20歳で東京に出て来た時
ちょうどバブルな時代が始まった頃だな
親の仕送りとバイト先の病院の給料とで僕もバブリイ?だった
職場が虎の門だったので学校の夏休みバイト帰りの夕暮れ銀座に繰り出した
銀座と言ってもオネェチャンのいるような店じゃ無くて
銀座ライオンとかビアホールのニュートーキョーとか
明朗会計?の店だな
たぶん銀座が一番活気のあった頃かな
田舎者には刺激的だった
銀座は渋谷や新宿と違って若者を寄せ付けない雰囲気もあったな
渋谷のコンパ(飲み会のコンパじゃなくて店の形態)で飲むと
サントリーホワイトのボトルキープで一人2000円台
銀座のニュートーキョーだと一人3、5~600円だったから
安い店なんてあまり無かったな
現在はいっぱいあるけど
もう帰る??
ほんまに毎日暑いな
せっかく禁酒が続いてたのにまた元の木阿弥・・
アル中に戻ってしもうた
僕が初めて一人暮らしを始めた頃・・もう40年も前やけど
まだ普通の家にクーラーなんか無かった
もっぱら扇風機か団扇
僕の住んでた三畳一間のボロアパートなんて灼熱地獄だった
そんな時分のパチンコ屋はオアシスだった
でもパチンコ屋に入れるのはお金がある時だけで
ほとんど蒸し風呂の様なあの三畳間で夏を過ごしたんだな・・
そうそう
同い年の苦学生がよく飲み屋で奢ってくれたな・・
焼き鳥とイカ焼きなんかをアテに
「おおきに、おおきに、悪いなあ~」
とか言って
「まあ一杯いけや」
とか言って
他人の金で
自分が奢り返すとか言う事は全然無くて
あの頃から恥知らずだったな
まるで阿呆の一つ覚えみたいに・・
レガシイレガシイって
オリンピック・・・
まったく<<<<興味なし!
もう好きなもんだけ見りゃええ
もう毎日暑いし
どこも行けないし
お客は来んし・・
(こりゃ!わしのせいか)
もう寝る!
(寝るんかい!)