ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

京町家で味わうWスープ、「和醸良麺 すがり」。

2015-10-30 21:47:54 | うまいもん
週末なので、ユルくラーメンネタでも(苦笑)。

京都・四条烏丸近くにある「和醸良麺 すがり」。

「食べログ」で3.6近くを叩き出している人気店。京町家を改装した造りで、レトロモダンでシャレオツな感じだ。

低いくぐり戸を抜けると、こんな土間を抜けていく。

上賀茂で過ごした子どもの頃、農家の友達の家に行くとたいがいこんな造りだった。懐かしいではないか。
その奥に、タッチパネル式の券売機がある。

こんなレトロな店で、券売機か…

この店は圧倒的につけ麺だ。それもそのはず、ここはつけ麺専門店「二条高倉」の系列なのだ。
しかしながら私は、つけ麺があまり好きではない。昔からの店はともかく、ここ5~10年ほどの間に出来た店はどこも判で押したように豚骨と魚介のWスープで飽きているうえ、麺のコシ勝負なので食べていて疲れる。ある体調の悪い時につけ麺を食べ、全部吐いてしまったのがトラウマにもなっているのだ。

そんなワケで、敢えて「豚そば」を注文。
こちらがその「豚そば」大盛り、820円。

えっ、コレだけ?ホンマに大盛り?と言いたくなるくらいの小ささ。麺が太めなぶん、余計にそう思える。
箸で上げてみる。

柚子が練り込まれた、こだわりの麺だ。

スープは見た目通り濃厚で、まさしく豚骨と魚介のWスープだ。しかもかなり魚介が効いており、舌の先がリンとする。
麺もものすごくコシがあり、食べでがある。さらにコシを味わいたければ、一度水でシメたつけ麺にするのであろう。
焼き豚も軽くあぶって脂を立ててあり、見た目以上に柔らかくウマい。

…しかし、大盛りとはいえほんの何口かで食べ終えてしまったほどしかなく、満足感という意味では残念だ。ウマいだけに余計にそう思う。
正直、リピートするかどうか…