昭和は昔か

最近、仕事に来るのが何だか悲しい（？）な

結果の出ない空しい努力を続けているっちゅーか

明日からどうしよう

こんな気持ち昔々もあったな

３０年も前だけど

大阪に住んでた頃

ぷー太郎なのに

それでも盆暮れには田舎に帰省はした

そしてまた大阪に戻った

四国から船は夜の１０時頃神戸港に着く

ボ～ボ～と言う船の汽笛に

ザッポンザッポンと岸壁に打ち寄せる波の音

暗黒の世界にちりばめられた宝石のような夜景

乗客の少なくなった阪神電車で芦屋から梅田に向かう

シャッターの閉ざされたショーウィンドーを横目に

薄暗い地下街を阪急電車に向かい

終電間際の四条河原町行きに乗る

ガタンゴトンと電車のゆりかごに揺られ○○○駅に着く

駅前のパチンコ屋と風呂屋の煙突

小さな街灯の灯された商店街を抜け

くにゃくにゃと曲がった路地の突きあたり

下水と汚泥の流れる小さな小川に面したボロアパート

代○　○○荘

三畳一間ですきま風

岩崎ひろみのポスターと吸えた臭い

貸しレコードにアンプの無いプレイヤー

ピーッという回送電車の警笛

電球の明かりをつけながら

わしはいつも思ってたな

また大阪に戻って来たけど

明日から何したらええんやろ

・・・

帰らにゃ