下の参考記事は31日読売新聞の深夜23時過ぎの投稿です。
同日セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、傘下の百貨店「そごう・西武」を米投資ファンドへ9月1日付で売却することを正式発表した事を報じています。
そして興味深い事は、読売新聞の取材では、「フォートレスが、家電量販大手のヨドバシHDに対し、そごう・西武が保有する池袋本店の土地などを3000億円弱で売却することが判明した」と報じています。
一方1日朝のテレ朝News ではヨドバシHD社長が「出店で池袋に迷惑かけない」と発言する記事を載せています。読売の記事と併せると、「売却決定前のいささい古い情報を何で載せたのかな?」と思いました。
ヨドバシHD 藤沢社長(ネットより)
ヨドバシ関連の記事を読むと藤沢氏はこの7月同社の副社長から社長へ昇格された様です。
読売の西武本店をヨドバシに売却が事実だとしたら「米投資ファンドとヨドバシはどちらが仕掛けたか判りませんが、出来てた筋書き」です。
まあ「都の区長さんはじめヨドバシの出店反対」してた方々は、ヨドバシの本気度を見誤っていたことになります。
西武本店に間借りどころか物件の所有者(大家さん)ですから、いろいろ認識を改めて交渉事を始めないといけないように見えます。
追ってもう少し詳しい話が出てきそうですね。
写真:ヤマダの総本山 ヤマダ電機LABI1池袋(ネットより)
読売新聞オンライン:
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は31日、傘下の百貨店「そごう・西武」を米投資ファンドへ9月1日付で売却することを正式発表した。
そごう・西武を巡っては、セブン&アイが昨年11月、再建を進めるため、米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」への売却を決めた。しかし、売却後の事業運営などを巡り、百貨店としてのこれまで通りの営業を求めた労組が、十分な説明がなされていないとして反発しストライキを実施した。駅直結の池袋本店の活用については、豊島区など地域も懸念を示した。
セブン&アイによると、そごう・西武の売却額は、企業価値を当初の2500億円から300億円減額して2200億円とした。セブン&アイがそごう・西武に対して保有する債権1659億円については916億円分を放棄する。そごう・西武の経営負担を軽くするためだ。
また、読売新聞の取材では、フォートレスが、家電量販大手のヨドバシHDに対し、そごう・西武が保有する池袋本店の土地などを3000億円弱で売却することが判明した。そごう・西武は、百貨店としての店舗運営は見直しを求められる可能性が高い。
(引用終わり)
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