冬季オリンピック北京大会が行われている。夏季東京大会からわずか半年。様々なことが報道されるなかで、選手や関係者の奮闘を一人の市民として見守っている。一年延期された東京大会と比較し、コロナの感染状況がどうなのか、大会の運営に世界も注目しているだろう。
スキージャンプを始め、スケートショートトラックなど非常に失格判定が多いと聞いている。純粋に技術を競う競技はすでに昔の話で、道具の規制やドーピングの問題などルールについて公平性を担保するのが難しい状況まで来ているように思う。なんのためのルールなのか、行き着くところまで来てしまうと、スポーツとしての根幹を揺るがす事態になりかねない。無駄な争いのための祭典にならないことを祈るばかりだ。
学生時代スキーに夢中になった。金銭的余裕はなく、道具もなんとかB級品を揃え無我夢中で青春18切符で早朝の各駅停車で越後方面のスキー場へ向かったのは二十歳過ぎて間もない頃だ。雪上でしか味わえない滑走感と山頂から見る景色に若かった自分は魅了されたいた。
長野オリンピックでスキージャンプ陣が大活躍した1998年。社会人一年目の年だった。その頃までなんとか続けたスキーもここ20年ゲレンデに行くこともなくなった。時間に余裕がなくなったのか、滑走感よりものんびりした時間に重きをおくようになってしまったのか。
また必ず雪上に戻ってみたいと願う。
スキージャンプの着地でとる姿勢を「テレマーク」と呼ぶ。語源はテレマークスキー。アルペンもジャンプもこのテレマークスキーが発展した形だそうだ。テレマークとは19世紀に後半にノルウェー南部のテレマルク地方ので発展した現代スキーの原型スタイルだという。両手をあげた姿勢がTにみえるから「Tマーク」だとばかり思っていた。スキーも北欧で始まった伝統的な競技。歴史を積み重ねることで、やはりボードよりも格式が感じられる(個人的見解です)
もちろんスノーボードも好きだ。あの自由な感覚はより現代には受け入れられやすいのではないだろうか。(1年だけやって、滑れるようになったのは大学5年のころだったか)
諦めなければまた必ずスキーもスノボもできると信じている。
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