よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ニコンFE10 マイクロニッコール55mmF2.8

2010-06-29 15:46:46 | マイ カメラ ニコン
 ニコンFE10+マイクロニッコール55mmF2.8


 カメラが趣味なら天下のニコンFマウント機が一台くらいないとな~というわけで
購入したFE10です。

レンズはまたまた○タムラジャンクコーナーで980円だった個体をサルベージです。
絞りに油がまわってたので梅田サービスセンターで清掃してもらいました。
掃除代は部品交換もなかったため5,000円以下でピカピカに\(^O^)/。
さすがニコンのサービスは素晴らしいですね!。

ボディはいわずと知れたコシナOEMで重厚な鏡胴のレンズと
ボディのプラスチッキーな操作感がぜんっぜん合ってません(^^;)。
デザイン的にもちぐはぐしてて純正?の組み合わせにしてはつらいところです。
せめて色がブラックならと思うことしきりです。

ファインダースクリーンをベッサフレックスの明るいのに入れ替えて
ブラックボディにするだけで現行のFM10ももっと売れるんじゃないでしょうか?


マイクロニッコール55mmF2.8 F5.6AE リアラエース

 マイクロレンズですので大好きな雨のあじさいを狙ってみました。
ズイコーやライカと比べると開放よりも絞って撮るほうが仕事をするレンズの
ようです。ボケは二線の傾向もないようでなかなか素晴らしいですね。

私は一眼レフはOMで覚えたのでニコンとペンタックスのレンズはピントリング
をよく逆方向にまわしてしまい、たまに「ガキ」といわせてしまうことがあります。

とあるレンズではピントリングのギザギザが外れたこともありましたが
さすがはニッコールびくともしませんでした(^^)。

ロングセラーなレンズでニコンホームページ『ニッコール千夜一夜』では
2回にわたってエピソードが紹介されています。
のきなみ値上がりしたマニュアルレンズでも比較的安いのはそれだけ需要があるからでしょう。

いつまでも現行レンズであり続けてほしいですね!
て中古買ってちゃいけないなあ(^^;)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンタックス167MT ゾナー100mmF3.5

2010-06-24 21:19:11 | マイ カメラ ヤシカ
 コンタックス167MT+ゾナー100mmF3.5


 気にいっていた137MAの調子が悪くなり急遽入手した167MTです。
じつは昔カメラ屋の店員だったころ『売りたくないカメラ』のひとつでした。
理由はもちろん不良が多かったからです(^^;)。

当時はネットもまだ一般的ではなく、唯一の情報源だったカメラ雑誌もスポンサー様
の悪口(不良情報)など書きません。またコンタックスボディはこの167とRTSⅢ
の二機種しかなかったので振り替えようにもいかんともしようがなっかったのでした。

仕方がないのでお客様にはお渡し前にバッテリーを入れて
「フィルムの入れ方ですけど簡単ですよ~。あとシャッター幕にはぜったい触らない
でくださいね!」などといってテストフィルムをいれて実演していました。
お客さんは「親切な店員さんや!」と思っていたかもしれませんが
実はローディング&リワインドがうまくいくかテストをしていたんです(^^)ヾ。

このころは京セラもコンタックスを続けるのを迷っていたような感じでしたが、
STが出たときは嬉しかったですね!(劇的に不良は減りました)
お客さんにはマウントを見せて「ほら、167なんか4点でしかとめてないのに
STは6点どめ。ぜんぜんちがいます」と説明してSTを買ってもらってました。

別にネジが増えたからどうてわけでもないのですが(OMなんか3点止めですし)
売るほうも買うほうも安心安心♪。


ゾナー100mmF3.5 開放 1/1000 トレビ100C

 シャッタースピードやモードを変えるのはヘコヘコした切り替えレバー式なので
とっさの操作がなかなかうまくいきません。私の写真の師匠の友人に言わせると
工業製品というのはひとつ部品を減らすと劇的にコストが減少するんだそうです。

本当はプログラムでカメラにまかせてパシャパシャ切ればいいんですが私のレンズ
はふるいAEタイプなので露出補正しか手がなくなります。世界初装備のABC機構
オートブラケットをガシガシ使うのが正しいのでしょうか(TT)。

やっぱりここはツァイスレンズを生かすための暗箱とわりきりましょう。
ボディのイライラを吹き飛ばすかのようなまっかっかのバラをごらんください。
ゾナーの名に恥じぬ立体感とボケは素晴らしいです。
見た目はこんなに赤くなかったような気もしますが・・
『写真』なので良しとしましょう(^^)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 ローライ35AFM

2010-06-18 11:00:45 | マイ カメラ ローライ
 ローライ35AFM


 ローライ病が高じて・・てええかげんにせんとまずいですね(^^;)。
AFM35というマシンです。どっから見てもフジのクラッセですが
自分はクラッセもフジも大好きなのでかえって嬉しいです。

クラッセは今も現行機であり続けているのですがフジを応援しなきゃいけないのに
ローライのロゴに負けて中古を買ってしまいました。

当時はやっていた高画質コンパクトカメラシリーズの中では少し大ぶりのボディ
ですがなかなかホールディングが良くて軽快です。

レンズは誇らしげにS-Apogonと銘があり、コーティングもHFTらしい・・です。
レンズにも底面にも Rollei Germanyとひつこくうたわれているのが
ほほえましいですね。初期型クラッセベースなのでF値が2.6でちょっとだけ明るい
のですが実用差はないですね(^^)。


S-Apogon 38mmF2.6 プログラム センチュリア100

レンズはガラスモールド非球面を使用したテッサータイプだそうです。
あいかわらずの安物ネガフィルムですが安定した写りです。
新しいだけあって「押すだけで高画質」が可能なのが嬉しいところです。

ローライは最近また会社が変わって前に社長だった人が再任しています。
記念モデルでローライ35クラシックを再販してますがなんとレンズはゾナーではなくて
S-Apogonなんですね(^^)。

実売が60万円超ということで泣く泣くこのAFM35で妥協したのでした。
わが力及ばずでしたがローライにはぜひがんばってカメラ事業を継続して
欲しいと思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリモフレックス オートマットL

2010-06-11 18:29:54 | マイ カメラ トプコン
 プリモフレックス オートマットL


 トーコーのエンブレムも誇らしげなトプコンの二眼レフ プリモフレックスです。
コレクションとしては比較的早くにゲトした機体です。この手のブローニーカメラは
宿命的にカットの隙間がなくなったり重なってしまう「コマかぶり」が発生するもの
があるそうですが、わがオートマットもどうしてもひとコマだけ重なる症状が
出て稼働率が悪くなっていました。

一度修理屋さんに持参したことがあるのですが、「あ~、トプコンでしょ?だめだめ。
古いカメラやからしかたないよ。」とけんもほろろで触ってももらえませんでした。
(そのお店には以前ミノルタオートコードの修理を依頼したことがあり、そのときは
ニコニコで受付してもらったうえにスクリーンやシャッターまわりまで喜んで
修理していただいたのですが・・・(TT)。)

結局有名な修理屋さんのYCSさんにお願いして整備してもらいました。
いつも丁寧な作業をしていただいてほんと助かっています(^^)。

ブローニーフィルムはパフォレーションがないので巻き取りの厚みと移動量の検知が
大変なんですよね。ゆっくり確実に巻き上げるよう心がけてます。

 このカメラは二眼レフのわりには接写ができて2.2フィート(65cmぐらい)
まで寄れます。焦点板も明るくてファインダースクリーンの視野内に
「TOKOBRITE」と彫ってあります。気になるような大きい文字では
ないんですが露出表示でもないただの文字をわざわざほりこむとは・・(^^;)
やっぱりトプコンて変わってますね~。


 トプコール7.5cmF3.5 開放 1/25 ベルビア50

鮮鋭で評判の高いトプコールなのであえて開放絞りでのボケ味を検証です。
被写体は兵庫県朝来市に保存されている「一円電車」の機関車の後ろライトのアップです。
なかなか趣きのあるかわいいトロッコ鉄道だったようですので興味のある方は
ぜひ一度訪れてみてくださいね。

さてトプコールの開放での描写もなかなかです♪。
当時の定番3群4枚のテッサータイプだそうですが、開放からばっちしです。
テッサータイプは線が太めの玉が多いですがこのトプコールは非常に繊細で好印象です。
ボケも大口径ガウスみたいな柔らかい感じで良いですね。

最近デジタル一眼で「背景をぼかして・・・」て宣伝している会社がありますけど
あの小さい撮像素子と20mmやそこらのレンズで背景をぼかすのは
真冬に冷やし中華を出されるような強引さを感じます。
せっかくデジタル一眼レフでフルサイズ機も大口径レンズもラインナップ
しているのになんでわざわざ無理するんでしょう?。

おじさんみたいに中判カメラを使えば背景をぼかすのなんかかんたんですよ~(^^)。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする