HIROZOU

おっさんの夜明け

遠い日の思ひ出

2007-02-21 20:20:27 | メモリー
貧富の差か・・・

昔、小学生の頃1つ上の学年にさくらちゃんがいた

さくらちゃんは年老いたお父さんと肥え担ぎをしていた。

自分ちの分じゃなく他所んちの肥えを担いで生業にしていた。

ある日2階の教室から外を眺めていたら

学校の隣の畑にさくらちゃんとお父さんが肥を担いで来た。

前をお父さんが担いで後ろはさくらちゃんだった

衝撃を覚えた

だって今、授業中やん

あっけにとられて見つめていたら

さくらちゃんも手を止めてじっとこちらを見上げていたっけ・・・

やはり1つ上にタケがいた

タケの家は廃屋だった

タケはよく病弱なうちの兄をいじめていた。

タケの姿をお店のある町中で見かけた事はなかった

見かけるのは山の中か川の中

いつも棒っきれを振り回していた。

そんな時、母子家庭のタケの家がどこかに引っ越す事になった。

引越しの時タケは僕に

「これやるわ」

・・と大事にしていた宝物を僕にくれた

犬の頭の骨だった

やはり小学生の頃、地区別の子供会議があった

上級生のクラスに地区別に分かれた

それぞれが椅子に腰掛けた時

教室の扉がガラっと開けられ

僕の座った机の持ち主が飛び込んで来た

「あぶねぇ~あぶねぇ~」

とか彼は言っていた

「おっ!あったあった」

彼は言っていた

彼が引き出しから取り出したのは銀色に輝く腕時計だった

彼は町でたった一人の医者の息子だった

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ありがたや

2007-02-21 18:49:33 | Weblog

冬だと言うのにぽかぽか陽気なんで一日・・・

ホケ~~~と仕事をこなしている

危機感溢れる今日この頃なんで

来て下さるお客様に対して・・・

(あ~ありがたや・・・ありがたや)

・・・と

心の中で唱えながら仕事をする

お一人様終わっちゃ

はぁ~ありがたや~♪ありがたや♪

またのお越しをお待ちしておりますぅ~♪

あ~ありがたや♪ありがたや・・・

いつも酒の匂いぷんぷんさせていらっしゃるヒロシさん

わたしはあなたの吐く息にいつもメロメロよ

今日もお越し頂いてありがとうございますぅ

はぁ~ありがたやありがたや・・・

最近顔が前にも増して卑屈になって来た

 

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