よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ハッセルブラッド SWC その2

2018-07-14 22:18:31 | マイ カメラ ハッセルブラッド

 ハッセルブラッド SWC


 先日何となく気になりまして、「ハッセルブラッド SWC」とグーグルで検索してみました。
すると、なんと一面目の下のほうですぐ私のブログの記事が出てくるではありませんか!
記事の内容からしますとずいぶんええ加減ですのに・・
天下のグーグル様にこんなに認められているとは罪悪感にさいなまれます。

私のポリシーにはいささかもとる行為ですが、せっかく見に来ていただけるSWCファンの皆様のためにも
禁をやぶって「ハッセルブラッド SWC その2」を掲載させていただくことにしました。
決して新しいマシンで撮影に行くヒマがなかったわけではありません・・・・よ(^^;)。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/125 F5.6 アクロス100

 SWCのフィルターはシリーズフィルターで、アダプターとイエローフィルターを揃えるのに苦労しました。
ので、秘蔵のアクロス100を使うことにします。この名フィルムが販売終了とはなんとも悲しいですが・・。

出まくりのコントラストとビオゴンの歪曲のなさにはいつもながら感動ものです。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/125 F5.6 アクロス100

 ピントは目測なのがこのカメラの敷居を高くしている一因ですね。でも38mmという
広角レンズですから絞りをF5.6にしておけば、2mから無限大までほとんど
被写界深度内です。道の奥の風見鶏の館が見えますでしょうか?
ある意味中判の写ルンですとして遊べます(^^)。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/125 F5.6 アクロス100

 スクエアの画面で超広角ですので、水平をとるのは大変です。
この写真も水平なようで水平ではないですね。こだわる方には水準器は必須アイテムです。
私がこだわってないのが丸わかりですが(^^;)。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/125 F5.6 アクロス100

 軒下から雨宿りしながらの撮影です。残念ながら思いっきり先細りです。
でも最近のスマホの写真もこれぐらい広角があたりまえです。
皆さん見慣れているでしょうから許容範囲ですよね~(^^)ゞ。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/60 開放 アクロス100

 モトコーの掲示板です。高架下なので暗くてアンダーめです。
本来ならイエローフィルターを外して露光を稼ぐべきなのですが、すっかり忘れてました。
撮影レンズとファインダーが別のところですのでこの手のミスは頻発しがちなのです(^^;)。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/125 F5.6 アクロス100

 モノクロで帆船など撮影しますと、いつの時代の撮影かわからなくなりますね。
モノクロで撮影のさいは伝統的なモノよりも「今」が写っているモノを優先しておくのが
よろしいですね。時代が経つと値千金になりますから。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/60 開放 アクロス100

 元町商店街のマスコット「もとずきん」ちゃんです。撮影距離はだいたい1mです。
いくら被写界深度が深いとはいえ、これくらいの近距離ですと目測でのピント合わせは
怪しくなります。もう一台持参したカメラでピントを合わせてその目盛りを
ビオゴンにこっそり移しました。あ、こっそりする必要などありませんが(^^;)。


 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5 1/60 開放 アクロス100

 実は私のコレクションカメラの中でも稼働率の高いマシンです。
「当たればこんなに気持ちの良いレンズもない」というところがその理由でしょうか。
なまじ必死にピントを合わさずに「だいたい」で撮影できるところが良いですね。

最近のインスタで、真四角の写真に萌えているカメラ女子のかたには
ぜひ一度使っていただきたいカメラでございます(^^)。
コメント (2)
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ハッセルブラッド SWC

2013-01-18 21:51:50 | マイ カメラ ハッセルブラッド

 ハッセルブラッド SWC ビオゴン38mmF4.5


 寒い中リアルで撮影したのにデジカメらしく切り抜いた画像をコピペしたみたいになってしまいました(▼▼;)。
ちなみにレンズはミノルタAF100マクロです。F5.6まで絞ってもみごとな円形光彩ぶりでうれしくなります(^^)。
ブツ撮りにはオススメですよ~。

「世の中に完璧なものなど存在しないはずだがもしもっとも近いものがあるならSWCのビオゴンではないか」
とか、「その描写力は筆舌に尽くしがたい」とか、「光がこのレンズの中を通ると現実を超える宇宙が形成される」
とか、なんぼなんでもそこまで言うたらあかんのちゃうか?というような大絶賛以外の評価にお目がかかったことのない
ハッセルブラッドSWCとビオゴン38mmF4.5です。

最近のフィルムカメラの値下がりでついに私も手に入れることができました。もっともかなりの数の使用実績の
少ないレンズたちを泣く泣くドナドナしたうえでの購入でしたが(^^;)。

ただ私は6×6判ローライ原理主義者なのでライバルたるハッセルをラインナップに加えることには
自分自身にも非常に葛藤がありました。そこで購入動機の言い訳としてたどりついたのが
6×4.5のセミ判で使うから許してくだせえ~ということです。幸いハッセルにはセミ判で撮影できる
マガジンが用意されています。購入時にセミ版マガジンをハナから装着してもらって6×6を封印しました。

「あ、でもファインダーはどうされます?ビューファインダーにかぶせるメタルのマスクがあるんですけど高いんですよね。
今うちもってないし」
「うわ~そうでした。仕方ないからテープでも貼ってつかいますよ。もともとアバウトなファインダーやから・・
大丈夫でしょう。わはは」
いいかげんな気持ちで使うふりをしてローライ大明神さまへの罪悪感を相殺です。

喜び勇んででテスト撮影にのりだしたのですが、箱型のころころしたボディをアイレベルで使用するのは
非常に違和感があることが判明しました。手持ちスナップなんて使用を前提に設計されていないのでしょうが
もともとアバウトなうえにアバウトな私がアバウトにテープでマスクしてセミ判したファインダーなので
ますますストレスが溜まります。

てか、はこはこしたボディには感覚的にウエストレベルファインダーが欲しいです。
コシナが出したSWC用アングルファインダーが入手できればベストなのですが、SWCユーザーの人は
絶対手放さないであろう評判の良いファインダーですからめったに市場に出ない上に新品の倍ぐらいの
プレミアムアイテムになっています。

なにか良い方法はないかと思って気がついたのですが・・ビオゴンの6×6判38mmという画角は
35mm判では21mm相当とか。
ならば、以前に購入してほとんど使用していなかったコシナの35mm判用のアングルファインダーと
21mmアタッチメントがあったのを思いだしました!
セミ判用で上下は比率は長方形にしているからそんなにむちゃではあるまいと納得してのぞいてみると・・
おお、まったく違和感なくピッタリ!の、ような気がします。つかいごこちはもちろん抜群です。
いける、いけるぜ!セミ判SWC(^^)!


 ハッセルブラッドSWC ビオゴン38mmF4.5 開放 1/30 プロビア400X

 ちょうど10日だったのでえべっさんにお参りです。今年も良い写真が撮れますように。
平日にもかかわらず商売繁盛をお願いする人達で境内はいっぱいです。縁起物のお店も
たくさんあって被写体には事欠きません。

やはり人ごみの中ではウエストレベルファィンダーが便利です。アイレベルだと意識されることが多く
目線をくれる人も多かったりしますがウエストレベルだとみんな「??」という感じのオーラはだすものの
あんまり気にせず通りすぎていってくれます(^^)。

テントが張ってあってけっこう暗かったのですが400のフィルムのおかげでなんとか1/30秒で
シャッターをきることができました。さすがはビオゴンで開放にもかかわらずバシッ!ときめてくれてます。
ある意味ひかげなので昔ツァイスの本領発揮というべきかみごとなコントラストです。

アバウトな気分でつけたファインダーでしたがこれはかなり使えますね。いつの日にか6X6のほうの
アングルファインダーをゲトできたあかつきには6X6マガジンを装着してフルにビオゴンを使いこなして
「宇宙」とやらを形成せねばなりませんね(^^)ゞ。

 


コメント (1)
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