オートチノン マルチコーテッド200mmF3.5
チノンというブランドの単焦点はどんなものがあるのか寡聞にして知らないのですが
私にしては珍しく「美品」ということで手に入れました(^^)。
今までチノンのカメラはコンパクトカメラ、しかもシンプルな3枚玉のカメラしか使ったことがなかったのですが
その廉価版ともいえるカメラでも、レンズまわりにしっかりと内面反射処理がほどこされていたり
普段は見えない後ろ玉までしっかりとコーティングしてあったりでチノンの真面目さには感心しきりでした。
ヌケの良さ一本勝負!的な200mmレンズでF3.5とプチ大口径ということで期待が膨らみます。
リコーXR-8スーパー オートチノン マルチコーテッド200mmF3.5
1/250 F8 プロビア100F
晴天の須磨海岸です。レンズ自体は非常に軽量でたぶん3群4枚くらいのレンズ構成かと。
淡路島までくっきりはっきりです。
リコーXR-8スーパー オートチノン マルチコーテッド200mmF3.5
1/250 F8 プロビア100F
せっかくの望遠なので池の鴨さんなども撮ってみます。残念ながらボディのXR-8スーパーが
あまり望遠レンズ向けのグリップ性ではなく、フォーカシングがなかなか追いつきません(^^;)。
描写はなかなか鋭いのですがやっぱりへちゃつぶれ感はありますね。
リコーXR-8スーパー オートチノン マルチコーテッド200mmF3.5
1/500 F5.6 プロビア100F
このレンズはスペック上は開放F値はF3.5なのですが、実際は半段ずつ暗いような気がします。
8ミリカメラのオーソリティのチノンですから設計思想が違うのかもしれませんが。
チノンのKマウントレンズがどれくらい種類があるのかは良く知らないのですが
シャープさ勝負のつくりならで広角レンズも試してみたいですね(^^)。