王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

新 しらせ 舞鶴で進水式

2008-04-17 08:14:06 | 社会
新しらせ、雄姿披露 先代より一回り大きく(共同通信) - goo ニュース

退役が決まった南極観測船「しらせ」の後継、新「しらせ」が舞鶴のユニバーサル造船所で無事進水式が行われたそうです。

排水量12500トンと先代「しらせ」より一回り大きくなったそうです。大きくなったといえば初代「宗谷」が4000トン位でしたから排水量だけでみれば3倍にもなりました。貨物の積載量が500トンから1000トンと倍にしかなっていません。
まあこれはヘリコプターの大型化と搭載機数(2機から3機へ)の増加に加え露天甲板駐機から格納庫の装備など複雑な事情があるのでしょう。

それでも素人考えでは積載量が少ない気がします。南極で越冬するには1000トンの物資があれば足りるので残るスペースは乗組員と隊員の船内居住性の向上に振り向けられたのかもしれません。

さて新「しらせ」はこの後、艤装工事に掛かり09年5月に完成。11月に処女航海との事。
では今年の観測隊はどうなるの?と爺は思いました。
どうやらオーストラリアの砕氷船をチャーターして現地に観測隊を送り込むようです。

話は飛んで爺の頭は観測船といえば「宗谷」と名が浮かびます。船首にPL107と有りましたから海上保安庁の船でしたよ。
最初の航海?の帰途、厚い氷に閉じ込められてしまいました。救援を求めたところソ連の砕氷艦「オビ号」に救出されました。今ではうろ覚えですがその後も「エニセイ号」とか米国の砕氷艦が救出になんて騒ぎが有ったような気がします。
日本が戦後ではなくなりだした時代でした。

新「しらせ」がおよそ20年で退役になる頃にはどんな日本になっているのでしょう? 爺はこの世にいないと思いますが孫の世代が気になります。


共同通信:
4代目の南極観測船、新しらせの建造が終わり、京都府舞鶴市の造船所で16日、進水式が開かれ、市民や船を所有する海上自衛隊、観測隊の関係者ら約3000人に雄姿が披露された。船名は老朽化で8月に引退する先代を継承。全長138メートル、幅28メートル、12、500トンと先代より一回り大きい。世界トップクラスの砕氷能力があり、厚さ1・5メートルの氷を3ノット(時速5・6キロ)で砕く。
写真:進水式後のしらせ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福岡市 女性刺殺 容疑者逮捕 | トップ | イラク派遣空自 違憲判決 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「知らせ」ではありません (とも)
2008-04-17 21:57:09
「しらせ」と聞くと、以前TBSのニュースで女子アナが
堂々と「知らせ」のイントネーション(語尾上げ)で何度も読んだのを思い出します。船の名前はひらがなですからね。彼女は人名からきていることを知らなかったワケです。帰国子女で美人でもこれぐらい知らない人物が全国ネットでニュースを担当するのかあ、とあきれたものです、ハイ。
返信する
明治は遠く (浜の偏屈爺)
2008-04-18 12:18:41
とも様 今日は URLお持ちでしたら記入してください
貴ブログ覗きに伺います。
さて「しらせ」は確かにひらがな書きですね。
イージス艦「あたご」も同じ問題があるようです
「あたご」の発音はどちらが正しいのでしょうか
返信する

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事