そしてその後の報として「表題のバジル首相による記者会見」が報じられています。
【アサド政権が崩壊したシリアで10日、旧反体制派を中心とした暫定政権が樹立され、初の閣議が開かれた。旧反体制派は来年3月の新政権発足を目指しており、暫定政権がそれまで国内を統治する】と国営放送が報じた。
バシル氏は「国民には最高のサービスを受ける権利がある。旧政権の閣僚たちもこの政権移行期に役立ってくれることを望む」と述べたと書き添えています。
昨日も素人ながら心配したように国内でも反政府勢力、クルド人勢力が入り乱れ、南部では『 イスラエル軍は10日、シリアに備蓄されている戦略兵器の大半を爆撃したと発表した。同国全土に対し、過去2日間で約480回の空爆を実施したと主張している』とCNNが報じています。シリア南部にはイスラエル軍地上部隊が緩衝地帯を設けるべく侵入し、これを助ける空爆も行っている様です。
暫定政府が機能して「シリアの一般人の生活が落ち着くと良い」のですがまだ時間が掛かりそうです。
写真:シリア北西部で記者会見するバシル氏(11月28日)=AFP時事© 読売新聞
読売新聞:
【カイロ=田尾茂樹】アサド政権が崩壊したシリアで10日、旧反体制派を中心とした暫定政権が樹立され、初の閣議が開かれた。旧反体制派は来年3月の新政権発足を目指しており、暫定政権がそれまで国内を統治する。
暫定首相には、旧反体制派を主導する「シャーム解放機構」(HTS)が、2017年に北西部イドリブ県一帯に設立した「救済政府」トップのムハンマド・バシル氏が任命された。
暫定政権は、国民への基本的なサービスの提供や治安の確保、各種制度の維持などを担うとしている。
国営通信によると、バシル氏が率いた初閣議には、旧アサド政権の閣僚や「救済政府」メンバーらが参加し、政権移行に向けた手続きなどを協議した。バシル氏は「国民には最高のサービスを受ける権利がある。旧政権の閣僚たちもこの政権移行期に役立ってくれることを望む」と述べた。
(引用終わり)
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