オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2
ここのところ「ウクライナ」と「キーフ」の戦況が
ずっと気になっております・・。
カメラファンとしましてはキエフなどという単語は
コンタックスのコピーしか思いうかばなかったのに!
問題児が権力を持つと皆が不幸になるという見本ですね。
今回取り上げますのはじつは2回目のズイコー40mmF2です。
以前OM-1Nとセットでとりあげました。
ただ当時はテキスト主体で作例は一コマしかあげておりませんでしたので
あらためて紹介する次第です。
OM設計者の米谷さんが社内の反対を押し切って
造らせてしまったレンズだそうで。
そのあたり、アサヒカメラ2002年3月号の
米谷さんのインタビュー記事に詳しいです。
昨今この40mmがまるでライカレンズもびっくりの
暴騰をしております。ユーザーとしてはかなり複雑な心境です。
モノとしての値打ちは個人の主観ですからなんとも
他人が口出しすることではないのですが・・
若いOMファンの方の判断のよすがになればと思います。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
発売当時は定価22,000円のレンズです。
私も当時勤めていた店で3割引きくらいで売ってもらいました。
構成レンズは6群6枚で、そのうち4枚が高屈折率低分散ガラスだそうです。
高価なレンズを4枚も使ってこの安さですから
ぜんぜん儲けはなかったのではないでしょうか?
早々に製造中止となったのもむべなるかなです。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
現役時から「開放描写がもにょもにょ」で有名なレンズでした。
普通この手のパンケーキタイプはF2.8ですから。
開放値F2というスペックは、素晴らしい高性能のはずなのですが。
購入してまもないころF2で撮影し、描写のヒドさに驚いたものでした。
それ以来開放での撮影はさけていたのですが
今回30年ぶりに封印をときはなちました。
記憶よりも多少はましな気もいたします。
それでもやっぱり・・画面4隅の周辺落ちはかなりヒドイですね(^^;)。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
リニューアルのため足場を組まれているポートタワーです。
現在はすっぽり覆われていますが、これくらいなら
足場があっても違和感がないですね。
タワーとしてもこのままのカタチでも良いような気もいたします。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
得意の夕暮れ紫狙いです。
空の色は良い具合ですが、この40mmF2の特徴である
シャドー部のへちゃつぶれ感は凄まじいですね(^^)。
へちゃつぶれの多いズイコーの中でもトップクラスです。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
OMのダイレクト測光AEはこの手の夜景撮影では最強です。
登ってきたお月様が神々しいです。
ご覧のとおり絞り羽は6枚です。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
当時のレンズガイドには「像面湾曲も少なく」と
のたまわれているのですが・・像面湾曲はともかく
単焦点にしちゃあ、たるたるの歪曲収差はけっこうありますねえ。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
40mmという焦点距離は35mmよりちょい長い・・
だけですが、自然で非常に使いやすい画角です。
40mmの画角になれますと、50mmってけっこう
長いな~と思えてくるから不思議ですよね。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
このレンズの売りのひとつが30cmの最短撮影距離です。
40mmレンズとしましてはか~なり寄れるレンズです。
よくズームレンズについておるおまけマクロぐらいの
実力はありますね。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
その30cmの最短撮影距離と、開放値F2というスペックを
信用して思いっきり開放で接写しますと・・こうなります(^^)ゞ。
まさにズイコードヨボケでも一番のキングオブドヨボケです!
しかも単玉では珍しい、見事な2線ボケが発現いたします!!
これでは社内で発売に反対されたのもうなづけますねえ。
本当に30年ぶりに「開放で接写」したんですが。
予想以上に見事に予想どおりでした(^^)。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
今考えれば学生時代ほとんどこの40mmで撮影していたのが
夢のようです。ま、小型軽量イチバンゆえそれだけOMボディとの
相性が抜群中のバツグンであるということなのですが(^^;)。
個人的には小型OMレンズの描写チャンピオンは
やっぱり35mmF2.8かな~と思っていますが。
ここのところ「ウクライナ」と「キーフ」の戦況が
ずっと気になっております・・。
カメラファンとしましてはキエフなどという単語は
コンタックスのコピーしか思いうかばなかったのに!
問題児が権力を持つと皆が不幸になるという見本ですね。
今回取り上げますのはじつは2回目のズイコー40mmF2です。
以前OM-1Nとセットでとりあげました。
ただ当時はテキスト主体で作例は一コマしかあげておりませんでしたので
あらためて紹介する次第です。
OM設計者の米谷さんが社内の反対を押し切って
造らせてしまったレンズだそうで。
そのあたり、アサヒカメラ2002年3月号の
米谷さんのインタビュー記事に詳しいです。
昨今この40mmがまるでライカレンズもびっくりの
暴騰をしております。ユーザーとしてはかなり複雑な心境です。
モノとしての値打ちは個人の主観ですからなんとも
他人が口出しすることではないのですが・・
若いOMファンの方の判断のよすがになればと思います。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
発売当時は定価22,000円のレンズです。
私も当時勤めていた店で3割引きくらいで売ってもらいました。
構成レンズは6群6枚で、そのうち4枚が高屈折率低分散ガラスだそうです。
高価なレンズを4枚も使ってこの安さですから
ぜんぜん儲けはなかったのではないでしょうか?
早々に製造中止となったのもむべなるかなです。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
現役時から「開放描写がもにょもにょ」で有名なレンズでした。
普通この手のパンケーキタイプはF2.8ですから。
開放値F2というスペックは、素晴らしい高性能のはずなのですが。
購入してまもないころF2で撮影し、描写のヒドさに驚いたものでした。
それ以来開放での撮影はさけていたのですが
今回30年ぶりに封印をときはなちました。
記憶よりも多少はましな気もいたします。
それでもやっぱり・・画面4隅の周辺落ちはかなりヒドイですね(^^;)。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
リニューアルのため足場を組まれているポートタワーです。
現在はすっぽり覆われていますが、これくらいなら
足場があっても違和感がないですね。
タワーとしてもこのままのカタチでも良いような気もいたします。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
得意の夕暮れ紫狙いです。
空の色は良い具合ですが、この40mmF2の特徴である
シャドー部のへちゃつぶれ感は凄まじいですね(^^)。
へちゃつぶれの多いズイコーの中でもトップクラスです。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
OMのダイレクト測光AEはこの手の夜景撮影では最強です。
登ってきたお月様が神々しいです。
ご覧のとおり絞り羽は6枚です。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
当時のレンズガイドには「像面湾曲も少なく」と
のたまわれているのですが・・像面湾曲はともかく
単焦点にしちゃあ、たるたるの歪曲収差はけっこうありますねえ。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
40mmという焦点距離は35mmよりちょい長い・・
だけですが、自然で非常に使いやすい画角です。
40mmの画角になれますと、50mmってけっこう
長いな~と思えてくるから不思議ですよね。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 F5.6AE ベルビア50
このレンズの売りのひとつが30cmの最短撮影距離です。
40mmレンズとしましてはか~なり寄れるレンズです。
よくズームレンズについておるおまけマクロぐらいの
実力はありますね。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
その30cmの最短撮影距離と、開放値F2というスペックを
信用して思いっきり開放で接写しますと・・こうなります(^^)ゞ。
まさにズイコードヨボケでも一番のキングオブドヨボケです!
しかも単玉では珍しい、見事な2線ボケが発現いたします!!
これでは社内で発売に反対されたのもうなづけますねえ。
本当に30年ぶりに「開放で接写」したんですが。
予想以上に見事に予想どおりでした(^^)。
オリンパスOM-4Ti ズイコー40mmF2 開放AE ベルビア50
今考えれば学生時代ほとんどこの40mmで撮影していたのが
夢のようです。ま、小型軽量イチバンゆえそれだけOMボディとの
相性が抜群中のバツグンであるということなのですが(^^;)。
個人的には小型OMレンズの描写チャンピオンは
やっぱり35mmF2.8かな~と思っていますが。