HIROZOU

おっさんの夜明け

2019-05-28 17:24:38 | メモリー

土曜日は近くの小学校の運動会だったようだ

お客さんのお孫さんが今年1年生で初めての運動会、

応援が両親におじぃちゃんおばぁちゃんが4人で6人だ

僕の小学校の時、両親やじぃさんばぁさんはやはり応援に来たんだろう

運動会は僕にとって思い出したくも無い記憶だ

もうずいぶん昔々だ

僕自身かけっこが遅くていつもビリかブービー

それでも背が一番高かったから入場行進は先頭を歩いた

ビリは先頭を歩きたくなかった出来たら後ろの方で人の影をこそこそと歩きたかった

僕には2歳上に兄がいた

数年前に50歳少しで死んじゃったけれど

亡くなった原因にもなるんだけれど

生まれながらに障害を持っていた

誰が見ても分かる障害

速く走れなくて100メートル走は他人の3倍ぐらいかかってた

だからブービーの子がゴールしても兄はまだコースの真ん中ぐらいを走って?いた

よろよろと歩いているのか走っているのか分からない

でも、いつも皆と同じピストルの合図でスタートをするんだ

普通の子に混じって

何年生の頃の運動会だったろうか

たぶん小学校の高学年

兄の出た徒競走でブービーの子がゴールした後

だれの指示か知らないが

兄の為にもう一度ゴールのテープが張られた

一着の子がテープを切るのと同じように

よろよろとゴールに向かう兄の前にゴールのテープが張られたんだ

ゴールに向かう兄に先生達が拍手をする

つられた観客や生徒も拍手をするんだが

僕自身、あのシーンは見るに堪えられなかった

まるで見世物のようで

世の中に障害者や弱者に対して愛情を注げられる人がいるとは思えなかった

100メートルのコースを一人っきりでゴールに向かう兄

兄に拍手を送る人達、

皆、仮面をかぶったパフォーマンスに見えた

見えた・・

見えただけ

その日からも兄を学校で見かけると

必ず誰かに苛められてた

中学校に入っても

見かけると苛められていた

苛められてる兄を見かけても弱虫の僕にはどうする事も出来なかったし

両親が学校にクレームを入れられる時代でも無かった

兄が悪いわけじゃ無かった

兄は成績は優秀だったんで高校生になってようやく苛められなくなった

周りの環境が他人を苛めるような低次元の人間がいなくなったから

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シャケは辛いのが好き

2019-05-28 17:21:49 | 朝ごはん

            

今朝はシャケに納豆、キムチに昨日の残りのクッパでした。

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