雨上がりの朝、お宮の裏の茂みの中に真っ白でけっこう大きなきのこを見つけました
今日は久しぶりのお天気なのに用事で自宅から動けないんです。
・・・と言う訳で
坂東眞砂子の本を一日読んでいました
ほんまに坂東眞砂子って天才だな
癌を患って50代半ばで死んでしまったけれど
坂東の作品で東京の話って珍しいんだけど
まるで坂東自体が長年住んでいたがごとく巣鴨や池袋周辺を克明に描いている
(住んでたのかな?)
物語の終盤になって・・
ああこう言う事かと話は終わってしまう
だけど現在進行形の話と過去の話のやりとりは絶妙で一気に読んでしまいたくなる
ワクワク感が満載なんだ
僕としては映画化された死国なんかより坂東の他の作品で数段おもしろく
且つ怖い作品がいっぱいあるような気がする
この作品で恋愛小説を対象にした文学賞を貰っている
同じ年には直木賞も貰っている
ホラーと子猫殺しだけで有名じゃなく立派な文学作品を書いておられる