コニカ ビッグミニF
最近コンパクトデジカメはスマホ内蔵カメラとミラーレス一眼に挟撃されて
すっかり死に体になってしまいましたね(TT)。
確かにコンパクトデジカメで撮影するなら、よっぽどスマホの
内蔵カメラで撮影したほうが綺麗に撮れたりしますからね。
もっともスマホの画像は山盛りにモッてエフェクトがかけられていたりするのも多いようです。
カメラメーカーさんはコンパクトデジカメでは、カメラメーカーのプライドが邪魔して
被写体の忠実な色再現を狙いすぎて、地味な絵を作ってしまうようで・・。
結局スマホ写真のビビッドな表現に、コンパクトデジカメは後塵を拝してしまったのではないでしょうか?
ところが誠に喜ばしいことに最近ナウなヤングの皆様の間でコンパクト単焦点フィルムカメラが
ひそかなブームのようです!。気骨あるヤングの皆様はストイックな表現を目指して
単焦点フィルムコンパクトにパフォーマンス性を見出されているようですね。
誠に素晴らしいお心がけでございます(^^)。
そんな中、一番人気はコンタックスの最終機CONTAXT3です。すっかり中古価格が暴騰し
現役時代より高値になったりしております。
そこでいわば「プアマンズT3」的に人気がでていますのが今回のビッグミニFでございます。
「フィルムカメラでビッグミニていうのが欲しいけれど・・どんな写りかしら?」
という悩める若人のため、カメラジジイのおじさんが一肌ぬいで作例をたんまり
アプいたしますですよ。景品で頂戴したのではなく、ちゃんと?中古カメラとして
購入したんですよ。いつもどおりジャンク箱からの救出ではありますが(^^)ゞ。
あ、被写体がジジムサイのはご容赦くださいね
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
今年は台風の当たり年でしたね。曇天が多くて青空が少なくてつらいシチュエーションが
多かったです(^^;)。なかなかに素直なシャキッとした描写です。
しかし「コニカレンズ」はないですよね。やはりレンズ銘は「ヘキサノン」と
名乗って欲しかったなあ・・
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
発売時期は1997年(平成9年)ですからもう20年以上も昔です。
測光方式は普通の中央重点測光で、空を入れますとずいぶんと引っ張られて
アンダメの露出になってしまいます(^^;)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
このカメラのセールスポイントの一つが35cmまでの近距離まで切り替えなしの
接写ができることです。初代は「A4」という名前で、「A4サイズの用紙が複写ができます」
というのがウリでした。ニックネームのビッグミニが後から本名になってしまったんですね。
キヤノンのオートボーイも同じパターンでした。
フラッシュマチックに手慣れたコニカだけありまして、きれいな発光でまとめてくれてます。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
アクティブ式のオートフォーカスなので無限大での撮影は苦手のようです。
対策として山のマークに設定する遠景モードが付いてます。が・・あんまり良くありませんね。
もっともカメラの性格からいえば接写時と3mくらいの記念撮影が一番重視されてるでしょうから
贅沢は言えません。実は奥に見える工場は西神戸のコニカミノルタなのですが・・(^^;)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
山陽電車のカードキャプターさくらとのコラボ電車です。
イベントのスタンプラリーも通常のスタンプラリーの3倍の人気とか。
「萌え」おそるべしですね(^^)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 +1.5補正 プロビア100F
一応露出補正モードもあります。このように空を入れる構図では
積極的に使うべきなりですね。しかし曇り空ばかりでやんなりますね(^^;)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
「牛乳の王様」明治ゴールド牛乳のホーローベンチ看板です。時代は50年は経っていそうですが
ピカピカなのにはびっくりです。当時は文字通り王選手がイメージキャラクターだったそうですよ。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
お寺の絵馬ですが、アクティブフォーカスでピントぴったりジャスピンコニカ
フラッシュマチックでばっちり光ってピッカリコニカといったところです。
不思議な水玉模様ですが実際にこんな馬がいたんでしょうか?
もしいたのなら、名前は絶対に「ブチ」ですね(^^)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
最近見かけなくなりました古タイヤを半分埋めた公園です。
私が子供のころは公園遊具の鉄板だった古タイヤですが・・
どうして最近なくなってしまったんでしょう?
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
花柄もきらびやかな象印電子ジャーです。なんと「未使用新品」ですね。
化粧箱もカラー印刷で当時の家電製品の持つオーラが素晴らしいです。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
今年は休日がうまく取れまして、生野の銀谷まつりに行くことができました。
マニアの方が制作された戦車です。なんと乗って動かすことができます。
造形もハンドメイド感がすばらしいですね!。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
ガルパンのキャラクター西住みほさんですかね。
ややつたない造形がなんとも良い味を出しております。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
休憩所に展示してあった昭和のカメラ達です。
オリンパスペンの箱のデザインが素敵すぎです!。
カメラを買うと普通は外箱は捨ててしまいますから
現存率を思えば、ある意味本体より貴重といえます(^^)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
生野の川沿いにあります建物ですが・・すっかり緑に覆われつつあります。
手前の水路は洗い場だったんでしょうか・・。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
ホーロー看板の鉄板中の鉄板オロナインの看板です。浪花 千栄子さんです。
本名は南口 キクノとおっしゃるそうで、他にぜったいにないぐらい
ベストマッチングなお名前です。「家中みんなで」と表記されておりますが
家中でオロナインを使いまくっているということはよっぽど
そそっかしい一家なのではないでしょうか(^^)?
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
またも登場していただきました世界のホームラン王です。
ボンカレーゴールドはカレーのホームラン王なわけですが・・
当時から40年以上ずっと微笑み続けているとはさすがは世界の王選手です(^^)。
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
C57 93号機のモニュメントです。というより機関車の位牌にしか見えません。
解体するよりそのまま置いていたほうが楽だったのでは・・
コニカ ビッグミニF コニカレンズ35mmF2.8 オート プロビア100F
35mmレンズですから、かなり寄った写真です。
被写界深度があるのでアゲハ蝶までピントが行くかと思いましたが
残念でした(^^;)。
ボケ味云々というレンズではないのですがアウトフォーカス部は
少々つらいですね。
ずいぶんと久しぶりにコンパクト単焦点カメラで遊びました。
ハンドリングの気楽さと軽量感はやはり最高の感覚性能だと言えます。
おじさんはずいぶんと前にジャンク箱から救出したのですが・・
現在の中古相場も、カメラとして普通に考えればむちゃくちゃではない
値段だと思うのです。コニカの気合いの入った素晴らしいマシンですよ~(^^)。