今日Yahoo!ニュースに上がっていた週刊SPA!の記事で、
「年収600万円以上でもバイトしないと生きていけない!破綻している家計の実態」
というのがあり、興味深く見させていただいた。
以下、要約。
【モデル】
コンサルタント業男性、48歳。
40歳の時、35年ローンで5,000万円のマイホームを購入。高い買い物だったが、買った当初は払える見込みだった。
しかしある時に収入がガクンと下がり、家計を圧迫。
子どもの成績が芳しくなく、私学に入れたり家庭教師を雇っている。
妻が病弱で働けず、自分が副業で稼いで埋めている。
【毎月の家計の収支内訳】
収入 本業の手取り収入 53万円
支出 68万円
住宅ローン・管理費 20万円
駐車場代 1万円
学費・家庭教師代 20万円
水道光熱費・通信費・雑費 12万円
生命保険、自動車保険、車の維持費、子供への小遣い等 10万円
小遣い(交通費含む) 5万円
副業収入 15万円
月々の収支 ±0円
【自称・家計診断士ほしちゃんのアドバイス】
自営のためボーナスはナシ、53×12=年収約636万円で想定。
①住居費は、収入の1/4までに抑えるべき!そのために断捨離。→7万円圧縮
この人の場合、明らかに月収80万円の暮らしだ。今53万円しかないのなら、53×1/4=月額13万円前後(管理費・共益費込み)でローンもしくは家賃が済む家に住むのが限界ではないか。
そのためには立地・部屋数・広さ・築年数などどこか妥協せねばならない。そのためには、断捨離しかない。
机上の計算だが、例えば家賃10万円の人は家の中の何割かはムダなモノである。つまりムダなモノに、毎月何万円と払っている事になる。
そこで断捨離し、8万円の部屋に住めたらその人は毎月2万円浮く。言ってみれば、毎月2万円の服が買えるのだ。
また今住んでいる物件の、35年ローンの金利は何%なのか。
今はどこでも「借り換えキャンペーン」をやっている。私も6年ほど前に借り換えを実施し、毎月3万円近く浮かせ今も継続中だ。
銀行は、新規顧客を獲得するためにはエサをまくのだが、今借りている客には「いつまでも今の高い金利で借り続けておいてほしい」と願う人種なのだ。それが証拠に、今ローンを組んでいる顧客には絶対に借り換えなどのおトクなプランの案内をしない。
このモデルの場合、毎月20万円の支払いでそこそこの金利で借りているのであれば、借り換えでかなり浮く事も想定される。
②学費・家庭教師代をかけすぎ!→最低3万円圧縮
月20万、という事は年間240万。子どもが何歳か書いていないのだが、年間学費100万円の私学に2人、残る1人には月謝3万円の家庭教師を雇っている計算になる。
いくら何でもコレは無理だろう。私学に2人なんて、年収1000万でも苦しいのではないか。
よその教育方針に口を出すつもりはないが、習い事を見直すなどして圧縮すべきである。
③水道光熱費・通信費の見直し→3万円圧縮
我が家の場合、電気代は夏がピークで2万。ガスは冬がピークでやはり2万。しかしピークが続くわけでもないので、電話や水道、プロバイダなどを入れても毎月平均5万円ぐらいでやれないだろうか。
バカにならないのが携帯代で、我が家も4人ともスマホで困っている。格安スマホに乗り換える、子どもらはガラケーのままなどして圧縮すべきだ。
④生命保険、自動車保険、車の維持費の見直し→最低5万円は圧縮
まず生命保険は、掛け捨てで充分。例えば全労済なら総合保険と医療保険を足しても@3,400円。5人入っても、2万円でお釣りが来る。
自動車保険も、ネットで申し込めば私の場合年間2万円少々で済む。
クルマは趣味なのかもしれないが、家計には優先順位というものがある。子どもにカネがかかるうちは、クルマにカネはかけられない。
私も、下の息子が大学を卒業するまでは今のクルマで頑張ってもらうつもりだ。
以上で、毎月18万円の圧縮が可能だ。いくらバイトで稼いでも、一家の大黒柱が倒れたら元も子もない。
そのうえで最低限貯蓄もし、子どもが小さいうちにはレジャーも楽しむべきである。
…というか、根本的な事だがこのモデルは自営。経費として認められるものもあるはずだ。
恐ろしいのは、貯蓄が0である事と食費を一切書いていない事だ。親子5人なら毎月10万円ほどかかるのではないか?もっとも、それを書き漏らしている時点でこの記事がツクリである匂いもするのだが…
「年収600万円以上でもバイトしないと生きていけない!破綻している家計の実態」
というのがあり、興味深く見させていただいた。
以下、要約。
【モデル】
コンサルタント業男性、48歳。
40歳の時、35年ローンで5,000万円のマイホームを購入。高い買い物だったが、買った当初は払える見込みだった。
しかしある時に収入がガクンと下がり、家計を圧迫。
子どもの成績が芳しくなく、私学に入れたり家庭教師を雇っている。
妻が病弱で働けず、自分が副業で稼いで埋めている。
【毎月の家計の収支内訳】
収入 本業の手取り収入 53万円
支出 68万円
住宅ローン・管理費 20万円
駐車場代 1万円
学費・家庭教師代 20万円
水道光熱費・通信費・雑費 12万円
生命保険、自動車保険、車の維持費、子供への小遣い等 10万円
小遣い(交通費含む) 5万円
副業収入 15万円
月々の収支 ±0円
【自称・家計診断士ほしちゃんのアドバイス】
自営のためボーナスはナシ、53×12=年収約636万円で想定。
①住居費は、収入の1/4までに抑えるべき!そのために断捨離。→7万円圧縮
この人の場合、明らかに月収80万円の暮らしだ。今53万円しかないのなら、53×1/4=月額13万円前後(管理費・共益費込み)でローンもしくは家賃が済む家に住むのが限界ではないか。
そのためには立地・部屋数・広さ・築年数などどこか妥協せねばならない。そのためには、断捨離しかない。
机上の計算だが、例えば家賃10万円の人は家の中の何割かはムダなモノである。つまりムダなモノに、毎月何万円と払っている事になる。
そこで断捨離し、8万円の部屋に住めたらその人は毎月2万円浮く。言ってみれば、毎月2万円の服が買えるのだ。
また今住んでいる物件の、35年ローンの金利は何%なのか。
今はどこでも「借り換えキャンペーン」をやっている。私も6年ほど前に借り換えを実施し、毎月3万円近く浮かせ今も継続中だ。
銀行は、新規顧客を獲得するためにはエサをまくのだが、今借りている客には「いつまでも今の高い金利で借り続けておいてほしい」と願う人種なのだ。それが証拠に、今ローンを組んでいる顧客には絶対に借り換えなどのおトクなプランの案内をしない。
このモデルの場合、毎月20万円の支払いでそこそこの金利で借りているのであれば、借り換えでかなり浮く事も想定される。
②学費・家庭教師代をかけすぎ!→最低3万円圧縮
月20万、という事は年間240万。子どもが何歳か書いていないのだが、年間学費100万円の私学に2人、残る1人には月謝3万円の家庭教師を雇っている計算になる。
いくら何でもコレは無理だろう。私学に2人なんて、年収1000万でも苦しいのではないか。
よその教育方針に口を出すつもりはないが、習い事を見直すなどして圧縮すべきである。
③水道光熱費・通信費の見直し→3万円圧縮
我が家の場合、電気代は夏がピークで2万。ガスは冬がピークでやはり2万。しかしピークが続くわけでもないので、電話や水道、プロバイダなどを入れても毎月平均5万円ぐらいでやれないだろうか。
バカにならないのが携帯代で、我が家も4人ともスマホで困っている。格安スマホに乗り換える、子どもらはガラケーのままなどして圧縮すべきだ。
④生命保険、自動車保険、車の維持費の見直し→最低5万円は圧縮
まず生命保険は、掛け捨てで充分。例えば全労済なら総合保険と医療保険を足しても@3,400円。5人入っても、2万円でお釣りが来る。
自動車保険も、ネットで申し込めば私の場合年間2万円少々で済む。
クルマは趣味なのかもしれないが、家計には優先順位というものがある。子どもにカネがかかるうちは、クルマにカネはかけられない。
私も、下の息子が大学を卒業するまでは今のクルマで頑張ってもらうつもりだ。
以上で、毎月18万円の圧縮が可能だ。いくらバイトで稼いでも、一家の大黒柱が倒れたら元も子もない。
そのうえで最低限貯蓄もし、子どもが小さいうちにはレジャーも楽しむべきである。
…というか、根本的な事だがこのモデルは自営。経費として認められるものもあるはずだ。
恐ろしいのは、貯蓄が0である事と食費を一切書いていない事だ。親子5人なら毎月10万円ほどかかるのではないか?もっとも、それを書き漏らしている時点でこの記事がツクリである匂いもするのだが…