県阿武町が新型コロナウイルス対策による住民税非課税世帯への給付金を、誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまった問題。未だに世帯主は返金に応じないなど、さらなる余波が広がっている。

「もともと臨時特別給付金として、463世帯に10万円ずつ振り込まれる予定でした。しかし町の職員が本来の手続きとは別に、1世帯だけ記載された振込依頼書を誤って銀行に提出してしまったのです。銀行から指摘があってはじめて、誤振込みだと発覚しました。

この世帯主は、同町がPRする『空き屋バンク制度』を利用して’20年10月に転入してきた24歳の男性。町は男性の母親にも協力を仰いで返還を求めましたが、男性は『金はすでに動かした。もう戻せない。罪は償う』と拒否したのです。加えてその後、2週間かけて4630万円をほぼ全額出金していました」(全国紙記者)

阿武町は5月12日、この男性に対して「不当利得の返還」を求めて提訴したことを町の公式サイトで発表。誤振込みをした4630万円に加え、弁護士費用や諸経費を含んだ5115万9939円の支払いを求めている。

さらに、町が発表した訴状の概要には、男性の氏名、住所が明記されていたのだ。前出の全国紙記者が続ける。

「この個人情報は瞬く間にSNS上で拡散され、町の公式サイトはサーバーダウンする事態に。すでに男性は仕事も辞めて行方不明だといいますが、本名が晒されてしまったことで“全国指名手配”状態といっても過言ではありません。『人生100年時代』と言われるこの社会で、20代の若さで身を潜めながら生活し続けるのは難しいのではないでしょうか」

ひと月の支出を20万円と仮定しても、持ち逃げした4630万円は19年と3ヶ月ほどで尽きてしまう。働かず、誤って振り込まれた給付金だけで残りの人生を生きていくのは難しいことが予想される。SNS上では、20代男性のその後の人生を案じる声が相次いでいる。

《4630万円って高額なものの、20代が仮に騙し取れても死ぬまで遊んで暮らすには足りないし、それで人生めちゃくちゃになるなら大人しく返したほうがいいと思うんよな》 《山口県の4630万円の持逃げの件ですが、まだ20代なのに、今後、どうやって生きていくつもりかと思います。住民票移さなければ年金も保険もないし、移せば追いかけられる。今後受けれない行政サービスも出てくるでしょう。氏名公表で就職も厳しくなるでしょうし》 《自治体から4630万円誤振込されて返還拒否って逃げてる人のニュース、4630万円は人生勝ち逃げできる額ではないから微妙だよね……》 
(引用終わり)
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