京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
成願寺

写真は、本堂と地蔵堂
成願寺(じょうがんじ)は北野にあるお寺で、紅枝垂れ桜が有名です。
アクセス
北野白梅町の交差点を南下します。
最初の交差点が一条通で、ここへ左折します。
右手の地蔵院 椿寺を通過し、紙屋川の橋を渡ります。
その先の右手に成願寺の表門があります。
少し先の左手には大将軍八神社があります。
表門を入ると真っ直ぐに参道が延びます。
入ってすぐの左右に見事な紅枝垂れ桜があります。
その先の左手には観音堂があり、十一面観音立像と延命地蔵尊がお祀りされています。
参道をさらに進んだ右手に本堂があります。
参道の突き当りには納経所があり、御朱印はこちらで頂けます。
毎月24日の8:30~12:00まで写経会をされているそうです。
2015年10/4の浄土宗特別大公開で10:00~15:00まで、本堂が公開されました。
門を入って右手奥の庫裏から入ります。
入った正面で記帳をします。
右手には書院があり、苔のきれいな前庭があります。
左手の廊下から本堂の裏をまわって、本堂の向かって左手から中に入ります。
本堂の内陣中央には、本尊の阿弥陀如来坐像。
左手には法然上人像、右手には阿弥陀如来像と善導大師像がお祀りされていました。
また本堂の右手には髪繍涅槃図が掛けられていました。
これは人の毛髪で縫った涅槃図で、大きさは116cm×275cm。
江戸時代前期の空念の作です。
空念は毛髪を集めて曼荼羅や涅槃図を縫いあげて諸寺に奉納していたそうですが、現存するのはこの1幅のみだそうです。
結構剥落しているのですが、絵の中の沙羅双樹の幹やカラスなどにはきれいに毛髪が残っていました。
なおこの涅槃図は、2014/2/8の知恩院 浩徳院で行われたFESTA沙羅双樹でも公開されています。
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2014 4/29の拝観報告8(尊勝院)

写真は、特別公開中の本堂
青蓮院門跡を後にして、粟田口へ。
坂を登って向かったのは、尊勝院です。
なんだかんだでここも3回目。
しかし特別公開は僕が拝観を始めてすぐの約3年前以来ではないでしょうか。
当時はBはオールスルーでしたので見向きもしませんでしたが、今回は向学のためやってきました。
手前にテントがあったので受付と思い行ってみると、なにもない・・・。
受け付けは本堂内の外陣でした。
完全にフェイントですね(笑)。
雨が降っていたからでしょうか。
ここの特別公開は”完全にB(当ブログ内で仏像のこと)”です。
本編にも追記しましたが、まさにBワールドですね。
最初は中陣で説明があったので、ここまでかと思ったのですが、ちゃんと内陣まで入れてくれました。
本尊の元三大師像や米地蔵尊像などが見どころでしょうか。
お堂自体は広くないのでさっとみればすぐですが、好きな人は見入っておられるのでしょうね。
一応僕も2周はして、次へと向かいました。
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恵福寺

写真は、紅枝垂れ桜が満開の表門
恵福寺(えいふくじ)は境内の紅枝垂れ桜や、丈六の地蔵菩薩像で有名です。
アクセス
地下鉄東西線の石田駅で下車し、2番出口から出ます。
地上に出た正面の道が外環状線です。出口を左折してすぐに、日野通との交差点があるので、ここを日野通へ左折します。
駅から約1.5kmあるので、京阪バスの8を利用してもいいですが、1時間に2本程度です。
歩けば15~20分ですので、待つか歩くかは状況次第です。
日野通をひたすら直進します。
右手に“なごみの里病院”を過ぎると「法界寺は右」の案内がありますが、直進します。
少し先の右手に恵福寺の表門があります。
内部を拝観されたいのなら、電話で予約された方がいいいでしょう。
表門を入ると正面井に平成22年に建て替えられた本堂が、その右手に玄関があります。
門の左手には見事な紅枝垂れ桜があります。
平安神宮と同じタイミングぐらいなので、やや遅めです。
玄関から入り、左手の本堂へ。
本堂の正面には本尊の阿弥陀三尊像が、その左手には大きな丈六の地蔵菩薩像がお祀りされています。
地蔵菩薩像は寄木造、平安後期の作で“腹帯地蔵”とも云われています。
その他にも阿弥陀如来像や地蔵菩薩像がいくつかお祀りされていました。
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2014 4/29の拝観報告7(青蓮院門跡)

写真は、キリシマツツジの咲く霧島の庭
帰りの知恩院は黒門から出ます。
そして右(北)へ歩きます。
本来は尊勝院に行こうと思っていたのですが、青蓮院の前を通りかかると植髪堂が開いていたのでお参りしてきました。
そのままスルーしようと思ったら、門前の立て看板に「霧島つつじ 満開」の文字が!
真夏の暑い昼下がり。
夏バテで食欲も低下気味。
でもなにか食べないとな・・・。
と思っていた矢先に目に飛び込んできた「冷やし中華、始めました。」ぐらいの、喰いつきでした(笑)。
というのも、以前からいつかはGWにキリシマツツジの咲く霧島の庭を観ようと思っていたのですが、「まあそのうち行こう」で2年が経過・・・。
今回は全くの計画外でしたが、その思いを思い出したので立ち寄ることにしました。
上の写真は、霧島の庭。
予想通りの真っ赤です。
長岡天満宮レベルになるとコワイですが(笑)、これぐらいならきれいです。
それと今回知ったのは、その手前の祖阿弥の庭にもキリシマツツジが咲くんですね。
こちらも一面の緑に真っ赤なキリシマツツジが、いいアクセントになりますね。
青蓮院門跡はいつでも行けますし、いつもみてもきれいなお庭ですが、是非1度GWにも行ってみて下さい。
そうか、でもB派の面々には”赤いキリシマツツジ”よりも、”青いお不動さん”がお好みでしょうね(笑)。
ちなみに青不動のご開帳は、今年の10/7~12/23です。
でも今後は将軍塚に建設する青龍殿に安置するので、アッチまで行かなくてはいけないようですね。
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萬福寺10 萬寿院(宇治散策18)

写真は、方丈前庭
通常は非公開の塔頭ですが、1月8月以外の第1日曜日にお茶会が行われています。
今回は2014/3/30に開催された聚光会主催の法話会での模様です。
アクセス
萬福寺の総門を入ります。
参道は直進ですが、入ってすぐ左手にも道が続くので、ここへ左折します。
しばらく進むと萬寿院の表門があります。
表門を入った正面に客殿の玄関、右手には庫裏があります。
当日は客殿の玄関で受付をしました。
玄関から入って左手の客殿に入ります。
客殿は6間構造で、ここにパイプ椅子が並べてありました。
最奥の部屋は書院のような造りで、床の間には宝蔵院で印刷された大吉祥如意仏の掛け軸が掛けられていました。
そして客殿の奥に、1段高く連続して開山堂があります。
つまり客殿とは棟続きです。
開山堂の奥は遠くて見えなかったのですが、恐らく本尊の釈迦牟尼仏や開山の木庵禅師像などがお祀りされていると思われます。
客殿の前庭には椿や大きな松があり、ここは玄関脇の柴折戸から垣間見えます。
当日は13:00集合で、13:30頃まで椅子座禅の説明と実践がありました。
そして40分×3ぐらいの法話がありました。
この会はその都度しっかり休憩が入るので、結構楽です。
月釜
毎月第1日曜日に月釜が行われます。
裏千家や煎茶席の時もあります。
客殿の玄関で受付をして、臨時会費1000円を納めます。
そして客殿へ。
客殿の左手2間が待合です(方丈建築でいう檀那の間と衣鉢の間)。
9:00にお席に呼ばれます。
客殿の後ろを回り込むので、開山堂の前を通ります。
そして客殿の右手奥の部屋(方丈建築でいう書院)が8畳の広間の茶室です。
普通に30分ぐらいで終わります。
参加者は常連さんが多いようなので、臨時の場合、弱冠のアウェー感があります。
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2014 4/29の拝観報告6(知恩院 大方丈)

写真は、大方丈と前庭
大徳寺を出て、市バス205系統でまずは北大路バスターミナルへ(1日乗車券5回目)。
そして昼食です。
中華が食べたかったので、迷わず”王将”へ。
そして回鍋肉のギョーザセットを注文。
もし僕が「最後の晩餐があるとしたら、何を食べる」と聞かれたら、回鍋肉と答えるほど大好きです(笑)。
あれは”世界一おいしい”ですね。
そして食後は烏丸北大路のバス停から206系統で知恩院前で下車しました(1日乗車券6回目)。
もちろん向かったのは知恩院 大方丈と庭園です。
そういえば今回も三門楼上がありましたが、国宝に対して失礼ながらスルーです(笑)。
今は御影堂が工事中ですので、法然上人御堂を通って大方丈へ向かいます。
一応法然上人御堂では立ち止まってお参りをしてから奥に進みました。
さて大方丈と庭園です。
本編にもあるように、知恩院の方丈庭園はもちろん 大方丈内部にも入ったことがあるのですが、なかなか入れないところがあると”もったいなくて”つい行ってしまします(笑)。
小雨がちらついたり止んだりでしたが、お昼頃ということもあり、ここは拝観者がそこそこおられました。
さて肝心の大方丈です。
かつて文化資源保護財団の会員企画で来た時は、手前の鶴の間や仙水の間には入れたのと、小方丈もあったので、それと比べると”食い足りない感”がどうしても残ります。
でも普通は全く入れないですし、特別拝観自体も滅多にないので、おすすめであったことは間違いないでしょう。
最後に非常に細かいところを指摘します。
あそこの靴を入れるビニール袋についてです。
当日は雨でさらに途中で庭園にも降ります。
なので使用後のビニール袋の内面は泥で汚れています。
そしてそれをさらに使いまわす感じでしたので、後から来られた方はちょっと残念な感じでした。
雨の日ぐらいは新しいもの、という配慮があってもよかったのかもしれませんね。
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金戒光明寺6 常光院(岡崎散策15)

写真は、書院・本堂の前庭
常光院(じょうこういん)は江戸時代の箏曲家である八橋検校の菩提寺で、 “八橋寺”の通称があります。
京都土産のお菓子で有名な八ッ橋は、この八橋検校にちなむという説もあります。
アクセス
金戒光明寺の表門から真っ直ぐに進むと、やがて左手の階段の上に大きな山門が見えます。
この階段を登らずに直進すると、左手に登っていく坂があります。
この坂を少し登った右手に、常光院の表門が石段の上にあります。
ご住職によると昼間は庭先に入ってもよく、お寺の方が在宅しておられれば本堂にもお参りできるということでした。
表門を入ると左手正面に玄関があり、御朱印はここで頂けます。
右手には藤棚と桜が1本あり、さらに奥に庭園が拡がります。
左手に書院、本堂と続きます。本堂は鉄筋で新しい感じです。
庭園は書院の手前が白砂で、奥は苔、松や石組みなどがあります。
庭園の奥まで進み本堂側から振り返ると、山門が借景のように見えます。
玄関から中に入ります。
まず書院があり、阿弥陀如来像がお祀りされています。
書院の奥には本堂があります。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
また内陣の右手には八橋検校の位牌がありました。
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2014 4/29の拝観報告5(大徳寺 瑞峯院)

写真は、通常拝観時に撮影した閑眠庭と安勝軒
妙蓮寺を後にして、堀川通に戻ります。
堀川寺ノ内から12系統に乗り、大徳寺前で下車します(1日乗車券4回目)。
そして向かったのが瑞峯院です。
ここは通常から拝観している塔頭ですが、平成待庵は予約しないと見られません。
以前から”うっすらと予約拝観リストに載っていた”のですが、実効されないままこの日を迎えました(笑)。
最初に非公開文化財のリストをみた時から、平成待庵だろうなと僕、いやWAN先代やスーメテさまあたりは思ったハズです。
まず入って驚いたのは、庭園も含めて撮影禁止。
通常公開なら庭園は大丈夫なんですが、特別公開時に条件がダウンしているのは残念ですね。
諸事情あるのは分かりますが・・・。
ということで今回は過去の写真を使うことにしました。
通常拝観のところはいいいとして、安勝軒と平成待庵です。
安勝軒も通常拝観である程度は見られますが、あそこまで中には入れなかったのではないでしょうか。
天井が非常に低いので、皆さん頭を打たれそうですもんね。
安勝軒は逆勝手ですが、それってそんなにお点前しにくいもんなのでしょうか。
僕はお茶を点てないので分からないのですが。
”師範”さま、いかがでしょうか(笑)。
普通は右ハンドル車に乗っている人が、突然左ハンドル車に乗らされたぐらいの違和感!?ぐらいでしょうか(笑)。
さて平成待庵です。
以前からどこにあってどうやって行くのかなと思っていましたが、安勝軒の脇の廊下からつながっているんですね。
上の写真でいうと、露地庭園の飛び石があるでしょう。
この奥にある塀の中が、平成待庵の内露地です。
平成待庵は山崎にあった最初の待庵を復元したそうですので、移築した現在の待庵とは少しだけ違うそうです。
個人的には平成待庵が予約なしで拝観できたので、よかったです。
しかし通常は撮影が可能な庭園まで写真撮影禁止だったのは、初訪問の観光客の方々には酷な気がしました。
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招善寺(鷹峯散策14)

写真は、本堂と前庭
鷹峯の麓、玄琢下にある浄土宗のお寺です。
アクセス
北山通が西の端で南に折れます。
ここが紫野泉堂町で、角にサイゼリアがあります。
ここから北に延びるのが紫竹西通です。
この紫竹西通を約200m進みます。
途中で薬局のダックスとスーパーのフレスコを通過します。
フレスコを通過した次の左手の交差点を左折した突き当り正面に、招善寺の石段があります。
石段の手前右手に駐車場があります。
拝観
石段を登ると正面に本堂、右手に庫裏があります。
拝観料は無料です。
左手には枯山水の庭園があり、最奥に鐘楼があります。
この枯山水庭園は、白砂に石組と植え込みがあり、これらが襖絵の“すやり霞”のようでなかなかきれいです。
また庭園の奥、鐘楼の前には立派なハクモクレンがあります。
このハクモクレンは京都市指定の保存樹で、4月上旬には白い花が咲くそうです。
また鐘楼の奥には墓地に続く石段があり、石段下の右手にはお地蔵さんが並んでいます。
この石段は時代劇の撮影などでもよく使われるそうです。
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2014 4/29の拝観報告4(妙蓮寺)

写真は、中庭
さて千本釈迦堂を出て、上七軒からバスに乗ります(1日乗車券2回目)。
そして今出川大宮で下車します。
次は堀川通を北上するのですが、ここは敢えて堀川今出川のバス停ではなく、今出川大宮のバス停で下車しました。
その理由は、
・堀川今出川のバス停は東側にあるため、次に堀川通を北上する場合、下車後に堀川通の信号を再度渡って戻る必要がある
・バスは速度が遅いため大抵の場合、下車後は堀川通の信号に引っかかる
・今出川大宮のバス停は、堀川今出川交差点からさほど遠くない
からです。
つまり今出川大宮で下車して歩く方が、北に向かう場合は”信号がないので早い”のです。
事実今回も僕は堀川今出川バス停ですぐに来た12系統に乗れましたが、その時今出川通の信号は赤でした。
これを正攻法で行った場合、自分の乗りたいバスが過ぎ去るのを道の反対側からむざむざと見せつけられます。
これは・・・僕のような”せっかちくん”には・・・身を切られるようにツライのです(笑)。
ですのでこういう細かい時間短縮を図れると、非常に”快感”です。
完全に変態ですね。
認めます(笑)。
そして堀川寺ノ内で下車して(1日乗車券3回目)、向かったのが妙蓮寺です。
ここももう4回ぐらい来ており、長谷川等伯の襖絵も2回観ています。
実質、本堂だけの目的でやって参りました。
長谷川等伯の”松桜図”と”鋒杉図”は奥書院に”立て掛けて”ありましたね。
今は大きさが合わず、入らないそうです。
本堂も新しいものですが、入ったことがないとどうしても気になるんです(笑)。
一応本堂内部についても、本編に追記しておきました。
個人的には妙蓮寺内部も久しぶりでしたし、寺宝もフルで公開、さらには本堂もですので満足しました。
もちろん初めての方も、今回行かれるのがいいでしょうね。
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遣迎院(鷹峯散策6)

写真は、備中高松城の遺構の長屋門
遣迎院(けんごういん)は、鷹峯 源光庵の正面にある、立派な長屋門が印象的なお寺です。
アクセスは、鷹峯へのアクセスを参照してください。
源光庵の正面にあります。
通常
備中高松城の遺構である立派な長屋門があります。
その奥はお寺の駐車場と玄関ですので、特になにもないです。
長屋門の右手、境内の最も右端に“遣迎院”と書いた石柱があります。
長屋門とその石柱の間に路地があります。
この路地の奥に境内への表門がありますが、通常は閉まっています。
4/8 釈尊降誕会 花まつり
毎年 花まつりの4/8は境内が無料で公開され、本尊の“発遣の釈迦”と“来迎の阿弥陀(重文)”にお参りが出来ます。
前述の境内右手の路地を入ります。
9:00頃から開いています。
長屋門に向かって右手の路地を奥に進むと、表門があります。
表門を入ると正面に真っ直ぐ道が続き、その奥に本堂があります。
当日はそこで甘茶の花見団子が先着80名、無料で振る舞われます。
書院の前庭は手前が砂利道でサツキの刈り込みが雲のようにうねっています。
また右手には台杉が植えられています。
前庭の奥は芝生になっています。
庭園の借景は、左大文字山です。
表門から真っ直ぐに進むと本堂があります。
本堂の前には釈迦誕生像があり、甘茶をかけることが出来ます。
本堂に入ります。
本堂内部の正面 内陣には右手に“発遣の釈迦”、左手に快慶作の“来迎の阿弥陀”がお祀りされています。
本堂の左手奥には歓喜天堂やお社がありました。
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2014 4/29の拝観報告3(大報恩寺)

写真は、国宝の本堂
本隆寺を出て、南側の五辻通を西へと歩きます。
千本通を越えた右手にあるのが、千本釈迦堂です。
さて今回は本尊の釈迦如来像をみたことがないのでやってきました。
それに千本釈迦堂は”おかめ桜”を観に何度か来ているのですが、宝物館に入ったのはかなり昔に1度きり。
折角の機会なので、行ってみることにしました。
本当は3月にも来る予定でしたが・・・インフルエンザにより頓挫しました(笑)。
さてまずは本堂です。
肝心の本尊 釈迦如来像ですが・・・遠い、暗い・・・。
特に天気が悪かったのもあるでしょうね。
本堂が南向きですので、晴天のお昼頃に行けばもっと見えるかもしれません。
それと”拝観の手引”をみると、公開は
・2/3 節分
・3/22 涅槃会
・8/8~8/16 六道参り
・12/7~12/8 大根焚き
とありますが、3/22は涅槃図は公開されますが、本尊の公開はないのではなかったでしょうか。
ご存知の方、教えてください。
そして久しぶりの宝物館へ。
京都検定を受けてから見ると、やっぱりここは仏像天国だというのがよく分かります。
定慶の六観音ってこれか・・・思いながら見ました。
受験当時はBに興味ゼロでしたので、”字面丸暗記”でした(笑)。
確かに満足できる内容ですが、冷静に振り返ると
通常拝観+本尊 釈迦如来像公開
のラインナップ。
しかもその本尊公開も、同条件で(遠いってこと)1年に数回あります。
特別今回に!って程のレアさはないですね。
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源鳳院(旧洛陽荘)(南禅寺別荘群散策28)

写真は、大書院と前庭
岡崎にある山階子爵の旧邸で、現在は宿泊や食事が出来る施設でした。
2017年には源鳳院と名が変わり、2/27~3/12まで「公家雅に魅せられて」というひな人形の展示会がありました。
アクセス
金戒光明寺の東側、丸太町の白川(東天王町)と岡崎道の間に岡崎神社があります。
この鳥居の正面の道を直進します。
約100先で築地塀に突き当り、直進路は右に少しふれて続きます。
この築地塀が洛陽荘で、玄関の門はこの右手側にあります。
表門を入ると、正面に主屋の玄関があります。
右手には庭園が拡がります。
白砂の砂利道に飛び石が続き、砂利道の外はきれいな苔です。
すぐに散策路は左T字路になり、左手奥の角にお茶室 心月庵 があります。
右手角はもちろん主屋です。
そしてこのT字路のど真ん中に見事な紅枝垂れ桜があります。
散策路を左に曲がるとその奥左手に大書院があり、大書院に沿ってL字型に拡がります。
庭園中央には白砂で池を模した枯山水で、奥側には植え込みや石灯籠があります。
またL字のちょうど角にも紅枝垂れ桜が咲いていました。
主屋に入ります。
入ると受付で、正面奥はガラス越しに白砂の中庭が見えます。
受付奥の右手に食事をする大書院があります。
この大書院の外が、先程の庭園です。
また大書院の縁を出た右手奥には、小さな個室があります。
ホテルのダイニングとして使っておられるようで、特に湾曲した弧状の網代天井が印象的です。
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2014 4/29の拝観報告2(本隆寺)

写真は、客殿前庭
さて次は本隆寺です。
以前に御会式法要で本堂内部に入りましたが、それだけでしたので期待大でした。
本堂と祖師堂は重要文化財に指定されましたが、僕が訪問したのは”その前”。
パイオニア冥利に尽きました(笑)。
さて今回は、
本堂の正面から入って→本堂内部→裏側から出て→客殿→宝物館→本堂から一旦出て→祖師堂(裏口から入る)。
でした。
ですので客殿や祖師堂内部は初めてです。
9:15頃には到着しましたが、小雨が降り1日雨予報の朝です・・・当然ガラガラでした(笑)。
拝観の詳細は本編に追記しておきました。
本堂も前回はそれほどウロウロしていませんでしたし、しっかり見させて頂きました。
しかし今回の日程には日蓮宗の本堂が3つあり、しかもここは最初だったので記憶が曖昧になりました。
WAN先代に再度事実を確認させて頂くことにしました(笑)。
それとシヲさまがコメントでお庭も撮影禁止と言われたそうですが、僕が聞いた時は「庭園はいいですよ」と言われました。
僕がラッキーだったのかもしれませんね。
感想としては、いいのではないでしょうか。
日蓮宗寺院ですので、あまり古いものがないのは最初からしょうがないです。
しかし普段は全く見ることが出来ないですし、定例の特別公開もないので、そのレアさだけで十分でしょう。
三門楼上や臨済宗の伽藍配置や方丈内部をたくさん観てくると、大体なにがあるかのパターンが見えてきますよね。
それと同じで日蓮宗寺院の伽藍配置や須弥壇を観て、パターンが分かってくるとかなりの”通”、いや”マニア”でしょうね(笑)。
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2014 4/29の拝観報告1(雨宝院)

写真は、雨宝院の観音堂(訳あって拝観日の写真ではなく、桜満開時のものです。)
GW前半です。
4/26は子供と3人で太陽が丘に遊びに行きました。
4/27は子供2人がアウトドアクラブでしたので、9:00京都駅送りの16:00お迎えでした。
その間妻と2人で梅田へ、デート!?(笑)。
しかし同行を求めれられたのは、”僕自身”ではなく”僕のお財布”だったようです(笑)。
2日間も妻を解放したので、この日は朝からガッツリ拝観日です。
しかし朝からガッツリ雨。
でもその方がどの道子供も外出できないので、僕も気が楽です。
もちろん春の非公開文化財特別公開をまわるのですが、いくつかそれ以外も合わせました。
その”それ以外”が1番目です。
市バスの1日乗車券を使います。
堀川今出川で下車して(1日乗車券1回目)、歩いて向かったのが雨宝院です。
この日は朝から観音堂内部の十一面観音像のお参りを電話で予約していました。
今回は本隆寺があったので、最初からそのつもりでした。
また予約は先方に時間指定をしているので、可能ならば朝1番にしておくと気が楽です。
さて9:00前に到着し、寺務所の呼び鈴を押すと御住職が出て来られます。
500円をお納めして、観音堂内へ。
最初に短いお参りをして、御住職から十一面観音像の簡単な解説があります。
そしてじっくり鑑賞します。
この際に御住職が内陣に入っていいですと促して下さります。
かなり近くで拝見できますよ。
Bについての評価は・・・素人なので出来ません(笑)。
まだ修行中です。
そして次はもちろん”お隣り”ですね。
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