よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

阪神基地隊サマーフェスタ2014

2014-08-28 19:48:54 | 神戸ふねふね

 誠にラッキーなことに休日がもらえ、毎年開催されている海上自衛隊の阪神基地隊サマーフェスタに
今年は行くことができました\(^0^)/!!

歪曲が少なく、シャープに撮影できて青空がきれいに写る青っぽレンズとなりますとスーパーアンギュロンが
最適です。久しぶりにライカのR6.2に21mmF4レンズと押さえに50mmのズミクロンを持って
出撃しました。

  練習潜水艦 ふゆしお    
 
  2014/08/08 阪神基地隊

 台風の接近が懸念される中、アサイチから並びました(^^)ゞ。平日の朝だというのにすでに大勢の人達が
列をつくっています。開門と同時にまずは潜水艦「ふゆしお」に向かいます。ほとんど波はないのに
ゆら~りゆら~りとピッチングしていてつるつるの上甲板からすべって落ちないか不安になりました(^^;)。


 練習潜水艦 ふゆしお    
 
  2014/08/08 阪神基地隊

 広角の21mmレンズなので被写界深度がバリバリですから、F8まで絞ってやりますと艦尾のセイルから
対岸のフェリー乗り場までピントがきます。夏の雲と青っぽレンズのスーパーアンギュロンは最高ですね。

潜水艦はすべて和田岬の三菱造船所かハーバーランドむかいの川崎造船所で造られていますので
神戸は生まれ故郷です。乗組員の方も「神戸に帰ってくるとほっとします」とおっしゃってました。

 訓練支援艦 てんりゅう&護衛艦あぶくま 
 
  2014/08/08 阪神基地隊

 次は普通の水上護衛艦です奥がてんりゅう手前があぶくまです。いつも思うのですが艦橋に上がるラッタルとかすごく狭いんですよね。
しかも急ですから、カメラバッグをいつもラッタルにゴトゴトと引きずってしまって気を使います。
自衛官の人にメタボな方はいらっしゃらないでしょうけど。
 

 
  2014/08/08 阪神基地隊

 そしてこちらは「溺者救助訓練」用の人形さんです。なかなかにお上手でございますね。
海に飛び込んで助けたくなるなら両さんよりも美少女キャラのほうが良い気がしますが(^^)。

今回の護衛艦公開は翌日の「展示訓練in大阪湾」の前座でした。が、台風11号の接近・・というより
直撃で中止になってしまったのです。せっかくの乗船券を引き当てた人が
「わしせっかく当たったんやけどなあ。残念じゃ~!」と叫んでおられました(^^;)。

来年は私も乗船券を引き当てて、走っているフネにのってみたいものです。


コメント (2)
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シグマ テレマックス135mmF2.8

2014-08-23 00:12:11 | シグマ交換レンズでワンダ...
 
 シグマ テレマックス135mmF2.8


 人間「習慣を変える」というのは非常にエネルギーが必要です。私がいつまでたってもフィルムカメラで
遊んでいるのも、フィルムの光をとどめるふところの深さに心酔しているというのもありますが
身体が覚えたフィルムでの撮影感覚を変えたくない・・・というところもあるわけですが(^^)。

身体が覚えたといえば、良く使う焦点距離も同様で、私は感覚焦点距離が標準は40mm中望遠が100mmです。
となると、135mmというレンズは感覚的に少々長すぎるのですが・・巷に山のようにゴロゴロしている
ジャンクの135mmのレンズを見ていますと、135mmレンズで遊ばないのは、実に機会損失をしているような
気になってきました。いわばしょうがが嫌いなゆえに炊き立てご飯を前にしながらいかなごの釘煮を食べられない・・
といったところでしょうか。

ここはひとつ大人になった証として子供のころ食べられなかった苦手のおかずも食べられるように
なっていたらいいな~という感覚で挑戦です。でももともと苦手の焦点距離ですからなにかきっかけがないかと
おもっていたところへ見つけたのがシグマのテレマックス135mmF2.8です。

135mmF2.8というのは特に珍しくもないのですが、なんとこの135mmは最短撮影距離からさらに
ダブルヘリコイド(レンズ先端の緑色の部分)を回転させると撮影倍率1/3までマクロ撮影できてしまうのです。

しかもそのテレマクロ域ではソフトフォーカスになるのでF8まで絞ってくださいとのこと。
と、いうことはF8よりも開けて使えばソフトマクロになるのでわっ(^^)!!


 ミノルタX-1シグマ テレマックス135mmF2.8 1/125 F5.6 プロビア100F

 マウントはミノルタSRマウントなので、さっそくXDに装着して出撃しようとしたのですが・・
なんといつもならカチリと定位置で留まるはずのレンズロックがかからずズルズルと回ってしまいます。
ひょっとして不良品か?(実はこれもジャンクなのですが)(^^;)。

いろいろ試しているうちにふと気がついてX-1に装着したところ・・カチィィンとはまってくれました。
SRマウント機とMDマウント機は互換性があるはずなのですが、レンズメーカーの悲しさか
微妙~に相性があるようです。ちなみにSR-1Sにも無事装着できました(^^)。

まあ、メタボチックなレンズですので図体の大きいX-1のほうが良く似合います。
もちろんがんばってダブルヘリコイド域でのマクロ撮影に挑戦です。

開放ではダブルヘリコイド域になりますと、ほえほえになってピントなんぞわからなくなりますので
F5.6まで絞っています。わずかにソフト感が残ってキリギリスさんもなかなかいい雰囲気になりました。 
 

 ミノルタX-1シグマ テレマックス135mmF2.8 1/125 F5.6 プロビア100F 

 もちろん本来はおまけで付いてるマクロ機能ですから、普通に135mm望遠として撮影できます。
当時としては大口径のF2.8レンズですから、2段も絞ればぐぐっとシャープになります。
またまた「背景のぼけた一眼レフらしい写真」の一丁あがりです(^^)。

付属のメタルフードもぐっと深めで植毛までしてあって、当時の金物工作の良さが感じられます。
何よりシグマの「純正レンズにも絶対負けないぞ!」感が聞こえてきて嬉しいですね。

デジタル全盛の昨今ではソフト機能など画像ソフトでちょちょいのちょいですが
「レンズを通したほんもののソフト描写」も再評価されても良いのではないでしょうか。

コメント (5)
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タムロンSP300mmF5.6 54B

2014-08-09 21:13:30 | タムロン交換レンズでワンダフル

 タムロンSP300mmF5.6 54B


 最近すっかり望遠レンズにはまっています。特に200mm以上は人気がないのでオークションでも
ひとり舞台のときも多く、「ナンバーワンよりオンリーワン♪」と歌いながらゲトしてしまいます(^^)ゞ。

 タムロンのむかしテレマクロ300mmF5.6です。最短撮影距離は1.7mで現在の水準からみれば
どうってことはないのですが、当時(1980年くらい?)ではかなりのエポックメイキングですね。
フィルター径はΦ58mmで、まったく膨らみのない鏡筒が逆にスレンダー美人です(*^^*)。

実際「寄れる」望遠レンズというのは非常に使いでがありまして、ちょっと腰の引けたようになりがちな
遠くのお花などもぼぼぼんと主題強調が可能です。おまけに300mmという超望遠ですから
今はやりの「一眼レフらしい背景のぼけた主題の強調された写真」にほぼ自動的になってしまいます。


 ミノルタX-1 タムロンSP300mmF5.6 54B 1/125 開放 プロビア100F

 相も変わらず夏は得意のハスの花のアップです。花びらのグラデーションが美しく、期待のボケも
「ボケのタムロン」の期待を裏切らない優しいボケですね。
 

 ミノルタX-1 タムロンSP300mmF5.6 54B 1/125 開放 プロビア100F

一応マクロレンズですのでまじめにトンボさんも撮ります。たぶんタイワンウチワヤンマさんです。
他のトンボが近寄ると「われ、なに人のシマに入って気とるんじゃい!」
とばかり侵入者を追いかけまわすのでなかなか落ち着いてくれません(^^;)。

開放値はF5.6なので絞ってはなかなか使えないのですが、開放からこれだけの画質なら
文句はないですね。個人的にはこれくらいの焦点距離なら三脚座が欲しいのですが、そうすると
スレンダー美人でなくなってしまいますからら難しいところです。

実際開放F値の暗いレンズのほうが迷光や乱反射に強いわけで、デジタル時代の今こそ
「暗いけれどシャープで切れ込みの良い」小さな玉が欲しい今日この頃です(^^)。 
コメント (4)
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ニッコール3.5cmF2.5

2014-08-01 00:01:43 | ニコン交換レンズでワンダフル

 ニッコール3.5cmF2.5


 以前にライカマウントのトプコール3.5cmF2.8のにほれこんで以来、ずっとさがしていた
ニッコール3.5cmF2.5 をようやく手に入れることができました。
そんなに珍しいレンズでもないのですが、「お手軽」にこだわったのです。
(ジャンクともいいますが)(^^;)。

35mmレンズですから組み合わせるボディはもちろんライカM2です。
良い機会なので長いあいだほっちっちだったM2もレンズと一緒にオーバーホールしてもらいました。
レンズもそうですが、特にライカはきちんと整備すると見事に素晴らしいフィーリングになります。
ライカがいつになっても人気があるのは「治せる」カメラだからなんだ~としみじみと思った次第です。

考えてみると修理屋さんも同じ苦労と手間をかけて治すのなら、きちんと完調に整備することができて
お客さんにも喜ばれるほうが良いに決まってます。
ライカは売り手よし・買い手よし・世間よしの三方よしの素晴らしいカメラなのですね(^^)。


 ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/125 F4 ベルビア50

 近所の神社の七夕飾りです。昔国産レンズなので暗部は若干へちゃつぶれてますが・・・
思っていたよりも線は細めであたたかめの描写ですね。これはポジより軟調のネガのほうが
相性がよさそうですね(^^)。理想はモノクロでしょうか。
 

 ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/30 開放 ベルビア50

 開放の描写も気になるところです。手水鉢の水をニャンコがおいしそうになめていました。
前ぼけはほんのりして良いですがバックはイマイチかな?対称型やしニッコールやしボケ味に
期待してはいけないのかも(^^;)。


 ライカM2 ニッコール3.5cmF2.5 1/15 開放 ベルビア50

 せっかくの対称型レンズですから歪曲のなさも試してみたくてポスターなど撮影してみました。
たしかにまっすぐすぐの歪曲のなさです。なにしろ暗い地下街でベルビア50ですから
手持ちギリギリの1/15秒でなんとかかんとかぎりぎりブレずに撮れました。

「ミラーレス一眼」の元祖?のパワーいまだ衰えずといったところですね。
このニッコールはスクリューマウントで、本来ならニッカやバルナックライカ用ですから
小さくてとってもかわいいレンズです。私も「かわいいレンズに首ったけ」になってきて
しまいました(^^)ゞ。

コメント (6)
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