雨の日はほんに暇やな
ここんところ忙しくて
こりゃええ兆しやと思っておったが
正に水をさされてしまった
片付けて酒でも買うてくるか
ぷはっ~~~♪
仕事終いの一杯は美味いのぅ~~
なんや外は雪降ってるやんか
‘なごり雪,ちゅー奴かな
東京でぇ~♪見る雪はこれが最後ねぇ~とぅ~♪
これって東京に夢破れ故郷に帰る歌やろか?
わしの場合は夢破れる事は無かったな
夢なんぞ無かったし
最初からハードルが低かったからな
しかし
わしが社会人になった26年前って
今、考えると
夢のような時代やったな
世の中は‘バブル,が今や始まろうとしている時期やんか
その頃は分からんがったが
就職の面接なんぞ
「は~ひぃ~ふぅ~」て答えただけで一発採用
わしの面接をした部長なんぞ
(こんなアホやが他におらんしな)
・・・
とか思っただろうな
なんせ人が足りなかった
レストランが調理師学校に求人を申し込んで
実際に新米のコックさんが来るのが2年先だと言われた時代
(今じゃ考えられんな)
現在、コックさんを必要とする店自体少ないもんな
就職した職場は残業時間によく‘てんやもん,をとってくれた
うな重とか寿司が多かったな
うな重をとる時なんぞ
「僕、腹が減ってるんで‘うな重,の二段重ねでもいいですか?」
言うたら
接待費ようけ貰ってる部長が
「おお!ええよ!ええよ!」
ちゅーて
そりゃもう夢のような時代で
・・・
わしの‘バブル,の思い出ちゅーたら
‘うな重,の二段重ねかい!
小さいのぅ~~