シグマSA-1ズームマン リケノン70~150mmF4マクロ
シグマの製品ラインナップを見るたびに
「この会社はカメラ好きの人が多いんだろうな~」と思います。
そしてレンズだけではあきたらず「うちのカメラを作るぜ!そして売っちゃうぜ!」
という流れに行ってしまうのは同じカメラ大好き人間としてすんごく気持ちがわかります。
レンズのみならずオリジナルのSAマウントのデジタル一眼レフや高性能コンデジDPシリーズを展開しているシグマですが
1983年にはこんなカメラを発売していたんですね。
主力商品のズームレンズが使いやすいようにAEロックや露出計スイッチをグリップに集中させた「ズームグリップ」
F値の暗いズームレンズでもピントが合わせ安いように明るい「ズームファインダー」を装備。
裏蓋にもホールディングを確実にするようにさらに突起をつけ貼り皮には型押しで大きく「SIGMA」のロゴ。
撮影者は常にズーム専用カメラ「ズームマン」を使っているんだ!と認識できるというわけです。
ズームレンズが使いやすいカメラをつくるより普通のカメラでも使いやすいズームレンズつくったほうが早いやん!
という突っ込みはなしですよ~(^^)。
リケノン70~150mmF4マクロ 開放 AE トレビ100C
これだけ「ズーム専用」と主張されるとズームレンズで撮影しないわけにはいきません。
ボディにあわせてレンズもシグマにしたかったのですが当時のシグマのレンズはほとんど市場になく
たまに中古店でみつけてもジャンクで程度の悪いカビレンズばかりです。
マウントはKマウントなのであきらめてペンタックスのズームでもつけようかと思っていたところ
カメラ修理屋さんの棚できれいなリコーのズームを発見しました(^^)V。
ズームマンのベースはリコーのXR-7なのでマテリアルもデザインもマッチングは完璧です。
XR-7はシャッタースピードが16秒まで設定できるのですがズームマンのシャッターダイヤルは8秒までで
16秒の数字があるべきところは空白です。・・・がその空白のところにダイヤル指標をあわせると
ちゃんと16秒で切れてくれます。このあたりはOEM契約の大人の事情だったのでしょうか?
レンズは二倍ズームとしてはやや大きめですがなにしろ「リケノン」ですから曇り空でしたが
開放でもなかなかの描写をしてくれました。アオサギさんの鋭い眼光もばっちりです。
リケノンらしくシャープさが身上のレンズですね。
80年代の入門機的マシンなのでフィーリングは大味なのですがこれ一台で十分といえば十分といえるスペックです。
ただニコン・キヤノンをはじめとするメジャーメーカーと比較すると「感覚性能」というカタログには載らない
ところで見劣りするのはやむをえないところでしょう。
私がカメラ屋さんにいたころあるレンズメーカーさんから聞いた話ですが「うちの技術者がいつも言ってるんです。
あと一万円コストをかけさせてもらえればニコンにもツァイスにも絶対負けないレンズを作ってみせるのに・・。って」
ブランド≒価格の厳しさ感じたものでした。
シグマはもはやカメラメーカーとしてのブランド力を持てたのではないでしょうか。
でも単焦点大好き人間としては昔みたいに小さなワイドレンズも作って欲しいです(^^)ゞ。
シグマの製品ラインナップを見るたびに
「この会社はカメラ好きの人が多いんだろうな~」と思います。
そしてレンズだけではあきたらず「うちのカメラを作るぜ!そして売っちゃうぜ!」
という流れに行ってしまうのは同じカメラ大好き人間としてすんごく気持ちがわかります。
レンズのみならずオリジナルのSAマウントのデジタル一眼レフや高性能コンデジDPシリーズを展開しているシグマですが
1983年にはこんなカメラを発売していたんですね。
主力商品のズームレンズが使いやすいようにAEロックや露出計スイッチをグリップに集中させた「ズームグリップ」
F値の暗いズームレンズでもピントが合わせ安いように明るい「ズームファインダー」を装備。
裏蓋にもホールディングを確実にするようにさらに突起をつけ貼り皮には型押しで大きく「SIGMA」のロゴ。
撮影者は常にズーム専用カメラ「ズームマン」を使っているんだ!と認識できるというわけです。
ズームレンズが使いやすいカメラをつくるより普通のカメラでも使いやすいズームレンズつくったほうが早いやん!
という突っ込みはなしですよ~(^^)。
リケノン70~150mmF4マクロ 開放 AE トレビ100C
これだけ「ズーム専用」と主張されるとズームレンズで撮影しないわけにはいきません。
ボディにあわせてレンズもシグマにしたかったのですが当時のシグマのレンズはほとんど市場になく
たまに中古店でみつけてもジャンクで程度の悪いカビレンズばかりです。
マウントはKマウントなのであきらめてペンタックスのズームでもつけようかと思っていたところ
カメラ修理屋さんの棚できれいなリコーのズームを発見しました(^^)V。
ズームマンのベースはリコーのXR-7なのでマテリアルもデザインもマッチングは完璧です。
XR-7はシャッタースピードが16秒まで設定できるのですがズームマンのシャッターダイヤルは8秒までで
16秒の数字があるべきところは空白です。・・・がその空白のところにダイヤル指標をあわせると
ちゃんと16秒で切れてくれます。このあたりはOEM契約の大人の事情だったのでしょうか?
レンズは二倍ズームとしてはやや大きめですがなにしろ「リケノン」ですから曇り空でしたが
開放でもなかなかの描写をしてくれました。アオサギさんの鋭い眼光もばっちりです。
リケノンらしくシャープさが身上のレンズですね。
80年代の入門機的マシンなのでフィーリングは大味なのですがこれ一台で十分といえば十分といえるスペックです。
ただニコン・キヤノンをはじめとするメジャーメーカーと比較すると「感覚性能」というカタログには載らない
ところで見劣りするのはやむをえないところでしょう。
私がカメラ屋さんにいたころあるレンズメーカーさんから聞いた話ですが「うちの技術者がいつも言ってるんです。
あと一万円コストをかけさせてもらえればニコンにもツァイスにも絶対負けないレンズを作ってみせるのに・・。って」
ブランド≒価格の厳しさ感じたものでした。
シグマはもはやカメラメーカーとしてのブランド力を持てたのではないでしょうか。
でも単焦点大好き人間としては昔みたいに小さなワイドレンズも作って欲しいです(^^)ゞ。