私の一番のお気に入り二眼レフ「テレローライ」です。
なんとなく人に優しい雰囲気のする二眼レフの中でこのテレローライと
マミヤのCシリーズは他者を睥睨するような迫力がありますね。
レンズ交換という荒業を使うマミヤに比べゾナー135のみの
潔さ!!最短撮影距離が3メートル近いというオニのような潔さです。
ローライナーをつければいいとはいえシームレスでちかよれないし
エフ値も4てのはいささかというよりだいぶ暗いなあ。75ミリぐらい
なら気にもならないんですが135てのはさすがにブレますよ。
もっとも手持ちはあんまり想定されてないんでしょうけど。
大きくて重たいんですがでもこのゾナーの描写はすべてを許せるすごい
写りをします。焦点のあったところのシャープさとそれ以外のボケ方
の落差の大きさに感動!それが見事に浮き立つような画像になります。
セルフタイマーもついてるしこれでとればすばらしい記念写真ができます(^^)。
でも3メートル離れないといけないから崖ぎわとかは注意ですね。
テレローライ ゾナー135mmF4 F5.6 1/30秒 ベルビア50
私をゾナー好きにした運命のカットです。合焦部と背景とのギャップがすごいのに
なぜかずっと見ていたいような不思議なボケです。ただ単に収差が残っているだけらしいのですが(^^)。
テレローライ ゾナー135mmF4 F8 1/250秒 アクロス100
モノクロで絞るとまたシャープですごいです。象さんの毛の一本まで描写してくれてます。
またまたずっと見ていたくなります(^^)。
テレローライ ゾナー135mmF4 F5.6 1/30秒 ベルビア50
この紅葉は実家の近所なんですが、気持ち悪い(^^;)ほどの立体感を
ごらんになれるでしょうか?
いろいろとゾナーレンズで遊んでいますがなかなかこのテレローライを凌ぐゾナーには
巡り合えていないのでした(^^)ゞ。