ローライナー21mmF4
最近のカメラはほとんど電気で動きます。デジカメなら100%電池が切れればただの箱ですからね。
フィルムカメラでも露出から巻き上げからシャッターから電動のものもあります。
電気カメラは使わずほっておくと、接点が古くなって接触不良をおこすと調子が悪くなるので放置プレイはご法度です(^^;)。
電動ですと電気回路が調子を崩すと交換部品がなければ修理不能です。このローライ3003の前のモデル2000Fは故障が多いことで
有名だったらしいのですが、3003になってからずいぶんとましになったとか。それでも日本製の信頼感とはほど遠いらしいので
撮影はいつもおっかなびっくりです。
私の3003もときどきトップのシャッターボタンが調子が悪くなるのですが、サブのシャッターがあるのでその点は安心です(^^)。
雰囲気はまったく赤城耕一さんの言うように35mm判ハッセルなのですが、ハッセルと同じく手動でシャッターチャージもフィルム巻き上げも
できるようになっていればもっと評価されていたんでしょうね。惜しみて余りあるところです。
ローライフレックス3003 ローライナー21mmF4 F8 1/250 ベルビア100
ローライQBMマウント用に用意されていたローライナーという日本製レンズのシリーズの21mmです。
最短撮影距離45cm・開放F4というずいぶんと控えめなスペックのレンズです。マミヤ製とのうわさですが。
3003のスクリーンはピントのキレがばつぐんというわけでもないうえに、スプリットもナナメなので
普段の撮影はレンジファインダーのように目測のほうが絶対楽ちんですね(^^;)。
せっかくのローライ一眼レフですからがんばって最短撮影距離まで寄ってみました。
ものすごくボタンの花がハデにでているように感じられますが、ベルビア効果もありますがだいたいこんな色でした。
ツァイスだったらそれはそれは原色バリバリみたいになっていたかもしれません。
made in Japan のまじめな仕事をするレンズです。やはりマミヤ製でしょうか?
3003はいろいろいじくるだけで楽しいカメラですので、ローライナーでいろいろそろえて稼働率をアップしたいところです。
なにしろツァイス玉より圧倒的に安いですしね(^^)ゞ。