24日 石破首相「報道に憤り覚える」＝非公認候補側２０００万円支給

27日の衆院選投開票に向け「石破首相率いる自民党の勢いは与党で過半数が危うい」とマスコミが予想していますが、更に自民党にとって悪い材料が出てきました。

表題は「石破首相が＝非公認候補側２０００万円支給につき、意味のない言い訳」をしていますが、事実はもっと深刻なようです。

共産党の「しんぶん　赤旗」が23日のスクープで”自民党が非公認候補に支部交付金2000万円を振り込んだ」事を「森山幹事長名で10月9日付の書面で通知書を発送した」ことまで言及しています！！

23日森山幹事長の「派閥の政治資金問題を巡り衆院選（27日投開票）で非公認とした候補の党支部に政党交付金2000万円を振り込んだ」事を認めたとはこのような経過だったのですね。　⤵　　⤵

野党の党首が「裏金議員に対するステルス（目に見えない）支援或いは偽装非公認」と怒るのは最もだと思いました。

9日に振り込んでいたことから「形勢不利で慌てて金の面倒を見たわけでもなさそうです」。

いっこく堂の腹話術のお人形に当たる「石破首相」はいっこく堂に当たる「森山腹話術師」のおしゃべり原稿を誰が考えたのか興味が有ります。

選挙運動は今日も含めてあと2日です。

写真：石破首相　２２日　首相官邸

時事通信：

石破茂首相（自民党総裁）は２４日、広島市で街頭演説し、派閥裏金事件を受けて衆院選で非公認となった候補側に自民党本部が２０００万円の活動費を支出したことについて、「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではない。報道に誠に憤りを覚える」と述べた。「報道、偏った見方に負けるわけにはいかない」とも語った。

　首相が活動費の支出に言及したのは初めて。首相は「この厳しい（情勢の）中、自民党の公約、政策を分かってもらいたいとの思いで支部に（活動費を）出している。選挙に使うことも全くない」と説明した。

　政党支部はかねて政治家の「財布」とも指摘されており、野党などからは「偽装非公認」との批判が強まっている。