よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ツァイス ディスタゴン18mmF4

2011-11-29 22:02:24 | コシナ交換レンズでワンダフル
 ツァイス ディスタゴン18mmF4

 デジタル時代になってすかっりズームレンズの範囲にふくまれてしまった感のある18mmという
画角ですが、35mmフィルムカメラではバリバリの超広角レンズです。

レンジファインダーカメラのユーザーの方には経験があると思いますが、ただでさえ高価なレンズにさらに
プラスしてファインダーまで購入せねばならないというのはすごいエネルギーがいるものなんですね。
値段も安いレンズならもう一本買えるぐらいすることが多いので躊躇して結局レンズ本体も
購入をあきらめてしまう・・という方も多いのではないでしょうか?

ある日行きつけのカメラ屋さんの中古コーナーを物色しているとなんとファインダー付で
しかもかなり廉価で販売されています!しかも手持ちのSWと同じシルバー色です。

実は私は広角レンズがあまり得意ではなく、脳内画角が24mmぐらいまでしか対応できないので
つかいこなせないのはわかっているのですが・・ほとんどオマケののりで付属している
18mmの純正ファインダーの魅力に抗うことはもはや不可能でした(^^;)。

実際SWに装着してみますと純正なだけにまったく良く似合います。
ただレンズが大きくフードもゴツイので街中のスナップショットなどにはちょっと
不向きでしょうか?

まあ、せっかくの超広角のツァイスレンズですから自己主張が強いのはやむをえませんね。

あとフードが花型でカッコイイのですが逆向き装着ができそうでできなく、ファインダーも
角が強くてポーチなどにいれようとするとキシキシと文字通り角が立つのでした(^^)ゞ。


ツァイスイコンSW ディスタゴン18mmF4 F8 AE プロビア100F

 加古川の円長寺さんの裏の公園に保存?されている「キハ2」という車両です。
この汽車は昭和59年まで走っていた「別府(べふ)鉄道」の車両で運転席の前にバスケットが
ついているのは荷物や自転車をのせていたそうです。以前の勤め先がこの公園の近所だったこともあり
よくお弁当を食べながら眺めていました。
残念ながら私がそこに通っていた2年余りの間でもどんどん傷んでいくので見るのが心苦しかったのですが
久しぶりに撮影にいってみたところ、さらに荒廃がすすんでいました。

これではせっかくの歴史的遺産が「町に美観を損ねるから解体撤去しよう」という日がくるのも
遠くないかもしれませんね(TT)。

写真は悲しい被写体ですがレンズはなにしろ「ディスタゴン」ですからまったく素晴らしい描写です。
ちょっと広角が強くてパースを効かせすぎてしまいました。つかいこなせるようになるには時間がかかりそうです。
宝のもちぐされにならないようがんばって精進せねばと思うことしきりなのでした(^^)ゞ。
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チノン ベラミAF

2011-11-14 11:24:23 | マイ カメラ チノン
 チノン ベラミAF


 なんとも嬉しいことに神戸元町大丸前に先日カメラのナニワ中古カメラショップがオープンしました!。
最近閉店:廃業される老舗カメラ屋さんが多かっただけに嬉しい限りです。
さっそくかけつけると神戸のカメラオヤジさんたちで店内はいっぱいです。EOSにアダプターでズイコー18mmを
つけた人などもいてなかなかのつわものぞろいです。

もちろん私の目指すはジャンク箱です(^^)。
むらがる同好の志を押しのけてごそごそと箱をあさると見慣れないプラカメがありました。
「チノンベラミ AF」 初めて見る個体です。観音開きのベラミは知っていましたがAFバージョンが
あったとは知りませんでした。レンズもモルトもきれいです。ベラミなだけにレンズは沈胴です。

スペックは35mmF3.9。まあ、F4ですね。パンフォーカスでいけそうな感じですがAFとうたって
あるので遠・中・近ぐらいは調節してくれるのかな?レンズのコーティングもパープルできれいですし
裏から見るとちゃんとレンズボックスも内面反射の処理がしてあるので期待できそうです。

さっそく安いコダックのネガと同時に購入しました。はりきって電池を入れようとすると・・
なんと単三使用とおもっていたら使用電池はCR123Aです。
いきなりカメラより電池が高い状態になってしまいました(^^;)。

わくわくしながら電池を入れてみると・・動きません!
「ピンチパンチ!」
ですがここであせってはいけません。このころのカメラはローディングが中途半端
だとシャッターがきれなかったりします。裏蓋をあけてスプロケットをぐりぐり。
やっぱりだめです。

次の一手はセルフタイマーです。電子式のカメラはセルフタイマーの信号でシャッターを
切ってやると接点が復活することがあるのです。
「うわ!セルフがない!!」

ひょっとして久しぶりにやってしまったのか?オートハーフみたいにフィルムを入れないとシャッターが
切れない仕様なのかも。フィルムをいれてみます。
「ショイィィン」やった~!。ついにローディングしてくれました。が、さっそく撮影しようとすると
やっぱりシャッターが切れません。とほほほほほ。

こうなると残るは「使われてなかった接点スイッチが摩擦で復活するよう祈る」です。
前面のレンズ蓋をパコパコパコパコ。
「ウヌレ!」パコパコパコパコ。
パコパコパコパコするうちに沈胴レンズの飛び出し方にムラがあるのに気付きました。
「ひょっとしたら?」
レンズをつまんで引っ張ってみました。
「ガション」という感触とともにフラッシュもポップアップしてチャージランプも点灯しました\(^0^)/!

レンズの沈胴のスプリング?が弱っているのか外れているのか?わかりませんがレンズを
定位置までつまみ出せば良いのです。さっそくテスト撮影に出発です。


 CHINON35mm F3.9 AE コダックPROFOTO XL 100

 資料を捜すとあの名機CP-9AFやGENESISと一緒のカメラショーカタログに載っていました。
レンズは3枚玉の簡単なものですが、開放値を欲張っていないこともありなかなかの描写です。
ヌケがよいのはおどろくばかりでさすがは8ミリでならしたチノンレンズといった感じですね。

資料ではフォーカスロックができるようですが私のベラミはなんのテンションも感じられずに
シャッターがきれてしまいます。そのへんもじゃんきぃですが35mmF3.9ですから
たいがいはパンフォーカスになってで大丈夫と思われます。
ベラミがこれだけ良く写ると他のチノンカメラも欲しくなってきちゃいますね(^^)。
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