ロッコールの描写

　オートコードで蝉のぬけがらをとってみました。
夏の定番ですがさすがロッコール！て感じにきりっとした描写ですね。
ローライコードのクセナーと比べるといかにも「中判でとったぞ！」
て感じになるので気にいってます。オートコードにはいろいろ
バリエーションがあって後期のものほど人気があるようですが
そのせいもあって少し相場は高めです。（高いといってもカメラの値段
とすればたいしたことはないと思いますが）
程度がいいものなら前期型でもこれぐらいよく写るのでかえってお買い得
だと思います。
ただシャッタースピードが古いタイプのものは1/50とか1/100とかの
大陸式というやつなのでポジを使うときはちょっととまどいますね。

ネガフィルムのパワー

　１２０フィルムでお気に入りがフジのビューナス８００です。
ちょっと昔ではかんがえられなかった（もちろんローライやオートコードの
時代）高感度と粒状性にはただただ驚くばかりです。

３５ｍｍでは少しアンダー目にすると粒子がみえたりするのですが
６ｘ６ともなればビクともしません。

この写真はかなり暗い地下鉄の整備工場内の撮影ですが
ローライコード　クセナーＦ３．５　１/６０で普通にシャッターが
きれました。大きな車輪の質感がよくでてます。
でもクセナーの開放描写はボケ味はあんまりよくないですね^^。

やっぱりオートコード

　国産の二眼レフといえばこの「オートコード」です！！今はなき
ミノルタ（会社はあるけど(^^)ゞ）の二眼レフ。
独特のフォーカシングレバーを使ったピントあわせは慣れると
病み付きになります。

　レンズはこれまた評判の高いロッコールです。長年程度のいいのを
さがしていてなかなかみつからなかったのですが広島の
ミッキーカメラさんでピカピカの固体を発見！すぐさまゲットいたしました。

このカメラの良いところはレンズの良さもさることながらスクリーンの
明るさです。時代を考えると驚異的！ピントのヤマはつかみやすく
それでいて見やすいさすがミノルタ！（もうないけど）

同じようなレンズ構成のローライコードと比べるとシャープさでは
こちらが上ではないでしょうか。
　

ドミンゴ ヴァレンシア

　１９９０年ぐらいのスバルドミンゴ１．２ヴァレンシアです。
当時はミニバンなんて言葉もなくただレジャーカーとか言ってたような・・・

でもこのサイズで７人乗り！１．２Lの排気量でどれだけ走るねんて
感じですが。スバルらしくオリジナリティはピカ一ですね。

いつかは購入しようと思っていたのに一度モデルチェンジしただけで
製造中止になってしまいました・・・残念！！

ローライコード作例

　で、ローライコードの描写です。クセナーというテッサータイプ
のシュタイナーのレンズですが絞って使うとなかなか良く写ります。
もともとシアンのかかるレンズなのでこのトンネルは真夏に撮影したので少し
青みが強いですね。

二眼レフは楽しい♪

　いま一番はまっているカメラが二眼レフです。上にも下にもレンズが
ついて上からファインダーを覗いて撮影するハコ型のクラシックな
雰囲気のカメラです。

　１２０サイズという大きなフィルムを使うのでＡ４ぐらいにひきのばし
てもびくともしません。たいがいは１２枚どりのフォーマットになるので
一度の撮影にもちょうど良い枚数です。

　機械式のカメラなので操作は少し面倒ですがうまく撮影できると
「使いこなしてるぜ！！」感が最高です。

　フットワークの軽さで旅行には最適のローライコードⅤａです。