よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L

2023-07-12 23:32:24 | キヤノン交換レンズでワンダフル
 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L


 最近ハードでもソフトでも「運用のしやすさ」
にこだわってます。インターフェイスがユーザーに
「わかりにくい」「難しい」と思われた時点で
まだまだ開発・改良の余地があるというわけで。

などなどと言い訳しながら結局持ち出すのは
「楽写一眼」キヤノンT80です。
FDレンズを使うのなら最強と勝手に認識しております。

T80が醸し出す「まあ、そんなに気合い入れんでも写してあげまっせ!」
と言ってくれているような雰囲気に癒されますので(^^)。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 今回装着しましたるレンズはキヤノンの超いちびり・・あわわ、技術の粋を
集めた「L」シリーズの広角バージョンFD20ー35mmF3.5Lです。
最終的には190,000円という値付けがされていた高級レンズですが
まさかT80で撮影されるとはレンズ自身も想像していなかったでしょうね(^^)。

和田岬にありますふる~い酒屋さんのアサヒビールのロゴです。
最近摩耶山にありました「摩耶花壇」の紹介がニュースなどで
ありました。その古い写真で出ていたアサヒビールのロゴに
似ているな~と思って撮影です。摩耶花壇は右から表記でしたが。

しかしなんぼワイドズームでも歪曲がすごいですね。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 岬では有名な大和田橋の欄干です。神戸空襲や震災も
乗り越えてきたツワモノでございます。
カタツムリのオブジェが面白いですね。
縦位置ですと歪曲収差がますます強調されます。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 真横から見ますと石造りの非常に立派なつくりです。
こちらでは神戸空襲の際にたくさんの犠牲者の方が出たとか。
三菱の造船所がありますから戦術的には最重要目標ですよね。
空襲の炎で焼け焦げた部分も保存されております。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 平成3年に再建されました兵庫大仏です。
30年以上たちまして良い雰囲気になっております。
初代の大仏さまは戦争中の金属供出で出征されてしまったそうで・・
大仏さまを鋳つぶしてタマにするという発想が湧く時点で
もう戦争には負けでございますな。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 岬といえばノエスタスタジアムです。
看板のイニエスタさんもヴィッセルから離れられてしまいましたね(TT)。
いつも思うのですがサッカー選手の写真てみんな
北斗神拳伝承者みたいな顔つきで撮られてますな。
写真を撮る身としては笑顔が一番と思いますが
笑ってたらだめなんでしょうか(^^)?


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 この時期にはたわわなヤマモモです。
ほどよいすっぱさがお気に入りなのですが
街中ではあまり取られる人もなく落ちるに
まかされているのを見るのがつらいです。

広角ズームですが最短撮影距離が遠くて50cmです。
まあ、接写は想定されてないのでしょうが
あと10cmぐらい寄りたいところですね。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 なぜか私のバイクのメーターに止まってくれていた
キリギリスさんです。35mmで最短撮影距離50cmで
撮影してこれくらいです。
広角ズームで虫撮るなよて感じですが(^^;)。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 いつもの明石海峡の夜景ですが
広角すぎてまとまりがなくなってしまいました(^^;)。
プログラム露出ですからおそらく開放絞りの描写ですね。
Lレンズらしい描写・・が感じられないこともないこともな・・いです。
 

 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 気をとりなおしまして水連を撮ってみました。
奥のほうのアウトフォーカスがむにょむにょです(^^)。
もう少しフォトジェニックにしてくれても
バチはあたらんと思いますが・・
 

 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 最近はみなさんスマホの画角になれていらっしゃいますので
この20~35mmくらいの焦点距離が違和感なく
受け入れられるのではないでしょうか。

ただこのレンズ前モデルの24~35mmのほうが
評価が高いなんて話がありまして悩みどころです。

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EOS Kiss7 EF100mmF2

2023-04-13 11:59:47 | キヤノン交換レンズでワンダフル
 EOS Kiss7 EF100mmF2


 先日富士フイルムがポジフイルム受注停止とのアナウンスがありました。
なんでも原材料の手配ができないそうで。
それって企業としてどやねん!という感じですが。

まあ、絶対に大赤字に違いない銀塩フィルム事業を
継続してくださるだけでも神でございます。
気長に再生産のお知らせを待つのが
フィルムカメラユーザーというものでございましょう(^^)。

今回は貴重な貴重なベルビア50をKiss7に装填して
出撃です。露出をミスるのがイヤだから最新AEマシンにした・・
のではありませんよ(^^;)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 お供のレンズはEF100mmF2です。
小ぶりなKiss7にはぜんぜん似合わない風貌なのですが
100mmフェチの私としては外すわけにはまいりません。

EOSのEFレンズは設計コンセプトに小型軽量という四文字が
ないものが多いですがこの100mmF2もそのようです。
単三バッテリーパックのBP-200を装着してようやく
バランスが良くなります。

見かけはファットでメタボな玉ですがさすがは大口径F2といった
描写でうれしくなりますね(^^)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 今回の梅の撮影は初めての場所に行ってみました。
ふだん私はバイクで撮影に行くのですが
たまたま通りがかった公園に小さな梅林があり
そちらの梅花がみごとでした。

およそガイドブックなどに絶対に載らないような
場所ですが、高台にあり地元の方がたくさん
訪れていました。ただ単に道に迷って想定外の
ところに行ってしまったというのは内緒です(^^;)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 私ががんばってがんばってベルビアを使い続けるのは
このベルビアのイメージカラー爆発の発色のせいです。

イメージカラーなので発色はうそくそ・・あわわ、好感の持てる色を
強調してくれる魔法のフィルムなわけです。

梅のバックの空もいくら白昼順光とはいえこんなに
真っ青けっけなわきゃないんですが、キレイな色でしょ(^^)?


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 最近寒さも緩んで海岸でぼ~とするのが
気持ちよくなりました。幸い海が近くにありますので
頻繁にぼ~としております(^^)。

真夏と違ってなにより海の雰囲気が
静かで写真を取り放題なのが素敵でございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 海浜リゾートに鋭意モデルチェンジ中の須磨水族園です。
我が子も大ファンだったのになくなるのは残念でなりません。
親からしても「のびのびパスポート」で
なんと子供は無料ですからね(^^)ゞ。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 カウントダウンの数字が哀愁を誘う正門前です。
いつも通り右に傾いておりますが(^^;)。

バッテリーパックのBP-200には縦位置レリーズボタンも
装備されておりまして劇的にアップするフォールディングと
あいまって非常に重宝でございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 水族園の帰りに須磨の天神さんによってみました。
残念ながらもう梅も終わりでしたが相変わらずの人気でした。
天神さまてどこにでもある感ありますよね。

私は近所の板宿にあります飛松の天神さまも雰囲気が良くて
好きです。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 梅が終われば桜でございます。
今年は開花時期が早くてうまく時間があって
撮影することができました。

このレンズの最短撮影距離は90cmです。
花を撮影するにはちと遠いのですが
背景をボカすのは超カンタンでございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 桜の木は一年のうちにほぼ一週間だけ
存在を主張するけなげな木ですよね。
まさしく一点突破。熱しやすく冷めやすい
日本人にはぴったりです。

公園の滑り台山に描かれたシーサー様が
良い雰囲気です。
 

 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 ここ最近河原にずらりの桜よりも
公園でひっそり一本咲きの木がマイブームです。
公園の木てある日いきなりなくなったりするときも
ありますからね。

昔私が遊んでいた公園のヒマラヤ杉も
大きくなりすぎてあっさりちょん切られてしまいました。
思い出の木は写真で残しましょう。
思い出はおもいで~(^^)。

 今回のおともの100mmF2は市井では
あんまり人気がないようですがボケ味といい
切れ込みといい非常に好感の持てる描写をするレンズです。
結構リーズナブルで出ていますのでおすすめですよ。
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キヤノンT80 NEW FD100mmF2

2021-06-22 00:26:12 | キヤノン交換レンズでワンダフル
 キヤノンT80 NEW FD100mmF2


 我ながら50をすぎますと、「疲れた~」「しんどいい~」
が枕詞になって久しいです(^^;)。

若い頃と比べますと圧倒的に回復力が落ちてまして
少しのケガとかでも一週間くらい治らなかったり・・
もっとも昔は「人生50年」だったのですから
無理もないのかな?

まあ、今まで真面目に生きてきたはず?なので
後半は楽させていただきましょう。
ということでまたまた「楽写一眼」T80で出動です。


  キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 装着レンズはFDの100mmF2です。
同門に無敵の赤ハチマキレンズ85mmF1.2Lがいますので
現役当時はあんまり話題になってなかったレンズですが
100mmフェチの私としましては、見過ごすわけにはまいりません。

キヤノンロゴ下の「オートフォーカスシステム」の表示が
空しくなってしまいますが、マニュアルフォーカスのFDレンズを
装着しますとなかなかにカッコ良いでしょう?

お池に写った逆さ城のステキな明石公園です。
広々としていながらこのアングルのように適度
にフォトジェニックなスポットの多い公園です。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 今回はベルビア50という低感度フィルムですので
プログラムですがほとんど開放での描写になっているかと。
前ボケも後ボケもさすがは100mm!という感じの
素敵なボケ味ですね。
 

 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 池の端にたたずむアオサギです。
あんまり動かないので被写体にはぴったりです。
公園に常駐していらっしゃいますので
まるで観光看板化しちゃってます。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 撮影に疲れまして公園で休憩していましたら
猫がわらわらと寄ってまいりました。
耳チョンパされてますので避妊手術済みですかね。
野良猫というのはかなりシビアな生存環境らしいのですが・・
私の落としたスナック菓子にかぶりついてます。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 この日はドン曇りでしたのでプログラム露出では
おそらく最低ラインの1/30秒までいってたと思われます。
こういう悪条件ですと、T80の大柄なボディと底面に並列に
単4電池を入れるというレイアウトは手ブレ低減に
おおいに貢献しているようですね。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 猫たちはお互いにけん制しあっているような
感じであまり近寄ってきませんでした。
もっともおかげで適当なディスタンスが取れまして
100mmの画角にはジャストサイズで良い感じです。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 100mmレンズの良いところはこのように
な~んにもしなくても「背景のボケた一眼レフらしい写真」
が量産できてしまうところです。
レンズも「楽々レンズ」というわけです(^^)。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 FDレンズには100mmF2.8というスタンダードな
スペックのタマもありますが、今回はF2の
明るさにずいぶんと救われた感があります。

もっともF2.8は270g・F2は445gと175gも差がありますから
このあたり軽快さを取るか安定性をとるか悩ましいところですが・・(^^;)。


 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 最短撮影距離は1mです。
現在なら75cmくらいまで寄って欲しいところです。
まあ、これだけ良く写りますから欲張りすぎじゃと
言われてしまいそうですけどね。
 

 キヤノンT80 NEW FD100mmF2 プログラムAE ベルビア50

 今回の100mmF2は 予想以上に良いレンズでした。
T80もほとんどネタとして撮影したのですが・・・

インターフェイスも割り切りまくったイラスト表示の
プログラムだけですが、一コマも外さずに決めてくれました。
マニュアルレンズでもフォーカスエイドもしてくれます。

FDレンズをマニュアルで使うならF-1に勝るマシンは
ありませんが、プログラムで撮影するなら
「楽写一眼」のT80が一番楽に撮影できますよ(^^)~。


 
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キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL

2018-12-12 22:58:25 | キヤノン交換レンズでワンダフル

 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL


 最近のカメラの人気傾向といたしまして、「比較的小さく感じられて大型に負けない高性能」
というのがトレンドのようです。いままで渋っていたニコンもキヤノンも本格的にミラーレス一眼の
展開を始めましたしね。

もっともひねくれカメラジジイの私としましては、「ミラーもプリズムも積まんで手抜きなだけやろ!」とか
「フランジバックが短いからレンズ設計に有利とかぬかしてレンズ全然小さくなってへんやんけ!」とか
ツッコミまくっているわけですが・・・(^^;)。

ただ「小さく感じるカメラ」が人気のおかげで昔は後光がさす勢いだった大型で重量のあるプロ用機などは
大暴落しております。なまじ耐久性があるために現存率が高く、値崩れに拍車をかけておりますね。

その勢いはレンズにまで及び、「大口径&高性能」だったかつてのステイタスシンボル的なレンズも
お手軽になってきました。

そこでハイエナおじさんの出動!とばかりにとうとう手に入れてしまったのが今回のレンズ
FD55mmF1.2 ASPHERICALです(^^)ゞ。

ガラスがずいぶんと黄変しているというコンディションのせいか?あっさり我が家にやってきました。
ファインダーをのぞくとびっくりなぐらい黄色くなってます。はたして大丈夫でしょうか?
まさかせっかくのS.S.Cコーティングのキヤノンレンズでモノクロを撮影するわけにもまいりません。
はたしてアスフェリカルの描写やいかに?


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F5.6 ベルビア50

 「描写やイカに」と言いながら、タコを撮ってしまいました。朝霧駅にかかっているタコ時計です。
ずいぶんと長らく故障中のまんまですが良いのでしょうか?

さすがはアスフェリカル、少しの甘さもないビシバシの描写には驚きです。
気にしていた黄変の影響ですが、「冬の光で夕方だから」と言い訳すれば
気にならないレベルではないでしょうか?


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/60 開放 ベルビア50

 有名な明石の魚の棚商店街です。映画のパロディの釣り広告が面白いです。
せっかくのF1.2レンズですから開放で撮影してみました。
開放から広告がピシっと描写されていて素晴らしいですね。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F5.6 ベルビア50

 もはや90年目という菊花展です。そんなに歴史があるとは存じませんでしたのでオドロキです。
来年は猪年ということで、菊のウリ坊がかわいいですね。早く年賀状を作らねばならぬのに
まだできてません(^^;)。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F5.6 ベルビア50

 明石といえばやはり明石蛸でございます。出来立てなのでまだ菊が三分咲きですが
満開ならもっと可愛くなるでしょうね。今の状態では少しく恐い感じがいたしますね(^^)。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F5.6 ベルビア50

 この明石城は来年の2019年には築城400周年だそうです。
明石市は東のおとなりの、ケーキとファッションの上にあぐらをかいた港湾都市とは違い
市政が市民のほうをむいているそうで・・。おとなりからの転入者も鰻登りとか(^^)。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/60 開放 ベルビア50 

 残念ながら、レンズの黄変のせいでファインダーがずいぶんと黄色いので、写欲をそがれます。
なんとかごまかせないかと思いまして・・ケンコーのC2フィルターを装着してみました。
とりあえず見た目だけはずいぶんとごまかせました(^^;)。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/60 開放 ベルビア50

 開放のボケ味もかなり秀逸です。このレンズは巷ではモデルチェンジ版のNEW FD50mmF1.2Lよりも
人気があるようです。やはりこのボケ味の良さが理由のようですね。これでレンズが黄色くなってなければと
惜しまれます。 


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/250 F4 ベルビア50

 先日撮影しそこなった神戸電鉄90周年メモリアル塗装の車両のリベンジ撮影です。
今回は無事に時刻表どおりに来てくれました。

逆光で正面はつぶれていますし、架線の影はかかっているしで鉄道写真としては失格ですが・・
なにしろシャッターチャンスが限られているので仕方がないですね(^^;)。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/250 F4 ベルビア50

 神戸電鉄といえば1000m進むのに対して50mあがる50‰(パーミル)もの急勾配だらけというのが
ウリ?の山登り電車です。乗ってるほうは喜んで山登りを楽しんでいればよいのですが
運行するほうは大変であろうことは想像に難くありません。
ダウンヒルレースのイメージで頭文字Dのノリで売り出せば人気が出るかも(^^)?


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F4 ベルビア50

 今年は猛暑のせいか紅葉が遅かったですね。毎年通っているところがもひとつの
色付きだったので、三木市の鉄板のひとつである慈眼寺に行ってみました。
今年のように悪条件でも美しく色づいております。


 キヤノンA-1 FD55mmF1.2 ASPHERICAL 1/125 F4 ベルビア50

 陽が少しありますと、C2フィルターの影響がちと出るようですね。
まあ、妥協できない範囲ではないので良しとしますか(^^)。
大口径らしいヌケで嬉しくなりますね。

 レンズもファインダーも真っキイキイだったので、撮影中はテンションがイマイチ
低かったのですが、現金なもので撮影結果を見て一気に評価が上がりました(^^)ゞ。
けっこうなクラシックレンズなので生き残っているタマはほとんど黄変していると
おもわれますけれども、デジカメで遊ぶ方なら簡単に色補正できますからね。

黄変で安く販売されているならぜひともおすすめのレンズであります。



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キヤノンT80 FL85mmF1.8

2018-06-23 23:21:14 | キヤノン交換レンズでワンダフル

 キヤノンT80 FL85mmF1.8


 皆さんは「実絞りレンズ」というものはご存知ですか?
通常一眼レフのレンズはシャッターを切る瞬間までレンズの絞りは測光もピント合わせも
「開放」の状態でファインダーに見ているわけですね。
シャッターを切る瞬間に設定の絞り値まで絞り込んでいるわけです。

実絞りレンズは絞りリングを絞るとそのままファインダーが暗くなるのです。
もっともさすがに暗いファインダーではピント合わせがやりずらいので
ワンタッチでピント合わせ時の開放から撮影時用に絞り込み状態にできるレンズが
ほとんどなのですけど(^^)ゞ。

実はこの動作はファインダーが明るく見える・・という以外にメリットはないわけです。
曰く「絞りこんだときと開放とのピントの位置が違わないようレンズ設計せねばならない」
  「絞りこみの動作が撮影タイムラグの原因になる」
  「絞り羽を多くすると絞り込みにテンションが必要なので羽を少なくしてしまう」
などなど・・と他社が必死に開放測光実現に頑張っていたときに天下のキヤノン様は
実絞りレンズのセールスに必死だったのでした。どう見ても周回遅れ感バツグンの
あわわ、保守的ユーザーを大切にするセールストークですね(^^)。

 今回はキヤノンFLレンズでも名玉のほまれ高き85mmF1.8です。
マニュアルフォーカスレンズ最後のNEW FDレンズの世代まで
光学系の変更はなっかったということです。
ということは、いかに完成された名玉だったかがうかがえますね。

何より実絞りレンズで設計されたのですから、一番無理のないつくりではないでしょうか?
決してFDやNEW FDより安かったからFLにしたのではありませんよ~(^^;)。 


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F8 実絞りAE プロビア100F

 日差しもまぶしい須磨海岸です。空と海の青さと砂浜の白さが素敵です。
このような明るいシチュエーションですと、F8のまんまファインダーをのぞいていても
何ら不自由なくピント合わせが可能です(^^)。
 

 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F8 実絞りAE プロビア100F

 古い団地の泳げたい焼き君みたいな滑り台です。よくあるのはカタツムリや
タコみたいなうねうねした形のやつですが、たい焼きとは珍しいですね。
実際遊ぶとなりますとタコやカタツムリのほうが楽しそうではあります。


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F8 実絞りAE プロビア100F

 大修理を終えて白亜に輝く姫路城です。どこから撮っても絵になりますね!
収まりが良すぎて面白くない・・なんて声や白くなりすぎて模型みたい・・
などという不埒な声もあるようですが(^^;)。


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F8 実絞りAE プロビア100F

 姫路動物園の人気者の姫子さんです。ちょうどお食事タイムでした。
大きな白菜をわっしわっしと5つも食べていらっしゃいました。
今年の春先などは野菜が高騰していましたから大変だったでしょうね。
ちなみに姫路動物園は入場料は200円とメチャ安でございます。
姫路城に行かれるさいは、ぜひ寄ってみてくださいね。


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 開放 実絞りAE プロビア100F

 姫路動物園には遊園地も併設されています。
しかも入園料は動物園と共通です(^^)。

昭和のレトロ遊具が現役バリバリで稼働しております。
開放ですと昔国産レンズらしい柔らかな描写になります。
現代のデジカメマウントアダプターユーザーの方にも
ストライクな描写ではないでしょうか?゙


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F5.6 実絞りAE プロビア100F

 動物園の次は須磨水族園です。5.6くらいですとフォーカシングスクリーンの
クロススプリットも影になるかならないかです。
丸に十文字の島津家くつわ十文字みたいです。気分はすっかり西郷どんです。


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F5.6 実絞りAE プロビア100F

 イルカショーの次は屋上に登りまして、アシカのお食事タイムです。
手前の女の子の投げた輪を次々と首で空中キャッチです。
アシカの動体視力と素早く柔軟な動きに感涙ものです。

イルカショーの人気と比べるとかわいそうなくらいですが、一見の価値アリですよ(^^)。


 キヤノンT80 FL85mmF1.8 F4 実絞りAE プロビア100F

 キヤノンT80はオートフォーカスが遅くて、発売当時からけちょんけちょんの評価でした。
が、マニュアルフォーカスで割り切って使えば多彩なプログラム露出マシンとして
ずいぶん楽しめますよ(^^)。

「合わぬなら合わせてしまおうT80」といったところでしょうか。
でもそういったらオートフォーカスマシンのT80には失礼かなあ(^^;)?
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フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8

2017-02-06 23:29:15 | キヤノン交換レンズでワンダフル

 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8
 

 先日ひさしぶりに梅田のヨドバシカメラにまいりましたら、T-MAXの400が売られていました。
学生時代に新発売だったのをを思い出し、懐かしい気分で衝動買いしてしまいました(^^;)。
一本のT-MAXの値段が最近買いあさっているジャンクレンズなみの値段だったりします。
学生時代と比較しますと、まさしくおったまげな値上げぶりです。
ただ、中古カメラと同じで存在そのものがもはや値打ちでのフィルムです。ここは社会人の余裕?を見せて笑顔で購入です。

 T-MAXにふさわしいレンズとなりますと、やはりモノクロ時代に設計されたタマが使いたくなります。
ゼブラ柄のヘリコイドがかっちょよい、Lマウントのキヤノン50mmF2.8を選択してみました。
レンズ構成はテッサータイプですが、新種ガラスの採用でF2.8の明るさを達成とか。
限られた範囲内で限界までの性能を追及・・といった感触ですね(^^)。

 
  フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 F8 T-MAX400

 実際の撮影に持ち出してみますと、ヘリコイドの回し心地に指先が楽しいレンズです。
細身の鏡筒をチマチマとつまんでフォーカシングするわけですが、ノブ式のピント合わせより
もおおいにラクチンで速写性もバツグンであります。
 

 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 F8 T-MAX400

 塗装しなおされて、ピカピカの鉄人28号です。色がビビッドになって写り込みもなかなかです。
いっそのこと季節ごとに衣替えしてみれば観光客も誘致できるのではないでしょうか?


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 F8 T-MAX400

 長田にあります旧双葉小学校で、今は地域の人材支援センターになっているふたば学舎です。
私の世代にとってはなつかしい、校舎の真ん中に講堂があるタイプです。
昭和の小学校の雰囲気が満点ですね。床は板張りで「油引き」をしないといけません(^^)。


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/60 開放 T-MAX400

 斜めに差し込む夕陽が良い感じです。むかし国産レンズらしいへちゃつぶれ感ですが、ネガではもう少し出てます。
昔の人なら覆い焼きなどのテクニックを駆使して、きちんとしたプリントを作られるんでしょうね。
私は根性なしなので取り込み一発ですが(^^;)。テッサータイプにしてはかなりコントラストが
出ているほうではないでしょうか。


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/125 開放 T-MAX400

 人気の鉄道写真家の中井精也さんです。トークショーに参加させていただいたのですが、写真の技術はもちろんですが
おしゃべりの軽妙さには感動しました。お人柄も非常に気さくでフレンドリーな方でした。
開放での描写ですが、室内光がよくまわってなかなかの写りです。このレンズは開放からばっちり使えますね~。


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 F8 T-MAX400

 モノクロですと、ついつい廃団地など撮影したくなります。子供たちがにぎやかに遊んでいたであろうブランコも
取り払われて支柱を残すのみです。新しく建て替えられてまた元気に遊ぶ姿が見られると良いですね・・・。


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 開放 T-MAX400

 定番の近所の開放野良猫です。バックのボケ味は二線ボケでほにょほにょです。
しかしこの二匹の猫のメンチの切り方はすごいですね。まあ、撮影しているのが私という怪しいオッサンですから
警戒したくなるのはわかりますが(^^;)。


 フォクトレンダーベッサR3A キヤノン50mmF2.8 1/250 開放 T-MAX400

 開放から解像感がすごいレンズで、猫のヒゲもピシっと描写されています。線も細くてこの手のレンジファインダー50mmレンズでは
最強かもです。なんでも発売時には引き延ばし用レンズとしても使えるとセールスされていたとか。
モノクロ時代のレンズですから、カラーでの色目はあまり期待できませんけれど、デジタルでアダプター遊びをされている方にも
おすすめレンズですね。あ、アダプター遊びをする方は、開放絞りではもへもふで周囲の描写はぐりぐりのほうがいいのかな(^^)?

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