ズイコー24mmF2.8
積年の想いがかないまして、私の大好きな広角レンズの焦点距離の24mmのズイコーがやってまいりました。
モノコート時代からラインナップされているズイコー広角レンズの草分け的存在のレンズですが
本レンズはかなり新しいバージョンのようでロゴも細目の印字のマルチコートバージョンです。
24mmという広角でありながらレトロフォーカス感を表に出さない細身のプロポーションがセクシーです(*^^*)。
重量も185gしかなくダイエットの必要もさらさらありません。もっともOMレンズは200g以下のレンズが
ゴロゴロしています。ライバルのペンタックスでも195gですから圧倒的じゃないかわがOMは!て感じですね。
OM-3チタン ズイコー24mmF2.8 1/125 F5.6 ベルビア50
明石にあります中崎公会堂です。1911(明治44)年に造られたそうでなんと100年すぎの現役選手です!。
お寺や神社みたいに崇められる存在なら残っていてもべつに驚かないのですが、普通の公民館みたいな公共施設が
しかも現役とは驚きです。空襲も震災もものともせずにがっしりと建っています。
公会堂ですから、予約すれば一般でも普通に使わせていただけます(^^)。
こけら落としにはあの文豪夏目漱石が来て講演されたとか。
OM-3チタン ズイコー24mmF2.8 1/8 F4 ベルビア50
高い天井と磨かれた床が100年の重みを感じさせますね。昔の広角レンズですが歪曲も少なくて
広角が得意なズイコーらしさがバツグンです。ちょっとへちゃつぶれ感があるのはお約束ということで(^^)ゞ。
OM-3チタン ズイコー24mmF2.8 1/125 F5.6 ベルビア50
ズイコーの24mmは大口径タイプのF2が有名ですが、普通版の2.8もなかなかの実力派ですね。
「ズイコーは暗いほうがシャープで鮮鋭」という伝説が有名です。私はどちらかというとレンズの
性能云々よりも大口径タイプのレンズはボディとのバランスが悪くなって手持ちのホールディングがあまくなり
手ぶれが微妙に発生して相対的に画質が落ちる・・・という認識なのですが(^^;)。
OM-3チタン ズイコー24mmF2.8 1/500 開放 ベルビア50
廃屋の壁面にたくましく咲き誇るムクゲです。植物って自分では一歩も動けないのに
素晴らしい繁殖力ですね。庭木でうえられたのでしょうけど家屋がなくなっても毎年元気に
咲いてくれています(^^)。
開放描写もズイコーらしいドヨぼけは健在です。ピントの合ったところの鋭さもらしいですね。
F2の評判が良すぎてあまりメジャー感のないF2.8ですがボディとの相性は圧倒的にこちらが上かと。
今度は専用レンズフードを探してやらなくちゃです。