よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

にっぽん丸vs飛鳥Ⅱ

2013-02-27 22:04:36 | 神戸ふねふね
 
 にっぽん丸vs飛鳥Ⅱ

 2013/01/29 神戸港

 宿敵と書いて「とも」と読ませる。ライバルが居るから人生は面白い。
ニコンvsキヤノン。タムロンvsシグマ。ライカvsコンタックス。いずれの組み合わせでも
片方がいなくなればよの中おもしろくなかったやろうな~と思います。

ただいま大人気の三井客船の「にっぽん丸」と郵船クルーズの「飛鳥Ⅱ」です。
どちらも神戸港はもちろん世界中をクルーズしてまわる豪華客船です。
最近ほんとによく神戸にも寄港してくれるのでフネ好きとしては嬉しいかぎりです。

向こうに見える飛鳥Ⅱは神戸学院の前でにっぽん丸が出港して中突堤が空くのを
まっていたのでした。お互い挨拶して航海の安全を祈るところですが目にみえないライバル同士の火花
がでているような感じもありますね(^^)。

こういった豪華客船でクルーズされる方は乗り比べをしてリピーターになられる方も多いでしょうから
お互いの切磋琢磨はハンパないのではないでしょうか。
私もいつの日かゆっくり乗船してみたいものです。
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アポズミクロンR 180mmF2

2013-02-20 23:12:31 | ライカ交換レンズでワンダフル

 アポズミクロンR 180mmF2

 
 
 「F2の大口径を180mmでご提供!」というライカのいちびり・・いやいや心意気と技術力の賜物の(^^;)
アポズミクロン180mmF2です。デジタル時代になってこの手のスーパーハイスペック望遠レンズの価格下落はすさまじく
前玉にポチ傷と微細なホコリ入りなだけで嬉しいような悲しいような超特価でした。

デジタルの画像はフィルムに比べるとブレには非常にシビアでせっかくの高画素も少しのブレでもべちゃっと解像感が
損なわれてしまいますから、ブレが目立つ望遠レンズは人気がないのでしょうか?

デジカメの高画素競争もすっかり落ち着いて今は高感度競争です。「ノイズがいかに少ないか?」とか「ISO25600」とか。
スポーツカメラマンやプレスカメラマンは喜んでいらっしゃるのでしょうが、私は低感度でも連射ができなくても良いから
白とびしないセンサーを作ってくれたほうがよっぽど嬉しいです(TT)。

先日も咲き始めた蝋梅の写真を秒5コマで連写しているおじさんをみかけました。同一カットで20コマぐらい撮影されていました。
おそらくブラケット撮影なのでしょう。梅の花が走って逃げるわけではないのですから(^^)もう少し梅をゆっくり
愛でながら撮影をたのしまれては?と思うのでした。なによりせっかく撮影したカットもほとんど消去されてしまうのでしょうから
なんとももったいない気がするのでした。


 ライカR-E アポズミクロン180mmF2 F2.8 1/125 ベルビア50

 がんばって手持ちで整列しているカモメさんをねらってみました。ふわふわした羽毛があったかそうです。

連写おじさんに対抗してこちらは一発露出の手巻きマニュアルフォーカスで撮影です。
F2という素晴らしい明るさのおかげでシャッタースピード的なブレは出ない気がするのですが
2.5キロもある重量のおかげで支える左手がワナワナふるえて、撮影=筋トレ状態です。

一生懸命構えてみても1分しかもちません。素直に三脚を持ってくればよかったのですがついつい大口径がうれしく手持ちで
撮影できると思ったのがあさはかでした。(もちろん三脚座装備のレンズですよ)

せっかくの大口径だからと嬉しがって絞りを開けると被写界深度が浅々でせっかくカモメのみなさんが並んでくれているのに
一羽にしかピントがこないのでした(^^;)。
超特価だったのは使いこなしが難しすぎて人気がないからだったんですね。

まあ、最近は「一眼レフらしい背景のぼけた写真」がナウいことになっていますから良しとしますか(^^)ゞ。







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LNG EBISU

2013-02-16 21:49:18 | 神戸ふねふね

 LNG EBISU

 2012/12/26 明石海峡

 せっせとオーストラリアからLNG(液化天然ガス)をはこんでくれているLNG EBISUです。
原発が停止しているおかげで天然ガス需要は急増しているわけですが、フネファンの私としてはしょっちゅう
がんばっているガスタンカーが見られて嬉しいのです(^^)。

全長は289.5mもあるそうで戦艦大和よりもでっかいのです。
うちも暖房はガスファンヒーターを使っているのですが、けっこうきれいに燃焼してにおいもしないうえに
水蒸気がでるので加湿器も不要です。

なによりガスを燃やしてその蒸気でタービンまわして電気をおこしてモーターでコンプレッサーをまわして暖房するエアコンよりも
すなおにガスの火であたためるほうがエネルギーロスはないですよね。
関西電力もとっとと原発をあきらめてガスを普通に売ったほうが儲かるんじゃないでしょうか(^^)?
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ズミクロンR 50mmF2

2013-02-14 01:12:09 | ライカ交換レンズでワンダフル

 ズミクロンR 50mmF2


 ロングセラーモデルというものは初期:中期:後期型などとレパートリーがあり、各々ポイントが
あってマニアの収集欲をくすぐるものですね。理想に燃えて設計されコストもかけられた初期型。品質も安定して
豊富に選べる中期型。最高の完成度をもつ後期型など。もっとも真逆の評価をされることもあり
品質:精度もバラツキが多くあたりはずれの多い初期型。特徴もなく不人気の中期型。コストダウンもされて
質感の落ちた後期型など。それらを選んで探すのも中古カメラの醍醐味です。

ライカRレンズの初期型ズミクロンR50mmF2です。1965年から1976年までの長きにわたりR3が出るまで発売されていた
名標準レンズです。R3以降のRカム式に対応できるように3カムに改造されたバージョンで見つけるまで苦労しました(^^;)。

先をきゅっと絞ったデザインは一眼レフにありがちな威圧的な雰囲気をやわらげてくれて好感がもてます。
最近のぶわっと太った標準ズームとは真逆のデザインアイデンテティですね。R-Eのまるっこい
ペンタ部との相性も抜群です。本来のライカフレックスの角ばったペンタ部よりかわいくて似合ってるかと。
鏡筒は真鍮製だそうで小さいのですがずしりと重たいのですがそのぶんますますライカらしいしっとりとした
ピントリングの感触をたのしめます。

先端にはシリーズフィルターⅥをセットするリングが標準でついていたらしいのですが、中古レンズでは紛失されているのが
多くこのレンズもついてませんでした。またまたリングとフィルターを別途探すのに苦労しました。
結局リングは純正ですがフィルターは安くでていた国産のもので妥協しました。シリーズフィルターの特色として
装着してしまうとフィルターのブランドが見えなくなるのでなんら問題ありません(^^)。


 ライカR-E ズミクロン50mmF2 開放 1/60 ベルビア50

 ズミクロンなのでやっぱり開放の描写をご紹介です。神社の厄除けお祭りのトントと狛犬さんです。
質感描写の作例には狛犬さんが最適ですね(^^)。絞り開放ながら余裕しゃくしゃくのキレと解像感は
さすがのズミクロン様です。うしろのボケも優しくて国産レンズとは一線を画します。

最近の若いデジカメ女子の間では「背景のボケた写真」が流行のようですがですがこのズミクロンはがんばって
「開放でもキリリとシャープ」な感じです。おじさんは線の細いこんな描写も大好きです。
また開放なのにこのコントラストの出し方はすごいですね。前述のニッコール50mmF2がじつにらしい
へちゃつぶれ玉だったことを考えると、同じスペックでもこうも描写が違うというのは設計思想以前の問題ですね。

高性能で各社粒ぞろいの50mmレンズの中でも、これだけ差がわかるとほんとに嬉しくなります。さすがはズミクロン様!
デジタル時代の今ライカRシリーズはMシリーズよりずっとずっと安く買えますのでねらい目ですよ~(^^)。




 

 
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